むらかみきょうじ村上峡児

- 登場作品
- 仮面ライダー555
- 初登場回/初登場作品
- 第9話『社長登場』(2003年3月23日放送)
「人は泣きながら生まれてくる。これはどうしようもないことだ。だが、死ぬときに泣くか笑うかは本人しだいだ」
■プロフィール
種族:オルフェノク
性別:男性
年齢:35歳
職業・身分など:スマートブレイン社長(のちに解雇)
家族など:不明
演:村井克行(むらい・かつゆき)
■この人物が変身する仮面ライダー
■この人物が変化する怪人
■説明
大企業スマートブレインを束ねる社長。前社長の花形が行方不明となったため、強引な手を使って社長に就任した。そのため社内には彼を快く思っていないものも多い。
表向きは礼儀正しい紳士だが激情家の一面があり、寝ているところ無理に起こされるのを一番嫌う。また他者に対して独自の評価基準を持ち、「上の上~下の下(それ以下)」という言い回しで表現する。
オルフェノクとしての実力はラッキー・クローバーの面々にも並ぶほどで、人間体の状態でもオルフェノクの力を操ることができ、自分を襲ってきた人間たちを巨大なエネルギー球で撃退したこともある。
過去に何かあったのか「人間は差別を行う生きもの」だと決めつけており、人間から進化した生物であるオルフェノクが主導する世界を作るため、オルフェノクたちには積極的に人間を襲って仲間を増やすように指示。逆に人間を襲わないオルフェノクは裏切り者と見なし、容赦なく始末するという方針も打ち出している。
最大の目的は、まだ見ぬ存在であるオルフェノクの王を迎えること。王が誕生するきっかけである「九死に一生を得た子供」と、花形が奪った王を守るために作られた3本のベルトの奪還を目論んだ。
のちに南雅彦が主導するオルフェノク研究によって「オルフェノクは短命である」という事実が判明。目的達成のため早急な行動が迫られることになったが、再び姿を現した花形が木場勇治をスマートブレインの新社長に推薦したことで、社長の座を追われてしまう。それでもオルフェノクの繁栄のため王を覚醒させようと鈴木照夫を狙うが、仮面ライダーファイズ、仮面ライダーカイザ、仮面ライダーデルタとの戦いに敗れて瀕死となったところでアークオルフェノクと遭遇。王復活のための礎となれることを喜び、その命を捧げた。
【『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では……】
経緯は不明だが頭部だけの存在となっている。スマートブレイン社長として軍事戦略を推し進めて人類を壊滅寸前まで追い込み、全世界をオルフェノクが支配するまでに至った。
腹心であるレオを使い人間解放軍の象徴的存在である園田真理を捕えて処刑しようとするも、乾巧の乱入で失敗。さらに帝王のベルト2本も失い、度重なる失態によって「上からの命令」とスマートレディの手で処刑されてしまった。