きくちけいたろう菊池啓太郎
- 登場作品
- 仮面ライダー555
- 初登場回/初登場作品
- 第3話『王の眠り』(2003年2月9日放送)
「俺本気で思うんだ。人間もオルフェノクもみんなが幸せになればいいって」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:21歳
職業・身分など:クリーニング屋アルバイト→西洋洗濯舗 菊池従業員
家族など:父、母、乾巧(同居人)、園田真理(同居人)、草加雅人(同居人)
演:溝呂木賢(みぞろぎ・けん)
■この人物が変身する仮面ライダー
■説明
東京の老舗クリーニング店、西洋洗濯舗 菊池のひとり息子。
両親はそろってアフリカに渡っており、自身は「もっと大きな人助けがしたい」と店を閉めて旅にでている。また、かねてからメル友の「結花さん」とはたびたび近況を伝え合っていたが、相手が長田結花だと気づいたのは実際に出会ってからしばらく経ってからだった。
「みんなが幸せになるように人助けをする」という壮大な夢を持っているが、良くも悪くもお人好しであり、他人からは利用されているようにしか思えないような頼み事も引き受けてしまう。また正義感が暴走してしまうこともあり、オルフェノクと戦うことに乗り気ではなかった乾巧や園田真理に代わり、自分が戦おうとファイズギアを盗み出してしまったことまである。
だが、根底にある正義感や人を思う優しさは確かで、生身でオルフェノクに立ち向かい、巧や結花がオルフェノクだと知ったあとも彼らに対する友情や愛情が変わることはなく、人間もオルフェノクも分け隔てなく幸せになればいいと考えるようになった。このことは「人間とオルフェノクの共存」を模索する巧にも大きな影響を与えた。
アレルギー持ちで、汚いものが近くにあるとくしゃみをしてしまう。本人曰く心が汚い人物でも反応してしまうとのことで、オルフェノクを目の前にしてくしゃみをすることもしばしばあった。
旅先の九州でクリーニング店のアルバイトをしていたころ、巧と真理に出会い一緒に東京へと戻る。そして、店の手伝いをすることを条件に3人で同居することになり、のちに草加雅人も同居することになった。戦いの中心にいる巧や真理と同居しているためか配達時などにオルフェノクと遭遇する確率が高く、そのたびに巧や草加に連絡している。
結花に対しては、当初相手がメールで連絡しあっている結花だとは知らずに好意を寄せていた。それが同一人物だと知ると、彼女の正体がオルフェノクだという事実を知ってなお、すべてを受け入れデートの約束をする。しかし、デート当日、結花が影山冴子に襲われ消滅してしまい待ち合わせ場所に現れず、ふられてしまったと思い込んだ。
【『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では……】
人間解放軍の一員として、オルフェノクと戦っていた。真理と同じくライオトルーパーの軍団と戦い連れ去られた巧の無事を信じて疑わなかった。
草加が仮面ライダーサイガに倒されたあと、再び人間のキャンプが襲われると、野村博士が開発した「飲めば命を落とすが仮面ライダーに変身できる」というドリンク、変身一発を飲み仮面ライダーカイザに変身。ライオンオルフェノクを倒す活躍を見せている。なお、変身一発によって自身が消滅することはなかったが、カイザドライバーが灰化してる。
■戦闘時の決め台詞など
「男には、やらなきゃならないときがあるんだ」
「うそ!? やった、やったぁ、うわあ!!」