DICTIONARY

用語辞典

かめんぶとうかい 【 仮面舞踏会 】

互いの素性を知られぬよう、仮面を着用を義務付けられたダンスパーティーのこと。

園田真理が中心となって計画したダンスパーティ。ライオトルーパー隊の襲撃があったため、参加者は隆(乾巧)と園田真理のみ。遅れて参加するはずだったミナは、真理と踊る巧を見て断念している。[#劇場版]

かんしょうにひたる 【 感傷に浸る 】

心を痛め、沈んだ気分であれこれと考えている状態。

澤田亜希は普通の人間ではなくなった自分や園田真理について思い悩み、尋ねてきた影山冴子から「オルフェノクのすることではない」と指摘されていた。

きおくそうしつ 【 記憶喪失(仮面ライダー555(ファイズ)) 】

頭部への怪我や精神的なストレスなどから引き起こされる、一時的な記憶の欠落。

爆発事故に巻き込まれた倉田幸子が記憶喪失に陥り、娘の倉田恵子の顔まで忘れてしまっていた。
菊地啓太郎と恵子が母娘の思い出である真っ白な洗濯物をたくさん干し、その光景を幸子が見たことで、失っていた記憶を取り戻した。[#18][#19]

また、園田真理をはじめとしたほとんどの流星塾生は、スマートブレインによって同窓会の記憶が消し去られ、別の記憶を埋め込まれている。

『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』では、ライオトルーパーの部隊に敗れた乾巧がミナの父親に助けられ、「隆」という別の記憶を与えられていた。[#劇場版]

ぎぜんしゃ 【 偽善者 】

善ではないことを善だと主張して人を騙したり、周囲からの印象をよくしたいといった別の目的のために善行を行なう人のこと。

その行動が善を「装って」いるかどうかがポイントで、ある行動が相手にとって悪い結果になったり有難迷惑だったとしても、それが本当に善かれと思っての行為なら偽善とは呼ばず、要らぬおせっかい、独善といった別のものになる。

南雅彦は、「オルフェノクが人間であれば研究所での実験は人体実験になり、人道的に許されないのではないか」と指摘した沢村を偽善者だと評し、「ああいう人間は将来的に邪魔なる」と研究者に語っていた。

きたないものあれるぎー 【 汚いものアレルギー 】

菊地啓太郎が抱えていると自称する疾患。

汚いものがあったり心の汚い人がそばにいると、クシャミが出てしまう。オルフェノクが近くにいた場合も、なぜか同様の症状が出ることがある。

きゅうせいしゅでんせつ 【 救世主伝説 】

仮面ライダーファイズが現れて人類に平和をもらすという噂。「闇を切り裂きこの世に光をもたらす」のだという。

実は園田真理が勝手に広めたもので、その話を聞いた乾巧は「そんなガラじゃない」と乗り気ではなかったが、仮面ライダーオーガとの戦いでは、真理に救世主伝説について問いかけることで、自らを奮い立たせている。[#劇場版]

くまもとくうこう 【 熊本空港 】

熊本県の上益城郡益城町にある空港。阿蘇山麓に敷地を構えている。

園田真理が所持するファイズギアを奪うため、青木、赤井、緑川の3人が降り立った。

くらぶ 【 クラブ 】

不特定多数の来店客に、音楽をかけたダンスの場を提供するダンスホールのこと。日本では1960年頃から登場。当初はディスコと呼ばれていたが、1990年代ごろからクラブと呼ばれるようになった。

スパイダーオルフェノクとして覚醒した澤田亜希が多数の人々を手に掛け、またフロッグオルフェノクが人間体で紛れ込んでいた場所でもある。

くりーにんぐはなむすび 【 クリーニング花むすび 】

菊地啓太郎が九州でアルバイトをしていたクリーニング店。

彼が「より大きな人助け」と称して乾巧たちからファイズギアを奪った際に辞めている。[#03][#04]

けいせんがくいんだいがく 【 慶泉学院大学 】

草加雅人が通う大学。草加はテニス部、乗馬部、フェンシング部などを掛け持ちしている。

けいたいすとらっぷ 【 携帯ストラップ 】

携帯電話につける提げ紐。ビーズをあしらったりミニフィギュアが付いていたりと、その種類は様々に存在する。2020年現在ではスマートフォンの普及もあって携帯ストラップをつける人も少なくなった。

森下義正が森下千恵の遺品から見つけたもので、ストラップの装飾には木場勇治のイニシャル「Y・K」が彫られていた。