あーくおるふぇのくアークオルフェノク
- 登場作品
- 仮面ライダー555
- 初登場回/初登場作品
- 第47話『王の出現』(2003年12月28日放送)
■説明
人間の進化形たるオルフェノクの王。「九死に一生を得た子供」である鈴木照夫のなかに誕生した。
バッタの特性をもち、その握力は厚さ1.5mもの鋼鉄を粉砕し、手から強力な光弾を放つ。そして最大の能力は指先から発する「光の鞭」で、これによって味方と認めたオルフェノクに不死の身体を与える一方、反対に敵と認識した場合は化石化させて自らの糧とする。またその力は、ファイズギアをはじめとした各ライダーズギアの基になっている。
絶大な力を持つかわりに短命という宿命を背負ったオルフェノクを不死にすることができる唯一の存在であり、オルフェノクの繁栄を目指す村上峡児は王の復活を望んでいた。
ほかのオルフェノクとは違い最初は照夫の影に潜むようにしており、彼が知らないあいだにほかのオルフェノクを喰らい、徐々に力を蓄えていった。復活が近づくにつれ、一時的にではあるが、照夫から離れて行動することもあった。
そして、復活の時が近くなると、光り輝く繭のような姿に変化したのちに照夫の肉体を破るようにして真の姿を現出させた。ロブスターオルフェノクに不死の身体を与え、仮面ライダーファイズ、仮面ライダーデルタ、さらには木場勇治が変身した仮面ライダーカイザを圧倒。救援にきたオートバジン バトルモードも光弾で破壊してしまった。
王を冠するに恥じぬ強大な力を見せつけていたが、己の命の際を悟って捨て身となった木場がアークオルフェノクの動きを制しているあいだにファイズ ブラスターフォームが「強化クリムゾンスマッシュ」を放ち、ようやく活動を停止した。
その亡骸はロブスターオルフェノクが回収。復活を信じ、研究所のような場所に安置されている……。
身長:216.0cm
体重:149.0kg
特色/力:オルフェノクに不死を与える、光の鞭、光弾
声:家中宏(やなか・ひろし)