用語辞典
- だいてんくうじ 【 大天空寺 】
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東京近郊にあるお寺。
紀元前三世紀に、リューライが凶王から隠すためにモノリスを埋めた場所に位置する。
その後、リューライの子孫がモノリスを掘り起こし、そこに大天空寺を建立した。
1974年。子孫の一人である天空寺龍は、五十嵐健次郎にモノリスの解析を依頼すると共に、大天空寺の地下を研究室に改造した。 - たこやき 【 たこ焼き 】
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小麦粉を溶かした液状の生地に適当な大きさに切ったタコを入れ、半球のくぼみが並んだ鉄板を利用して球状になるように焼き上げた食べ物。
さらに上からソースや鰹節、青のりなどをかけて完成に至る。
丸いものを崇める眼魔の人々は、その見た目から一度は食べることを躊躇うが、ひとつ食べてしまえば夢中になることが多い。
地球で製法を学んだアランは、眼魔の世界に調理道具と材料を持ち帰り、たこ焼きを広めた。 - たこやきふーみん 【 たこやきフーミン 】
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福嶋フミが営むたこ焼き屋。
天空寺タケル、深海マコト、月村アカリ、深海カノンは幼い頃によく通っていた。
福嶋フミが亡くなった後、孫の福嶋ハルミが画家として活動する傍らで店を継いだ。 - だんとんがかいはつしたりあくたー 【 ダントンが開発したリアクター 】
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宿主の生体エネルギーを使い、それを増幅させる装置。
ダントンの不死身の組織と血液を利用して開発されたもので、使用者に超人的な身体能力をもたらす。
しかし、装置は完璧なものではなく、宿主の生体エネルギー=命を使い切ってしまう危険を孕んでいた。
天空寺タケルを追って地球を訪れたクロエはリアクターの影響で瀕死の状態に陥るが、タケルの命とムゲンゴースト眼魂(アイコン)の力、さらにグレートアイの一部を受け取ることでリアクターから解放された。 - だんとんによるにくたいのきょうかかいぞう 【 ダントンによる肉体の強化改造 】
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ダントンが考案した、赤死病に怯えることなく生き永らえるためのシステム。
妻と多くの民を亡くしたアドニスから「人の死なない世界を創りたい」と告げられたダントンは、肉体強化による環境適応を提案。
実験段階で多くの犠牲を出したことにより研究を打ち切るよう命じられるが、助手のゴーダイに支えられて研究の継続を決意する。
その後、自身の体への改造実験を繰り返したダントンは、不死身とも言うべき肉体を獲得。
それは偶然の産物であり、同じように他者を強化することはできなかったが、自らの血液と細胞を利用した実験を続けた結果、彼の研究は「誰にでも応用可能なリアクター装置」として結実した。 - ちからのこんげん 【 力の根源 】
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グレートアイの別称。
→グレートアイ - ちきゅうしんこうさくせん 【 地球侵攻作戦 】
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眼魔の勢力による、地球を完璧な世界へと導く計画。
アデルがアドニスに進言したものであり、地球を眼魔の世界のような完璧な状態にして破滅から救うという建前であったが、実際には眼魂(アイコン)システムを維持するために地球の人々の生体エネルギーを奪うことが目的であった。
侵攻作戦が本格的に開始されたのは2015年。アデルの指揮によって戦闘用の眼魔怪人たちが地球へと送り込まれ、天空寺タケル=仮面ライダーゴーストの戦いが始まった。 - ちくせきされたちしきのでーたべーす 【 蓄積された知識のデータベース 】
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ガンマの世界でイゴールが発見したもの。
イーディスとダントンは知識を脳にインプットする装置を利用し、蓄積された知識のデータベースを獲得。
吸収した知識を利用して眼魔の世界を近代化し、生活水準を引き上げた。 - ちゅうわざい 【 中和剤 】
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飛行機眼魔が散布した特殊粒子を、中和するための薬品。
特殊粒子の濃度上昇に伴って形成された強烈な磁場=赤いオーロラの影響から人々を救うため、月村アカリが開発した。
その後、あかり砲用の中和剤カートリッジが生産され、赤いオーロラは消し去られることとなった。
また、人体に貼るタイプの円形の中和剤パッチも同時に開発され、深海カノンやアランたちの不調を解消した。 - ていりゅうじょあのよいりぐち 【 停留所「あの世入口」 】
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ダヴィンチ眼魔に敗れ、息を引き取った本願寺純が迷い込んだ不思議な空間。
彼が座るベンチの横には「あの世入口」と書かれたバス停の看板のようなものがあった。
仙人との会話の末、本願寺純は「才能がもったいない」という理由で「この世」へと帰された。
本願寺純「楽しそうですね、あの世も」
仙人「うん、みんないるよ」 - でみあぷろじぇくと 【 デミアプロジェクト 】
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地球の人間の魂を肉体から分離し、眼魔の世界と同じように管理するための計画。
イゴールはディープコネクト社を支配してデミアを開発し、ハッピードリームファクトリーにおける肉体と魂の分離実験や、ライブ会場での共感能力を高めるリストバンドの実験などを経て、製品をリリース。
常識を覆す革命的なOSとして売り出されたデミアは、電子コンタクト型端末の装用により、他のユーザーや電化製品など様々なものと繋がることができるというものであった。
そしてメインサーバーの代わりにアデルがデミアの中心となったことで、デミアの使用者たちは彼と繋がり、同化させられてしまった。