DICTIONARY

用語辞典

あくま 【 悪魔 】

生物の放つ悪性エネルギーであり、ギフの糧となる存在。

遥か昔、進化と共に闇を深めていく人類の悪性エネルギーに魅入られたギフは、ギフスタンプの押印によって人間に生来より宿る悪性を解放し、宿主の命を奪うかたちで怪物と化したそれを捕食していた。

やがて怪物たちは人々から悪魔と呼ばれるようになり、その元凶であるギフも忌み嫌われることとなった。

現代において開発されたバイスタンプ(プロトバイスタンプ)は、人間の体内に潜む悪魔を宿主の命を奪うことなく分離するものであり、さらには悪魔をバディとする変身システムも完成へと至った。

通常、体外に排出した悪魔の制御は不可能とされているが、ギフの遺伝子を持つ五十嵐一輝たちは自身の悪魔と向き合い、対話などを重ねながら共生関係を築くことに成功。

五十嵐家においてはバイスカゲロウラブコフといった悪魔も家族の一員であり、表には出てこないが、ベイル五十嵐元太と共に生きている。

あくまのそんざいすうち 【 悪魔の存在数値 】

人間に宿る悪魔の力を数値化したもの。

宿主が どのフェーズまで進化できるかを表す指標のひとつでもあり、政府特務機関「フェニックス」の更生施設に収容された後も「悪魔の存在数値」が上昇し続けていた工藤康は、ギフテクスの候補に選ばれることとなった。

その予想は間違っておらず、工藤康はその後、ギフの選別を経てフェーズ3のサーベルタイガー・デッドマンへと進化を遂げた。

あくまひゃくれっくすけん 【 悪魔百裂恐竜拳 】

仮面ライダーバイス レックスゲノムの連続パンチ技。

ゴルフ練習場に現れたカマキリ・デッドマンとの戦いで使用し、反撃の隙を与えない強烈な連続パンチで敵を痛めつけた。

ありこーん 【 アリコーン 】

市村景孝を中心とするテロ組織。

実験のために子供達を捕らえ、組織の実力を世界に知らしめる目的で市街地への無差別攻撃を宣言するなど、その過激な行動から平和維持活動組織「ブルーバード」に目をつけられていた。

その後、ブルーバードの門田ヒロミ、五十嵐大二、カゲロウの活躍によって主要メンバーを葬られ、アリコーンは壊滅した。

うぃーくえんど 【 ウィークエンド 】

狩崎真澄を代表とする反政府組織。

彼の自宅の地下を拠点としており、政府特務機関「フェニックス」や赤石英雄、五十嵐家の監視を行いながら、来たるべきギフとの戦いに備えていた。

構成メンバーは軍人から一般市民まで幅広く、互いに詮索しないことをルールとしていた。

うえしまけんきゅうしつ 【 植島研究室 】

今は亡き科学者・植島正吾が怪人スタンプの開発を行っていた研究室。

怪人スタンプがらみの事件を捜査していた照井竜とジョージ・狩崎は、長らく放置されていた植島研究室の中で、怪人たちの肉体の一部を発見。

犯人の目的が「10種の怪人の力を併せ持つオブリビアンスタンプの完成」であることを突き止めた。

えりあとりぷるしっくす 【 エリア666 】

かつて科学研究組織「ノア」によって非人道的な実験が行われ、閉鎖された禁断の場所の一つ。

高い壁で囲まれたいわゆる要塞であり、シックとアヅマはここを拠点として五十嵐一家を捕らえる作戦を実行した。

えりあとりぷるしっくすにはられたばりあ 【 エリア666に張られたバリア 】

ギフの瞳」の力を利用して展開されたバリア。

ジョージ・狩崎から「ギフの瞳」を奪ったシックは、それをキメラドライバーに格納。アヅマはその力を解放することでエリア666の上空を覆うように巨大なバリアを展開した。

外側から攻略するには同様の力で相殺する以外に方法はなく、ジョージ・狩崎は手元に残っていたもう一つの「ギフの瞳」をキメラドライバーに格納し、オルテカに装着。

ギフと一体化した過去を持つオルテカであれば「ギフの瞳」の力にも耐えられると予測し、これをエリア666の上空から投下することでバリアの相殺に成功した。