用語辞典
- かたなかじのいちぞく 【 刀鍛冶の一族 】
-
聖剣を守り、組織と剣士を支え続けてきた一族。
1000年前、タッセルによって光剛剣最光と闇黒剣月闇が生み出された後、人の手による最初の聖剣・火炎剣烈火を鍛え上げた歴史ある刀鍛冶の一族であり、大秦寺哲雄はその末裔にあたる。
「人が鍛えし始まりの聖剣に火をともさんとするもの現れし時、星を結びて力を束ね、物語を終焉へと導く聖剣が生まれる」という言い伝えを信じ、火炎剣烈火の力を引き出す者が現れるのを待ち続けていた。
現代において火炎剣烈火を手にした神山飛羽真は、戦いの中でその真の力を引き出し、仮面ライダーデュランダルの力を裸眼で見極めるなどの特異な力も発現させながら、ついに伝説の聖剣・刃王剣十聖刃を手にするのだった。
- かめんらいだー 【 仮面ライダー(仮面ライダーセイバー) 】
-
聖剣を授かった神山飛羽真やソードオブロゴスの剣士たちの呼称。
聖剣とワンダーライドブックを用いて変身し、襲い来るメギドたちと戦い続けてきたのが仮面ライダーと呼ばれる剣士たちであった。
仮面ライダーソロモンと仮面ライダーストリウスのように、聖剣を持たずに強大な力を内包したワンダーライドブックを用いて変身する者たちも仮面ライダーの名を冠していた。
- きゅうせいしゅのし 【 救世主の死 】
-
ストリウスが思い描いていた物語の、最終章の題名。
それは、未来を救うために何度も立ち上がる英雄・神山飛羽真と、彼を信じて戦う剣士たちが、希望を打ち砕かれて絶望の中で息絶えるという残酷な結末。
それがストリウスの言う「美しい終焉」であったが、飛羽真と人々の想いによって世界は救われ、物語がそこで終わることはなかった。
- きょだいなるしゅうまつのしょ 【 巨大なる終末の書 】
-
マスターロゴス(イザク)が、世界各国の都市上空に顕現させた巨大な本。
開かれると共に都市を吸い上げ、各地を消滅させることで、やがては世界全体を崩壊させてしまう。
また、使用者の姿を投影し、現地の人々に語り掛けることもできる。
その後、伝説の聖剣・刃王剣十聖刃を手にした神山飛羽真=仮面ライダークロスセイバーによって『巨大なる終末の書』はすべて破壊され、消滅した街も刃王剣十聖刃の「創造する力」によって元通りになった。
- きんしょ 【 禁書 】
-
人々を脅かす力を秘めた危険な本。
『破滅の書』や『悲哀の魂が宿る本(後のプリミティブドラゴンワンダーライドブック)』などがこれに該当し、禁書の多くはサウザンベースの禁書庫で厳重に保管されていた。
また、さらに危険なS級の禁書が存在し、それらはアガスティアベースに保管されていた。
- きんしょこ 【 禁書庫 】
-
危険な本の力を封印している特別な部屋。
サウザンベースの内部に存在し、マスターロゴスしか入れないようになっている。
バハトを封印した『破滅の書』や、『悲哀の魂が宿る本(後のプリミティブドラゴンワンダーライドブック)』も、禁書として厳重に保管されていた。
- きんだんのじゅつ 【 禁断の術 】
-
レジエルが自身を強化するために用いた、後戻りできない危険な術。
レジエル(EX)のアルターライドブックに新たなページを書き加えることで力を極限まで高めるというもので、この禁断の術を経て、レジエルはレジエル・フォビドゥンへのパワーアップに成功した。
- けんしたちのだいがわり 【 剣士たちの代替わり 】
-
各聖剣に選ばれし剣士たちが何らかの理由により戦えなくなった場合、聖剣は次なる使い手を選び出す。
15年前に仮面ライダーカリバー(富加宮隼人)が引き起こした事件により、ノーザンベース所属の剣士は以下のように移り変わっていった。
【17年前】
上條大地、富加宮隼人、長嶺謙信、新閃恭一郎、鏡天祢、尾上亮、大秦寺哲雄の7名の剣士たちがマスターロゴス(イザク)に謁見。
この時、大秦寺は新たな剣士としてソフィアからマスターロゴス(イザク)に紹介された。
【15年前】
富加宮隼人が『全知全能の書』を求めて儀式を強行。彼を斬り伏せた上條大地は組織を離れ、行方不明となった。
長嶺謙信はズオスに、新閃恭一郎と鏡天祢はデザストに命を奪われ、3名の剣士が帰らぬ人となった。
大秦寺哲雄は音銃剣錫音を損傷。修復には15年を要し、現在に至るまで変身することができない状態となった。
こうしてノーザンベースにおける変身可能な剣士は尾上亮ただ一人となった。
【現在(N.E.2020)】
尾上亮、大秦寺哲雄、新堂倫太郎、富加宮賢人、緋道蓮の5名の剣士たちがマスターロゴス(イザク)に謁見。
この時、倫太郎、賢人、蓮の3人は、新たな剣士としてソフィアからマスターロゴス(イザク)に紹介された。