きばゆうじ木場勇治
- 登場作品
- 仮面ライダー555
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『旅の始まり』(2003年1月26日放送)
「まだ俺にはわからない……何が正しいのか。その答えを、君が俺に教えてくれ」
■プロフィール
種族:オルフェノク
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:不明(一時ピザ屋のアルバイト)→スマートブレイン社長
家族など:木場勇治の父(父)、木場勇治の母(母)、森下千恵(元恋人)、木場勇治の伯父(伯父)、木場一彰(従兄弟)、長田結花(同居人)、海堂直也(同居人)
演:泉政行(いずみ・まさゆき)
■この人物が変身する仮面ライダー
■この人物が変身する怪人
■説明
不幸な交通事故にあい、オリジナルのオルフェノクに覚醒した青年。
温厚で真面目な性格で、誰にでも分け隔てなく接する。その好青年ぶりに園田真理も彼に恋心を寄せていた。しかし真面目すぎるゆえか少し思い込みが強い部分があり、自分を裏切ったり敵だと判断した相手には容赦ない行動をとるなど、激情家の一面も併せ持っている。
交通事故から寝たきりのまま一度は命を失い、オルフェノクに覚醒し復活したものの、事故で両親は亡くなっており財産は伯父に奪われていた。さらに恋人の森下千恵は心変わりして従兄弟の木場一彰と一緒になっており、絶望から一彰と千恵を襲ってしまう。その後、スマートレディに保護され人間を襲うように指示されるが、理性を取り戻した木場は人間であり続けたいと考え、人間とオルフェノクの共存を考えるようになった。
こうした行動から、木場はスマートブレインから裏切り者と見なされ幾度となく命を狙われるが、木場の決意は変わらず、同じオルフェノクの長田結花、海堂直也と共同生活を送りながら人知れず悪意あるオルフェノクたちと戦っていた。だが、結花が警察に襲われたことをきっかけに人間への不信感を覚え、彼女が消滅してしまうと、それを人間の仕業だと思い込み、オルフェノクとして生きることを選んでしまう。
その後、花形の推薦でスマートブレインの新社長に就任するも、オルフェノク滅亡を望む花形の思いをよそに、木場はオルフェノクの世界を作ろうと考え、一度は志を同じくした乾巧や心の中では木場を尊敬していた海堂とも対立することになる。
お互いの信念をかけた巧との決戦で敗北するが、彼に投げかけられた「お前も人間だ」という言葉に再び考えを改め、アークオルフェノクと戦う巧と三原修二のもとに駆けつけ、自らを犠牲にしてまでアークオルフェノクを倒す手助けをした。
【『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では……】
人間とオルフェノクの共存を掲げ、結花や海堂とともに人間の味方をしている。真理やミナのような一部の人間以外からは疎まれ、オルフェノクにも裏切り者として見られるが、それでも信念を曲げようとしなかった。
不可抗力とはいえ水原が命を落とすきっかけになったことから、信用を取り戻すため帝王のベルトを奪取をすることになる。しかし、彼らの行動は筒抜けで、罠にはまり結花と海堂は命を落としてしまう。さらに真理に変装したスマートレディの言葉を信じ、オルフェノクとして生きることを決めてしまう。そして仮面ライダーオーガとして巧の前に立ちはだかったが、戦いの中で真実を悟り、処刑されそうだった真理を命がけで守った。
■戦闘時の決め台詞など
「知ってるかな? 夢は呪いと同じなんだ。途中で挫折した者はずっと呪われたまま……らしい。あなたの……罪は重い」
「言っただろ、君には無理だって。頭を冷やしてよく考えた方がいい」
「無理だよ、俺には……君は人間だから……無理だよ」
「約束して……俺の、俺のできなかったことを……君が……」