そのだまり園田真理

- 登場作品
- 仮面ライダー555
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『旅の始まり』(2003年1月26日放送)
「夢を持つとね、ときどきすっごく切なくて、ときどきすっごく熱くなるんだ」
■プロフィール
種族:人間
性別:女性
年齢:16歳
職業・身分など:美容師見習い兼西洋洗濯舗 菊池アルバイト
家族など:花形(育ての親)、乾巧(同居人)、菊池啓太郎(同居人)、草加雅人(同居人)、8歳の真理(過去の自分)
演:芳賀優里亜(はが・ゆりあ)
■説明
美容師を志す女性。幼いころに火災事故で両親を亡くし、天涯孤独になっていたところを花形に引取られ、流星塾の仲間とともに育つ。
勝ち気で自分の意見をはっきりと言う性分で、相手が誰でも一歩も引かずに張り合う。ただ、苦楽をともにした流星塾の仲間をはじめ気を許した相手には優しい一面を見せ、乾巧や菊池啓太郎やとも徐々に強い絆で結ばれていく。また、料理上手で料理当番を務めることも多かったが、調味料を目分量で入れるなど少々大雑把な作り方をする。
ひょんなことから海堂直也に好意を抱かれ何度も言い寄られるも彼女にその気はなく、むしろ木場勇治に惹かれていた。
実は流星塾の同窓会が行われた際、卒業生のひとり青沼=スロースオルフェノクとドラゴンオルフェノク 魔人態に襲われ、命を落としていた。その後、同じく襲われた仲間ともどもスマートブレインによりオルフェノクの記号を埋め込まれ蘇生されたのだが、同時に記憶を改ざんされたためその事実を忘れていた。なお、オルフェノクの記号には適応できず、ファイズドライバーを使って何度か変身を試みているがいずれも失敗している。
九州で暮らしていた彼女のもとに育ての父である花形からファイズギアとオートバジンが送られてきたことから、事情を聞くために東京行きを決める。その途中、偶然から巧や啓太郎と出会い、啓太郎の実家である「西洋洗濯舗 菊池」に住み込みで働きながら、夢の実現ため美容室でのアルバイトも始めた。
流星塾の同窓生だった澤田亜希=スパイダーオルフェノクによって再び命を落としてしまった際は、巧が村上峡児と取引したため、再び蘇生オペレーションを受け事なきを得る。この手術の影響で改ざんされていた記憶の一部が蘇り、巧=ウルフオルフェノクを自分たちを襲ったオルフェノクだと勘違いするが、すぐに誤解が解けてより絆を深めている。
流星塾の仲間たちが戦いに巻き込まれて消えていくことに心を痛めながらも、最後まで戦いから目を背けることはせず、巧たちとアークオルフェノクとの決戦も間近で見守った。
【『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では……】
生き残ったほかの人間たちと一緒に「人間解放軍」を結成し、世界のほとんどを牛耳るオルフェノクへの対抗運動を行っていた。ライオトルーパーの大部隊に巧が連れ去られたあとも、その無事を信じ続け、彼が人間の救世主だと信じて疑わなかった。
巧と再会し喜んでいたのもつかの間、仮面ライダーサイガ=レオに連れ去られ、1万ものオルフェノクが熱狂する闘技場で、エラスモテリウムオルフェノク 激情態に処刑されそうになってしまう。だが寸前のところで現れた巧と、一度は敵に回るも再び味方となった木場の力で救出された。