DICTIONARY

用語辞典

まーぼーどうふ 【 麻婆豆腐 】

豆腐やひき肉、ネギ、しょうがなどを炒めて鳥ガラスープを加え、片栗粉を加えてとろみをつけた料理。

天道総司と矢車想が残り1丁だった豆腐をかけて行った料理対決の際に矢車がつくった。天道は中華風冷奴を提供。その審査は日下部ひよりが務め、軍配は矢車に上がる。理由は「温かい料理が好きだから」。[#07]

仮面ライダーザビーへの変身資格を失った矢車が、天道のもとを訪れて麻婆豆腐を振る舞った。このとき天道は「うまいが味が変わった」と指摘。矢車は「素材の個性がぶつかり合う味だ」と語っており、完全調和を標榜する彼の信条に変化があったことがうかがえる。[#10]

まかない 【 賄い 】

料理屋の従業員が、その場にあるありあわせの材料で作る料理。一般に客に提供されることはないが、ここからメニューになり名物となることも。

洋食店「ビストロサル」で働く日下部ひよりが作る賄いは天道総司のお気に入りで、よく店を訪れては「いつもの」と注文していた。

まぐろだいしょうのおおめだますがたに 【 まぐろ大将の大目玉姿煮 】

マグロの目玉煮に大葉とキノコを合わせた料理。マグロの目玉煮は、目玉周辺の部位を下茹でしたのち、酒、醤油、みりん、砂糖などを加えて煮込んだもの。生姜やネギなどを加えるとより食べやすい。

劇中ではワーム秘密組織「ZECT(ゼクト)」の加賀美陸が重要なパーティーの料理人を選ぶ試食会に登場したが、陸の評価は25点だった。[#29]

まぐろとこうみやさいのまりね 【 マグロと香味野菜のマリネ 】

マリネは肉や野菜を酢や油、レモン汁、スパイスなどを合わせたつけ汁に付け込むこと。こうした調理方法つくられた料理をマリネと呼ぶことも多い。

洋食店「ビストロサル」のおすすめメニューのひとつ。たまたまほぼ同時に店を訪れて相席した天道総司、風間大介、ゴンは、日下部ひよりからおすすめと聞き注文している。

まぐろのめだまがとびでるほどおいしいまぐろのやさいぞえ 【 マグロの目玉が飛び出るほどおいしいマグロの野菜添え 】

細切りにした人参、パプリカ、玉ねぎなどの野菜を、フレーク状にしたマグロと合わせた料理。

劇中では、天道総司と義妹の樹花がとある料理店を訪れた際に注文した。生簀一郎(擬態)が料理で人の感情を操る実験として作ったもので、天道は「人を悲しくさせるほど不味い」と評していた。[#29]

みさきーぬせんようかけそば 【 ミサキーヌ専用かけそば 】

神代剣(擬態)が岬祐月のためだけにつくった、屋台のそば屋。

屋台には「ミサキーヌ専用かけそば」の看板と、ハート型の風船などの装飾が施され、岬用に豪奢な椅子も用意されている。[#39]

みそしる 【 味噌汁 】

野菜、肉、魚介など入れて煮立てたダシ汁に味噌を溶いて作った汁物。

天道総司が生簀一郎と闇キッチンルールによる料理対決をした際にお題として提示され、天道は大根の味噌汁を作って勝利した。[#30]

みねすとろーね 【 ミネストローネ 】

イタリアのスープ。じっくり炒めた野菜の旨味が重視されている。郷土料理なので、決まったレシピはなく地域によってさまざま。

劇中では、天道総司が豆の旨味を引き出したミネストローネを作り、カリカリに炒めたベーコンエッグと一緒に義妹である樹花の朝食に出していた。また、同時期にじいやも神代剣(擬態)にミネストローネを出しており、豆の旨味を引き出すコツとしてふたりとも「豆を炊くときに、煮汁にオリーブオイルを入れて灰汁を解消する」と述べていた。[#21]

むーんぼう 【 ムーンボウ 】

夜間に月の光によって生じる虹のこと。日本では月虹(げっこう)と呼ぶ。

満月の当日と前後の計3日間、かつ人工の光源が僅かな場所で月が出てから3時間以内と、目にする機会や条件がかなり限定的なため、「見られたら幸せになれる」ともいわれている。

ワームの巣にされていた工場の一件で、加賀美新と出会ったマコトが「ムーンボウを見るのが夢」と述べていた。[#21]

むぎごはんのぞうすい 【 麦ごはんの雑炊 】

麦だけ、あるいは麦と米を混ぜて炊いた麦飯を出汁で煮込んで雑炊にしたもの。

ある日の天道家のメニュー。麦ごはん以外の食材はいっさい投入せず、トッピングとして梅干しやたくあん、ちりめんじゃこなどを添えるという、天道総司ならではのこだわりの一品となっている。[#12]