用語辞典

完璧なチームワークで事を成し遂げるという、矢車想が信条としている言葉。漢字では「完全調和」と書く。

矢車は部下である「シャドウ」の隊員たちに的確な指示を与え、優れたチームワークでワームと戦っていた。しかし、己のプライドを傷つけられたことで、打倒仮面ライダーカブトに執着。パーフェクトハーモニーを忘れた結果、仮面ライダーザビー資格者の権利も失い、結果、対ワーム秘密組織「ZECT（ゼクト）」も去ることとなる。

のちに仮面ライダーキックホッパーの変身者として戦線復帰するが、すっかりやさぐれた性格になっており、「パーフェクトもハーモニーもないんだよ」と語っていた。

蜜柑科の果物。大人の拳ほどの大きさで、甘味のなかに若干の苦みがあるのが特徴。皮をむいて生で食べるのが一般的だが、サラダの材料にすることもある。

日下部ひよりが青果店で買おうとするも、声が小さかったことと八朔の名前を忘れしてしまったことで、店の従業員に強い口調で聞き返されてしまった。

そこに現れたゴンが「八朔！」と助け船を出し、思わずひよりは「そう、それそれ」と風間大介のように返していた。[#16]

竹宮弓子が店長を務めるイタリア料理店。イタリア語では「Bistro la Salle」と表記する。

東京タワーが見える立地で客足は上々な模様。加賀美新と日下部ひよりがアルバイトとして働いており、のちに高鳥蓮華もここのアルバイトとして働く。天道総司は店の常連だが、基本的に注文するのは、ひよりが賄いとしてつくる料理ばかりである。

加賀美や天道が出入りしている店であるためか、しばしばここでワームに対する作戦会議や、料理対決が行われたこともあった。

一日のなかで、一度も太陽が地平線に沈むことなく夜にならない自然現象。地球の地軸が傾いていることから起こり、北極点周辺、あるいは南極点周辺で起こる。なお、1度も日が昇らない現象は「極夜」という。

偶然、白夜を捉えた写真を拾った矢車想は、「自分たちにもつかめる光がある」と、弟分である影山瞬とともに、白夜が観測できる地域へと行こうとする。しかし、出発の日、影山はワーム感知器を身に着けたことでネイティブになりかけてしまう。その様子を見た矢車は仮面ライダーキックホッパーに変身。相棒に向けて悲しみのライダーキックを放った……。

日下部ひよりが苦心して製作した料理。

料理上手なひよりに対し、天道総司は店で出す料理を考案するべきだと告げる。試行錯誤と天道の協力もあり、ついにメニューが完成。「ビストロサル」で提供されることになる。[#49]

とろみをつけた豚の煮込み肉に、青梗菜と思しき野菜などを合わせた中華料理。

劇中では対ワーム秘密組織「ZECT（ゼクト）」の加賀美陸が重要なパーティーの料理人を選ぶ試食会に登場したが、陸の評価は15点だった。［#29］

生簀一郎や加賀美陸が料理を酷評した際の言葉。

豚は雑食で何でも食べるため、かつては残飯を餌に庭先で飼われていたこともある。これをもとに、「豚しか食わないほど不味い」「残飯レベル」などの意味で使っていたと思われる。［#29］

調理したベーコンの上に目玉焼きを乗せた料理。

トーストに乗せたベーコンエッグトーストのほか、クレープのようにベーコンを卵で包んだりするアレンジレシピも登場している。

劇中では、天道総司がカリカリに炒めたベーコンエッグを作り、ミネストローネと一緒に義妹である樹花の朝食に出していた。ベーコンをカリカリにするには、脂身が多めのベーコンをフライパンに油を引かず弱～中火でじっくり焼くのがコツ。［#21］

小麦粉や牛乳、ベーキングパウダーなどを混ぜたものをフライパンで焼いた料理。今日では「パンケーキ」と呼ぶことも多い。

天道総司は日曜日の昼にホットケーキを作り、妹の樹花に提供するのが日課となっていた。しかし、対ワーム秘密組織「ZECT（ゼクト）」に捕らえられたためそれができなかった天道は、たまたま家を訪れていた日下部ひよりに自分の代わりに作って欲しいと電話で頼んでいる。[#06]