DICTIONARY

用語辞典

あいすくりーむ 【 アイスクリーム 】

牛乳やクリームなどの乳製品、卵の黄身、砂糖などを混ぜ、凍らせたお菓子。なお、日本では配合の割合の規格が定められており、この規格から外れている場合はアイスクリームという名前を使うことができない。


ワームではないかという疑惑を持たれている若林龍宏を巡り、岬祐月、風間大介、加賀美新はビストロサルで作戦会議を行っていた。

さまざまな推測が飛び交う中、ゴンは黙々とアイスクリームを食べ、おかわりも頼んでいる。[#16]

あかいくつ 【 赤い靴 】

仮面ライダーカブト、および仮面ライダーガタックに組み込まれた暴走装置。

ネイティブはいずれは敵になると考えた日下部総一や加賀美陸が、秘密裏に組み込んだものであり、変身者の意思に関わらず、周囲にいるワームとネイティブを殲滅するまで戦い続けてしまう。赤い靴の発動中は変身者の意識はないようで、目覚めたのちに自分が何をしていたのかも覚えていない。

なお、「赤い靴」とは、デンマークの作家アンデルセンのが書いた、同名の創作童話から来ている。綺麗な赤い靴に魅了されたある少女は、つねにその靴を履き続け、赤い色が禁止されている場でも身に着けていた。だが、あるとき赤い靴が勝手に動きはじめ、少女は自分の意思とは関係なく踊り続けることになってしまった、という物語である。

あにきじおおとうとみそ 【 兄貴塩、弟味噌 】

高架下で矢車想と影山瞬が食べていた、兄弟ラーメンという名前のインスタントカップラーメン。熱湯4分。フタには「彩り鮮やか! 具材たっぷり!」というキャッチフレーズが書かれている。

なお、矢車は兄貴塩味、影山は弟味噌味を食べていた。[#39]

あひるにくのてりーぬきゃびあぞええすかるごのごごのにわ 【 アヒル肉のテリーヌ キャビア添え ~エスカルゴの午後の庭~ 】

キャビアを乗せたアヒル肉のテリーヌにエスカルゴと香草を添えたフランス料理。テリーヌとは蓋がある蒸し焼き用の陶器のことで、これにすり潰した肉や魚を入れて蒸し焼きにしたのち、冷まして提供する料理の呼び名でもある。キャビアは塩漬けにしたチョウザメの卵で、エスカルゴはヨーロッパ産の食用カタツムリを用いたフランス料理を指す。

劇中ではZECT(ゼクト)の加賀美陸が重要なパーティーの料理人を選ぶ試食会に登場したが、陸の評価は20点だった。[#29]

あゆごはん 【 鮎ご飯 】

醤油、みりんなどで味付けした出汁と白米を、塩焼きにした鮎と一緒に煮た炊き込みご飯。鮎が捕れる地域に見られる郷土料理で「鮎飯」とも呼ばれる。

劇中では、天道総司が樹花の朝食として塩焼きなどと一緒に出していた。曰く、使用した鮎は四万十川の天然物で、養殖物とはワタの旨味が違うとのこと。[#27]

あんこうなべ 【 あんこう鍋 】

深海魚のあんこうをメイン具材にした鍋料理。「あんこうには食べられない部位はない」といわれ、ヒレや皮、臓物なども一緒に煮込まれる。おもに東日本で食べられ、特に茨城県や岩手県のあんこう鍋が有名。

劇中ではある日の天道家の夕飯として出された。天道総司は出汁に肝を溶かし込み、一緒に豆腐や油揚げ白菜などを煮込んでいた。[#39]

あんちみみっくだん 【 アンチミミック弾 】

ワーム秘密組織「ZECT(ゼクト)」が開発した、ワーム及びネイティブの擬態能力を無効化する成分を発射する弾頭。バズーカでこの弾頭を空中に発射し、擬態能力を奪う成分を散布。その成分を吸ったワームは擬態を維持できなくなくなる。

完成品は3発のみだが、1発目の使用から大きな効果を上げた。しかし、2発目を発射し、エリアC3のワームを一掃する作戦は乃木怜治(擬態)に看破されており、待ち伏せを受けることになってしまう。そして、田所修一を含む多くの人質をとった乃木は人質解放の条件として3発目のアンチミミック弾を要求。この状況に加賀美新たちは一計を案じ、取引場所でアタッシュケースに入れたアンチミミック弾を渡すフリをして、取っ手部分に高鳥蓮華の持つワイヤー巻きつけて回収し、ワームたちを出し抜くことに成功する。

なお、最後のアンチミミック弾は、取引場所から脱出する際、助けを求める人に紛れるワームを判別するために使用された。[#41][#42]

いちご 【 イチゴ(仮面ライダーカブト) 】

バラ科の植物。その果実は生食やジャムをはじめとした加工品など食用として広く親しまれている。

戦いでケガをし、入院中だった影山瞬へ矢車想がお見舞い品として持ってきた。[#09]

いちごぎゅうにゅう 【 いちご牛乳 】

牛乳にいちご、あるいはいちごの成分を混ぜ合わせて拡販したもの。牛乳と生のイチゴをミキサーにかけた自家製のものもあれば、缶や紙パック、ビンにいれて売られているものもある。

記憶喪失になってしまい、何をすればいいかわからなくなっていたゴンに、風間大介が渡した。これがきっかけでゴンは風間と行動することになる。[#17]

いものにここがし 【 イモの2コこがし 】

洋食店「ビストロサル」のアルバイトに採用された高鳥蓮華が、天道総司から宿題として作るよういわれた「イモの煮っ転がし」を聞き違えて作った。この際、サソードゼクターを返してもらおうと神代剣(擬態)が来店。蓮華に頼まれて試食した彼には、「イモの3コこがしを食してみたい」と好評だった。[#36]

えりあえっくす 【 エリアX 】

渋谷隕石が落下した渋谷周辺の廃墟。渋谷廃墟とも呼ばれる。

隕石落下から7年たっても復興が進まない劣悪な環境で、一部の人間が住み着いている程度だった。対ワーム秘密組織「ZECT(ゼクト)」の管理により、厳重な警備のもと封鎖されいる。

封鎖区域内にはZECTの研究施設があり、マスクドライダーシステムやハイパーゼクターの研究と開発、さらにネイティブによる凄惨な人体実験が行われていた。

えりあぜっと 【 エリアZ 】

マスクドライダーシステムの研究施設がある地域。荒廃した環境から、渋谷隕石の影響を受けた地域に存在すると考えられる。

カッシスワーム グラディウスはマスクドライダーシステムの情報を手に入れるため、ワームの大軍団を率いてエリアZへと向かい、対ワーム秘密組織「ZECT(ゼクト)」と一大抗争を繰り広げた。


おうごんのらいだー 【 黄金のライダー 】

上半身のアーマーが金色に輝くことから取られたと思われる仮面ライダーコーカサスの異名。

コーカサスは、そのあまりの強さから「戦う前にすでに敗北している」と恐れられていた。[#劇場版]

おでん 【 おでん(仮面ライダーカブト) 】

豆腐やはんぺん、こんにゃく、大根、ゆで卵といったさまざま具材をに込む、日本の冬を代表する鍋料理のひとつ。地方によってゆで汁の味付けや具材が異なるのも特徴。

世界的な名医である若林龍宏は、おでんの屋台に赴き、酒とともに楽しむのが習慣となっていた。酒が進めば、三角形のはんぺんを額に近づけ「幽霊」という一発ギャグを店主に見せて困惑させていた。

なお、フォルミカアルビュスワームらが擬態した若林龍宏(擬態)も屋台を訪れており、3人の若林が集まることもあった。[#15][#16]

おまえはたまたまわーむとしてうまれてきたそれだけのことだ 【 「お前はたまたまワームとして生まれてきた。それだけのことだ」 】

天道総司が日下部ひよりに投げかけた言葉。

自分がワームネイティブ)だと知り、別世界での暮らしを望むひよりに、天道は優しくこの言葉を語り、「ワームだから戦うわけではない」「ひよりとひよりの住む世界を守る」と説得する。その言葉に心を動かされたひよりは、天道総司(擬態)の元を離れ、現実の世界で生きていくことを決める。[#44]

おむらいす 【 オムライス(仮面ライダーカブト) 】

調理した米飯を薄焼き卵で包んだ料理。用いる米飯はケチャップで味付けしたケチャップライスやチキンライスが主流だが、ピラフなどを包む場合もある。ソースもケチャップベースが多いが、デミグラスソースなども使われる。

劇中では、天道総司が副官となった高鳥蓮華のために製作し、ミートボールとブロッコリーを添えて提供。これを食べた蓮華が三島正人から天道に寝返る決め手となった。[#34]

おりーぶおいる 【 オリーブオイル 】

モクセイ科の植物であるオリーブの実や種を絞って抽出した油。食用のほか、化粧品や薬品、石鹸の材料にも使われる。

洋食店「ビストロサル」では、天道総司も愛用しているオリーブオイルを使用していた。このオリーブオイルが切れてしまったため、日下部ひよりと天道は販売を行っている店を訪れるが手に入れることはできなかった。その後、店の車が倉庫にあるのを見つけ、そこでセクティオワームとの戦いに巻き込まれる。

戦闘ののちに天道は無事に目的のオリーブオイルを手に入れた。[#13]

おろなみんしー 【 オロナミンC(仮面ライダーカブト) 】

ビタミンCをはじめ、各種ビタミンがはいった炭酸栄養ドリンク。


影山瞬にゴンを人質にとられて悩む風間大介に、天道総司がオロナミンCを差し入れる。そして、加賀美新、岬祐月とともにゴンを助けに行くぞと呼びかけた。[#18]

仮面ライダーカブト ハイパーフォームの活躍によって変わった未来において、自宅で天道と樹花が飲み、一息ついている。[#劇場版]