用語辞典
- あさひむら 【 旭村 】
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茨城県にかつて存在していた村で、2005年に鉾田町、大洋村と合併して鉾田市となっている。
ドロタボウの童子と姫の出現が確認され、ヒビキとトドロキが退治にやってきた。[#23]
- あしおさん 【 足尾山 】
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茨城県の石岡市と桜川市の境に位置する山。
ここに出現したヤマアラシと交戦するサバキが苦戦を強いられ、ザンキと戸田山登巳蔵(トドロキ)が救援にやってきた。[#15]
- いまいるばしょをたいせつにしないとつぎにすすめない 【 今いる場所を大切にしないと次に進めない 】
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鬼の修行に専念するために高校を退学しようとする桐矢京介に、ヒビキが投げかけた言葉。
先のことばかりを見ていて、学生としての本分まで疎かにしてはいけないという優しさが込められている。[#46]
- いまのじぶんをこえていくことがだいじなんじゃないか 【 今の自分を超えていくことが大事なんじゃないか 】
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父親を乗り越えたいという思いが強い桐矢京介に対して、ヒビキが投げかけた言葉。
父親の前に、まずは自分自身を成長させていくべきだという意味が込められている。[#43]
- いんたい 【 引退 】
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自身がついている身分や地位から退く、またはその環境から離れること。
長年の戦いでダメージが蓄積したザンキは、日光のバケガニとの戦いで思うように動けなかったことで、引退を考えていることを明かす。[#15]
- うちのとだやまはかわいいかわいいかわいい 【 うちの戸田山はかわいい、かわいい、かわいい…… 】
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ヒビキの口から語られた、トドロキに対するザンキの評価。
忘年会の3次会になると、酔っ払ったザンキがこのように話しているとのこと。[#27]
- うんどうおんち 【 運動音痴 】
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身体能力を使った運動を苦手とする人のこと。
勉強や将棋、画力などさまざまな分野で飛び抜けた才能を見せていた桐矢京介だったが、四谷のカシャと遭遇した際に段差から上手く着地できず、実は運動音痴だということが判明した。[#30]
- おくくじ 【 奥久慈 】
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茨城県北部にある、久慈川上流域の地名。
イッタンモメンがこの地域に出現したため、イブキと天美あきらがキャンプを行って偵察していた。[#8]
- おくたま 【 奥多摩 】
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東京都西多摩郡に属する町。
大部分を山林が占めているのが特徴で、平均気温は都心を大きく下回っている。
この地域に出現したヤマビコを退治するため、ヒビキと立花香須実がやってきた。[#3]
- おとこはちちおやをこえることでつよくなるもんだろ 【 男は父親を超えることで強くなるもんだろ 】
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桐矢京介は幼い頃に亡くした父親を英雄視しており、それを永遠に超えられないことが深い心の傷となっている。
父親が生きているのに会おうともしない安達明日夢に苛立ち、自分の正直な思いを打ち明けた。[#31]
- おに 【 鬼 】
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『仮面ライダー響鬼』における仮面ライダーの総称。
人を襲い喰らう怪物、魔化魍(まかもう)と戦う組織「猛士(たけし)」に所属する音撃戦士たちが変身した戦闘形態。
厳しい修行で極限まで心身を鍛えた果てに、変身能力を得ており、各変身アイテムから特殊な音波を放つことで、鬼への変身を果たすことができる。
正式に鬼に変身可能になった音撃戦士は、本名ではなく鬼としてのコードネームで呼ばれるようになる。
一人前となった鬼や引退した鬼は弟子を取り後進を育て、弟子が師匠のコードネームを受け継ぐことが慣例となっている。
鬼は魔化魍との戦いで楽器を模した音撃武器を使用。音撃武器は大きく分けて「太鼓」「管」「弦」の3カテゴリーに分かれており、魔化魍の種族ごとに有効な音撃武器の種類も異なる。
また鬼に変身すると心身ともに激しく消耗するため、得意な魔化魍に万全な状態で立ち向かえるよう、シフト制でローテーションが組まれている。
猛士の全国各支部に数多くの鬼が在籍しており、仮面ライダー響鬼(ヒビキ)をはじめとする関東支部に所属している11人の鬼たちは「関東十一鬼(かんとうじゅういっき)」と呼ばれる。
かつて、鬼たちは異形のものとして人々に忌み嫌われていたが、戦国時代に起こった魔化魍集団「血狂魔党(ちぐるまとう)」との戦いを通じて理解を得、人々から自発的に鬼をサポートする組織である猛士が結成されたとされている。
- おにつかじんじゃ 【 鬼塚神社 】
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巴川駅の近くにある古い神社。
その奥にある古い森に籠もって、ヒビキは修行を行っていた。[#7]
- おにであるってことはおにであっちゃいけないってことかな 【 鬼であるってことは鬼であっちゃいけないってことかな 】
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安達明日夢から「鬼であることは何か?」と問われたヒビキの回答。
「猛士(たけし)」の鬼として戦うために、心まで鬼になってはいけないという意味があると思われる。[#36]
- おにというのはひとつのいきかただ 【 鬼というのはひとつの生き方だ 】
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トドロキを励ますために、ザンキが投げかけた言葉。
鬼になることは鬼に変身できるということではなく、自分に勝つという強い心を持ち続ける生き方だという思いが込められている。[#43]
- おにばらい 【 鬼祓い 】
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鬼の力を悪用した者を倒すこと。
鬼の道を外れたシュキを倒すことは、宗家の生まれであるイブキの使命であると語られた。[#37]
- おれはおれりゅうでやっているだけなんです 【 俺は俺流でやっているだけなんです 】
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自分の戦い方に自信を持てないトドロキが、ザンキに向けて漏らした言葉。
ザンキはトドロキのことを決して否定はせず、大洗のアミキリをトドロキが撃破したあとには、しっかりと彼の努力を認めていた。[#20]
- おれをまねるなじぶんりゅうでいけ 【 俺を真似るな自分流でいけ! 】
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自身の戦闘スタイルを模倣しようとする戸田山登巳蔵(トドロキ)に対して、ザンキが放った忠告。
この言葉を受けた戸田山は、音撃弦・烈雷(おんげきげん・れつらい)の扱い方を修正。仮面ライダー斬鬼(ザンキ)の戦闘スタイルを真似ず、独自のスタイルで戦うようになった。[#16]
- おろちげんしょう 【 オロチ現象 】
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魔化魍が本来の発生時期や場所などに関係なく、大量に異常発生する現象のこと。
オロチ現象で発生した魔化魍は洋館の男女の支配下になく、すべてを破壊し尽くそうと本能のままに動く。
「猛士(たけし)」の古文書には「コダマの森現われたる後、オロチ来たれり」と記されており、コダマの森が発生すると続いてオロチ現象が起きるとされている。[#40]
- おろなみんしー 【 オロナミンC(仮面ライダー響鬼) 】
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大塚製薬から販売されている、各種ビタミンの入った炭酸栄養ドリンク。
ヒビキが飲んでいたが、立花日菜佳から「安達明日夢が弟子にふさわしいのでは」という旨のセリフを言われ、思わず噴き出してしまった。[#14]
引退を決意したザンキが、その理由を問いただそうとする戸田山登巳蔵(トドロキ)に奢っていた[#16]
- おんげき 【 音撃 】
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音撃棒・烈火(おんげきぼう・れっか)や音撃管・烈風(おんげきかん・れっぷう)から、人を襲い喰らう怪物、魔化魍(まかもう)に効果のある清めの音を放ち攻撃すること。
清めの音は、各音撃武器にセットされている霊石「鬼石」から放たれる。
基本は「音波」であるため、波長を合わせて重ねることで、威力が増幅される。
- おんげきぶき 【 音撃武器 】
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人を襲い喰らう怪物、魔化魍(まかもう)と戦う組織「猛士(たけし)」に所属する鬼たちが使用する武器の総称で、魔化魍を鎮める清めの音を放つ「音撃」という攻撃が可能。
総じて楽器を模しており、大きく分けると「太鼓」「管」「弦」の3カテゴリーに分かれている。
対応する魔化魍の種類に応じて有効な音撃武器も違っており、簡単に例を挙げるなら、運動能力の高いアグレッシブな個体に対しては接近戦用の「太鼓」、空を飛ぶ個体に対しては銃撃武器である「管」、外皮の硬い個体に対しては斬撃武器の「弦」という感じで対応する。
鬼たちは修行の中でそのすべてに触れつつも、やがてはひとつを選んで専門とするが、なかにはすべてを得意とするオールマイティーな鬼も存在する。