用語辞典
- まーまんぞく 【 マーマン族 】
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世界各地に半魚人の伝承を残す種族で、日本では河童の伝承を残している。
主に湿地帯や人里から離れた水域で暮らすが、陸上での活動にも適応している。
非常に長生きで1000年以上生きる個体もいるほか、オスしか存在しないのも特徴。
ファンガイア族によって根絶が行われ、2008年現在はバッシャーが最後の生き残り。
- まかいじょう 【 魔界城 】
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レジェンドルガ族が根城としている建物。
断崖絶壁の上に建てられており、内装や外装は西洋の館を思わせる作りとなっている。
王であるロードが座するための玉座や、捕らえた者を収容する地下牢などもある。
- まぞく 【 魔族 】
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この世に存在する13の種族のこと。
世界各地に伝承として残るモンスターは、いずれも魔族が原点となっている。
種族ごとに異なる特徴はあるが、生物が持つライフエナジーを捕食する点は共通。
また、他種族同士での交配も可能。
劇中に登場した各種族の特徴は以下の通り。
ファンガイア族は13種族の頂点に立つ、ヴァンパイアの一族。
キバット族はコウモリに似た姿を持つ小型モンスターの一族。
ウルフェン族は狼男の伝承を残す獣人の一族。
マーマン族は半魚人の伝承を残す水陸両生の一族。
フランケン族はフランケンシュタイン博士が生み出した人造人間を祖とする一族。
ドラン族は凶暴な気質を持つ竜型モンスターの一族。
レジェンドルガ族はどの種族にも属さない異形で、ファンガイア族と覇権を争ったこともある一族。
ギガント族は10mにも及ぶ体躯を誇る巨人の一族。
人間族は最も異質とされる一族。
寿命や身体能力が他種族より劣るにも関わらず、多くの知識や文化を生み出すことに長けており、迂闊に戦争を起こせば地球ごと滅ぼす兵器を生み出しかねないという理由で、ファンガイア族は根絶ではなく管理することを選んだ。
これらに加え、劇中に登場していない種族も存在するようだ。
マーメイド族は大きな尾びれと人間のような上半身を持つ完全水棲の種族で、メスしかいないことも大きな特徴。
ゴースト族は肉体を持たず、ほかの生物に憑依して災いを起こす霊魂の一族。
ホビット族はギガント族と対極に位置する、身長10cmほどの人畜無害な小人の一族。
ゴブリン族は獰猛かつ好戦的な一族で、同種族間でもたびたび争いを起こしている。
- まよいのもり 【 迷いの森 】
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キャッスルドランが眠る地へと続く道にある森。シルクモスファンガイアがその番人をしている。
この森ではほかのファンガイアは本来の力を発揮できないらしく、クイーンである真夜もパールシェルファンガイア(真夜)に変化できない。
- みおのゆびわ 【 深央の指輪 】
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鈴木深央が露店で購入したアクセサリー。
内気な自分の性格を変えようとした彼女が、自分の意志で、紅渡に選んでもらいたいと思い、選んでもらった。まだ早かったと気落ちする彼女に対し、渡はこの指輪をつけてあげる優しさを見せた。[#22]
- みぎかたのきず 【 右肩の傷 】
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1986年、紅音也、麻生ゆりらが死闘の末にルークに追わせた傷。
ルークは麻生ゆりが変身した仮面ライダーイクサ セーブモードによって一度眠りについているが、復活したときも右肩の傷はそのままで紫色に変色していた。ファンガイア事件記録でルークの弱点を知った麻生恵は、仮面ライダーイクサ バーストモードに変身して弱点を攻め立て、もう一度ルークを消滅させている。
- みすはつみだつみはゆるされない 【 「ミスは罪だ。罪は許されない」 】
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名護啓介が自分の父親を告発して命を失わせたことについて紅渡が尋ねたとき、名護が言った言葉。
名護の自分主観な正義感を象徴するような言葉である。
- みゅーず 【 ミューズ 】
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ギリシア神話に登場する姉妹の女神「ムーサ」(複数形はムーサイ)の英語名。芸術家を守護する神々であり彼らに閃きを与えると言われている。
棚橋の絵のモデルとなった真夜は何度かミューズを引き合いに出し、彼が女神に選ばれているかどうかを見極めようとした。また、紅音也はすでにミューズの加護を受けているとも考えているようで、名護啓介と荒事となった音也の前に真夜が現れたとき、彼女は「ミューズが悲しむ」と天才バイオリニストたる音也の手をいたわっている。[#28]
- みゅーる 【 ミュール 】
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女性用のサンダルのひとつ。かかと部分が高くまたベルトがついていないことがほかのサンダルと異なる部分。日本では、大スターが映画で履いていたことから「ヘップサンダル」とも呼ばれる。
紅渡をデートに誘おうとした鈴木深央は、新調したミュールを手に浮かれた表情で彼に電話をかける。しかし、野村静香がそれを阻止したため、ミュールを履いた姿を渡に見せられなかった。[#29]
- みんせいいいん 【 民生委員 】
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福祉向上を目的として活動する、地域ごとに存在するボランティア。
紅渡に森羅高等学校への入学を薦めた。
- もえるあしあと 【 燃える足跡 】
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紅音也の前に姿を現したキングの足跡。
真夜に近づく音也への警告なのか、音也の前に幻影のように姿をみせたあと、その足跡はアスファルトにめり込み炎が立ち上っていた。[#40]
- もともときょうみはなかった 【 「元々興味はなかった」 】
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紅渡が仮面ライダーキバだと知った名護啓介は、自分の弟子になれと渡を誘う。しかしすでに一番弟子として襟立健吾がいたため渡は彼を気遣うが、名護は「彼にはもう興味はない。いや、元々なかった」と冷徹に言ってのけた。健吾はこの言葉を聞いてしまったため、心を荒ませることになる。[#31]