用語辞典
- あおすみぬま 【 青澄沼 】
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板橋区の北のほうにありヘラブナがよく釣れたが、写真が撮られる10年ほど前に埋め立てられていた。
アンノウンの手にかかる前日の佐伯信彦を収めた写真に写っていたに沼。
- あかつきごう 【 あかつき号 】
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東瀬戸フェリーが運航するフェリーで、約1年前に起きた海難事故「あかつき号事件」の舞台となった船。事件当時の船長は高島雅英。
約1年前、13時発高松行の便として出港し、津上翔一(沢木哲也)、葦原和雄、三浦智子、篠原佐恵子、榊亜紀、相良克彦、橘純、関谷真澄、木野薫、真島浩二の10名の乗客を乗せていた。その後、晴天だったにもかかわらず、不可解な海難事故に巻き込まれてしまった。
- あかつきごうじけんのえいゆう 【 あかつき号事件の英雄 】
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氷川誠を讃える呼び名。
瀬戸内海を航行するフェリー、あかつき号が不可解な海難事故に遭遇した際、たまたま近くを巡回中だった当時巡査の氷川が漁船の協力を得てあかつき号に乗り込み、乗員を救出している。
氷川はこの一件がきっかけとなり、未確認生命体対策班に配属されることになる。
- あぎと 【 アギト 】
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太古の時代、闇の力に敗れた光の力が、無限の可能性をもつ人類にたくした力。
アギトの力に覚醒した者は、闇の力に対抗できるほどの力を手に入れるが、発現した力に苦しむ者も少なくなかった。なお、アギトに覚醒する可能性がある人間は、超能力という形で力の一端が表われる。
- あぎとになるべきにんげん 【 アギトになるべき人間 】
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水のエルが発した言葉。
氷川誠に対して、「アギトでもなく、アギトになるべき人間でもない」と言い放っている。
- あぎとのかい 【 アギトの会 】
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ほかにもアギトになる人間が何人かいると知った津上翔一(沢木哲也)が、そのアギトたちを集めて作ろうとしたグループ。
週一ペースで集まり、翔一の料理などを食べてもらう、といったほのぼのとした会合を彼は考えていた。アギトではない氷川誠は補欠扱いだった。
- あぎとほかくさくせん 【 アギト捕獲作戦 】
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北條透が中心になって行われた、仮面ライダーアギトを捕獲するための作戦。2回行われた。
1度目は機動隊の精鋭を集め、特殊ガス弾を使ってアギトを弱らせて捕まえる作戦を実行しようとした。しかし、アンノウンと戦ったのは仮面ライダーギルスで北條もとまどうが作戦は決行。ギルスは倒れたかに見えたがすぐに目覚め、隊員達を振り払って逃げた。[#16][#17]
2度目は北條がアギトの正体が人間であるということをつかんだことで計画される。変身を解いた津上翔一(沢木哲也)を多数の警察官で取り囲み、翔一を連行。しかし、小沢澄子が彼を脱出させて協力をあおぎ、また警察上層部にも掛け合ったことから翔一が拘束されることはなかった。
- あきのへやのかぎ 【 亜紀の部屋の鍵 】
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榊亜紀が暮らしていた部屋の鍵。
封書でこの鍵を受け取った津上翔一(沢木哲也)は、部屋で待っていてほしいという亜紀からのメッセージだと考え、美杉家を後にした。
しかし、結局亜紀が部屋に現れることはなく、重傷を負った葦原涼を匿うことになった。
- あしだきはらこんごうじ 【 芦田、木原、金剛寺 】
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津上翔一(沢木哲也)が葦原涼の名前を思い出そうとした際に、間違えて挙げた名前。
なお金剛寺という間違え方は、以前に氷川誠に対してもしたことがあった。[#5]
- あじのむにえるおりーぶそーす 【 鯵のムニエル オリーブソース 】
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岡村可奈が開店前のレストランで練習していた料理。
店をクビになった可奈が、津上翔一(沢木哲也)の協力を得てこの料理に再挑戦し、その味見をした岡本に許され、店に再び戻ることができた。[#48、49]
- あんのうん 【 アンノウン 】
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確認生命体よりも強力で、不可能犯罪を起こしてさまざまな事件を引き起こしていた存在に対し、警察上層部が名づけた名称。基本的に生物をモチーフとしたような姿をしており、人智を越えた能力を使いこなす。アギトの力に覚醒する可能性をもった人間と、その血縁者を根絶やしにしようとする。
まだ解明されていない、未知の存在や事柄のこと。
- いーえすぴーくいず 【 ESPクイズ 】
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携帯電話に送られてくるクイズのメール。伏せられたカードから指示されたカードを当てるなど直感を試す内容になっている。
深海理沙が超能力者を探すため国民にランダムで送りつけていたもので、クイズに全問正解すると知らず知らずのうちに超能力を発揮し、アンノウンを引き寄せてしまう危険があった[#劇場版]。
- いちご 【 イチゴ 】
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日本でも広く栽培されている赤く甘酸っぱい果物。ビタミンCが豊富。
津上翔一(沢木哲也)のお見舞いの品として、氷川誠が持ってきた果物。
翔一の要望で牛乳と砂糖をかけるが、起き上がろうとした際にこぼしてしまい食べることはできなかった。
- いまがうそになるかもしれない 【 今が嘘になるかもしれない 】
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浅野一輝が葦原涼に向けてこぼした言葉。
両親を失ったという現実から目を背けたい、という気持ちを表している。
- いまはうそになんてならない 【 今は嘘になんかならない 】
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葦原涼が浅野一輝に向けて放った言葉。
どんなに逃げても現実は変わらない、という厳しさを伝えようとしている。
- いやなやつ 【 嫌な奴 】
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言動などが鼻につき、気分を害する相手。
小沢澄子は何かとつっかかってくる北條透と反りが合わず、感情的になることも少なくなかった。北條が策謀を巡らせて自分が仮面ライダーG3の装着員になったとき、氷川誠に慇懃無礼な態度をとったときも、感情を爆発させている。[#08]
- いるべきばしょ 【 いるべき場所 】
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記憶喪失の津上翔一(沢木哲也)は、落ち込む自分を思いやって行動する風谷真魚達を見て、自分の居るべき、いると幸せな場所はここ(美杉家)だと思い、守りたいと決意を新たにする。一方で、真魚も自分の居場所が分からず悩み苦しんでいた。
その人にとってふさわしい、存在すべき居場所や立ち位置。
- えーあいせいぎょちっぷ 【 AI制御チップ 】
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仮面ライダーG3-XのAIレベルを制御するためのチップ。
本来はG3-Xの競合相手であるV-1システム開発者の高村光介によって開発され、小沢澄子へと託された。
- えーあいれべる 【 AIレベル 】
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仮面ライダーG3-Xに搭載されている人工知能の性能を示すバロメーター。
このレベルが高すぎたために、G3-Xの暴走が引き起こされてしまった。
- えいがかん 【 映画館 】
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客から料金を頂き映画を上映する施設。
アギトの力を失った真島浩二が、木野薫を呼び出した場所。
スクリーンに映っているのは1958年公開・東映のアニメ映画『白蛇伝』。[#39]
- おーじゅうごさんじゅうえっくす 【 0-15-30-X 】
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高木勇が書き残した謎のメモ。
氷川誠がテニスのスコアに関わると気付き、高木が経営するバーのメニュー番号を示していることを的中させた。
- おーぱーつ 【 オーパーツ(研究所) 】
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その時代の文明では考えられない技術が使われた加工品。
沖縄県与那国島に謎の物体が流れ着き、警視庁・未確認生命体対策班のオーパーツ研究局に運び込まれる。この物体には闇の力の遺伝子情報が入っており、三雲咲子らがオーパーツの研究を進めたことで謎の青年(闇の力)が復活することになった。
- おちゃとようかん 【 お茶と羊羹 】
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茶葉を原料にした日本伝統の飲料と、あんを主原料に寒天と混ぜたり蒸したりして固めた和菓子。
美杉家を訪ねた氷川誠へのお茶出しとして津上翔一(沢木哲也)が用意するが、アンノウンの気配を察知して飛び出したため、振る舞われることはなかった。[#07]
また、羊羹は国枝東の好物でもある。[#TVSP]
- おとなのはしり 【 大人の走り 】
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葦原涼が、水原リサに教えようとしたもの。
涼はリサのバイクを見て、自暴自棄な走りをしているガキだと言ったものの、そんな彼女が昔の自分に似た境遇だったことを知り、一緒にツーリングして大人の走りを教えると約束した。[#48、49]
- おべんとう 【 お弁当 】
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外出の際に携帯する食べ物。それを収める弁当箱もバラエティ豊かに揃っている。
風谷真魚が友人たちと海に出かける際に、津上翔一(沢木哲也)が作ろうと約束したお弁当のこと。
すごいお弁当を作ると豪語していたが、トリニティフォーム使用後に取り戻したはずの記憶を失ったことで、約束すらも忘れてしまった。
- おまじない 【 おまじない 】
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祈りや呪文などで神秘的な存在の力を借り、災いから逃れたり、逆に与えたりすること。
加原紗綾香は父親から、指の付け根の部分を「痛くない」と念じながら指で押すという、痛みをやわらげるおまじないを教わっていて、自らも本木レイに行った[#劇場版]。