くらたけいこ倉田恵子
- 登場作品
- 仮面ライダー555
- 初登場回/初登場作品
- 第18話『九死に一生』(2003年5月25日放送)
「嘘つき……私のこと好きだって言ったのに、嘘つき!」
■プロフィール
種族:人間
性別:女性
年齢:9歳
職業・身分など:不明
家族など:倉田幸子(母)
演:新穂えりか(にいぼ・えりか)
■説明
真っ白い洗濯物に泥を投げつけ、汚しまわっていた少女。
かつては母の幸子と仲睦まじく暮らしており、一緒に洗濯物を干すのが大好きな明るい少女だった。ところが幸子の誕生日に事故に巻き込まれ、恵子は無事だったが幸子は入院。しかも恵子の記憶を失ってしまっていた。
自分のことを思い出してもらうため、母に褒めてもらった似顔絵描きでお金を貯め、事故の日にプレゼントしたものと同じバッグを買おうと奮闘していたが、白い洗濯物を見ると母のことを思い出すのか、泥を投げつけていた。
被害者から相談を受けた菊池啓太郎に捕まり、事情を知らない啓太郎は彼女を保護。その際、恵子は野口恵子という偽名を名乗り、両親は他界したと嘘をついていた。
自分に置かれた悲しみから逃げるように次々と無茶な要求を啓太郎に突きつける恵子。それを自分なりに一生懸命にこなしていく啓太郎だったが、恵子は頑なに心を開くことがなく、啓太郎もやがて愛想を尽かしてしまう。
一方、恵子はオルフェノクの王が目覚める条件である「急死に一生を得た子供」として、村上峡児の命令を受けたピエロ=トードスツールオルフェノクにも狙われていた。
恵子がオルフェノクに狙われていると知った啓太郎は園田真理、さらに木場勇治らも交えてより親身になって恵子に接するようになり、ようやく恵子の口から事実が知らされた。
そして、恵子は貯めたお金でバッグを購入し、病室の母親にそれを見せるのだが、記憶が蘇えることはなかった……。
失意の恵子だったが、啓太郎はまだ何か方法はあるはずだと苦心。そして啓太郎と恵子のふたりは、幸子の病室から見えるビルの屋上を白い洗濯物で満たした。それを見た幸子は娘との思い出を蘇らせ、記憶を取り戻したのだった。
また、啓太郎たちと離れている間にジェイとも交流。ジェイが少し目を話した隙にいなくなった愛犬のチャコを保護し、ジェイに返している。その後、ジェイが戦いに敗れて消滅すると、彷徨うチャコを再び保護。今度は捨てられてしまったと思い込み、そのまま連れて帰っている。