おさだゆか長田結花
- 登場作品
- 仮面ライダー555
- 初登場回/初登場作品
- 第3話『王の眠り』(2003年2月9日放送)
「私も夢がほしい。小さくてもいいから……」
■プロフィール
種族:オルフェノク
性別:女性
年齢:17歳
職業・身分など:高校生→不明
家族など:結花の父(義父)、結花の母(義母)、長田道子(義妹)、木場勇治(同居人)、海堂直也(同居人)
演:加藤美佳(かとう・よしか)
■この人物が変化する怪人
■説明
桜林女子高等学校に通うバスケットボール部所属の女子高生。雪の日に階段で足を滑らせて絶命し、オルフェノクに覚醒した。
かねてから菊池啓太郎とは、携帯電話のメールで連絡を取り合うメル友だった。しかし、ふたりが実際に出会って顔見知りになってからも、しばらくはメールの宛名が啓太郎のものとは気づかずに接していた。
幼いころに両親を亡くして引き取られたが、義理の両親と義妹の道子は彼女に辛く当たり、学校ではイジメの標的にされるなど凄惨な環境で育つ。そうしたこともあってか引っ込み思案で臆病になり、人間への強い憎しみを持つようになってしまう。そしてその感情は、道子の嘘を信じた義父母に家を追い出されたことなどがきっかけとなって爆発し、オルフェノクの力で部活仲間を手に掛けてしまった。
その後木場勇治に手をさしのべられ、同じくオルフェノクになった海堂直也の加えた3人で同居を始める。木場と同じく人間として生きようとするが、ときおり人間への憎しみを抑えられず、悪と断じた人間や不可抗力で人間を手に掛けてしまうこともあった。
少年のように純粋で傷つきやすい海堂に思いを寄せるが、海堂は園田真理に惚れていたため身をひき、ふたりの仲を応援する。のちに啓太郎がメル友の相手だと知ると、知らず知らずのうちに自分が啓太郎に惹かれていたことに気づき、啓太郎も結花がオルフェノクと知ってなおすべてを受け入れたことから、晴れてふたりは結ばれ初デートの約束をした。
しかし、南雅彦配下の特殊部隊とバットオルフェノクに乾巧、木場とともに襲われ重傷を負い、逃げている最中にロブスターオルフェノク=影山冴子に致命傷を負わされてしまった。大木に寄りかかり啓太郎に最後のメールを送った彼女は、白い羽毛を散らしながら灰になって消えた。
【『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では……】
木場、海堂とともに、人間とオルフェノクの共存を目指して活動する。
ほとんどの人間に疎まれながらも彼らの味方としてオルフェノクと戦っていたが、木場が水原を手に掛けたと思い込んだ人間解放軍の一部に、帝王のベルトを奪ってくるよう命じられる。しかし、この行動をつかんでいたスマートブレインの罠にかかり、エラスモテリウムオルフェノク 激情態が暴れる部屋に誘導され戦うことに。最後は放たれた無数の針から海堂をかばったところに角で壁に押しつぶされ、彼の腕の中で消滅した。