もりしたよしまさ森下義正

- 登場作品
- 仮面ライダー555
- 初登場回/初登場作品
- 第16話『人間の心』(2003年5月11日放送)
「妹の……千恵の悪口を、取り消せ!」
■プロフィール
種族:オルフェノク
性別:男性
年齢:25歳
職業・身分など:不明
家族など:森下千恵(妹)
演:松尾敏伸(まつお・としのぶ)
■この人物が変身する怪人
■説明
木場勇治の元恋人・森下千恵の兄。
妹を手にかけた犯人を独自に調べており、「悪魔に魂を売ってでも仇を討つ」と思い詰めた様子を見せていた。
木場の元も訪れたが、やむを得ずながらも千恵の命を奪ってしまった木場は、そのことを告げることもできず、思い悩むだけであった。
調査を続ける最中、フライングフィッシュオルフェノクに襲われてオルフェノクとして覚醒する。
その後も千恵の旧友と思しき人物の元を訪ね回っていたが、自身の思い描いていた千恵のイメージとはかけ離れた印象を次々と告げられ絶望。ついに我慢の限界を迎えてアルマジロオルフェノクに変化し、千恵の大学生時代の友人を手にかけてしまう。
一度は後悔の念に駆られ、電話で木場に相談したが、千恵への思いは膨らんでいく……。
そして森下は千恵が通っていた青葉国際大学に侵入すると、アルマジロオルフェノクとなって暴走。駆けつけた木場は森下の姿を見て、必死に止めようとするが、やはり千恵を手に掛けたのは自分だとは言えなかった。
そして、森下は妹との思い出のストラップが付いた携帯電話まで踏みつつぶして破壊し、完全に人間の心を捨て去ってしまう。
そこに駆けつけたのは乾巧。この時期、彼はオルフェノクにも人間の心を持つものがいると知って戦いに迷いを覚えていたが、泣き崩れる木場、そして無差別に襲われる人々の姿を見て、「戦いが罪だと言うならば、自分がその罪を背負う」と覚悟を固め仮面ライダーファイズに変身。
激戦の末にファイズの「スパークルカット」が炸裂し、森下=アルマジロオルフェノクは消滅した。