くさかまさと草加雅人

- 登場作品
- 仮面ライダー555
- 初登場回/初登場作品
- 第13話『敵か味方か』(2003年4月20日放送)
「俺の事を好きにならない人間は邪魔なんだよ!」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:21歳
職業・身分など:大学生
家族など:花形(育ての親)、乾巧(同居人)、園田真理(同居人)、菊池啓太郎(同居人)、8年前の雅人(過去の自分)
演:村上幸平(むらかみ・こうへい)
■この人物が変身する仮面ライダー
■説明
流星塾の卒業生で、仮面ライダーカイザへの主要変身者。スマートブレインによって埋め込まれたオルフェノクの記号に適応し、ファイズ、デルタにも変身を果たしている。
子供の頃は泣き虫で年下の園田真理に助けられてたが、たくましく成長し籍を置く慶泉学院大学では、テニス部、馬術部、フェンシング部の部長を務めている。また、武術の心得もあるらしくオルフェノクとの戦いで度々披露している。
一見礼儀正しい好青年だが、実は表裏が激しく「自分を好きにならない人間は邪魔」と考え容赦なく排除しようとする。周到に立ち回って標的に敵意が向くようにしむけたり、嘘を重ねて仲違いをさせようとするなど狡猾な一面もある。特に二面性を見抜かれた乾巧や早くから正体がオルフェノクだと知っていた木場勇治には敵意を向けることが多かった。
一方で流星塾時代から好意を寄せていた園田真理への想いはかなり強くなっており、彼女に恋愛対象としては拒絶されても、その想いは変わるどころかますます歪み強くなっていった。
流星塾の卒業生に人体実験が行われた際、記憶を改ざんされる前にひとり脱出したため同窓会の日に起きた惨劇を覚えていた。このことからオルフェノクに非常に強い憎悪を抱いており、たとえ人を襲うつもりがなくても滅びるべきだと考える。また、オルフェノクに襲われた真理を抱きかかえたとき彼女の血で左手が染まったことがトラウマとなった。以降、ときおり左手が血で赤くなる幻覚を見るようになり、ウェットティッシュが手放せない潔癖症となってしまっている。
大学で真理と再会し、カイザドライバーを手にしてからはオルフェノクとの戦いに身を投じる。巧とは違い戦いに一切迷いがなく、真理たちにオルフェノクだと知られすべてを諦めようとした巧や、育ての親である花形までも討とうとしたほど。
激戦が続いたためか、草加に埋め込まれたオルフェノクの記号は消えかけ、カイザへの変身も危うい状態になってしまう。それでも戦い続けることを決め、木場に連れ去られた真理を助けるため、ひとりでドラゴンオルフェノク、ロブスターオルフェノク、センチピードオルフェノクと戦うも返り討ちにあい、木場が変身したカイザにとどめを刺された。
【『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では……】
人間解放軍の一員としてオルフェノクと戦い続けている。自分とカイザの力がオルフェノクに対抗できる数少ない戦力であることを自覚していることから傲慢に振る舞い、その態度は真理からも諫められるほどだった。
人間のキャンプにオルフェノクが攻めてきた際もカイザに変身して戦うが、レオが変身する仮面ライダーサイガに敗北。変身を解いたレオが伸ばした指で胸を貫かれ灰化してしまった。
■戦闘時の決め台詞など
「残念だよ……君とは友達になれるかもしれないと思ったが」
「お前、死にたいんだってな。俺は木場とは違う……望みどおりにしてやる!! 変身!」
「この……化け物がっ!!」
「俺は……生きる。生きて、戦う」