DICTIONARY

用語辞典

がぬま 【 ガヌマ 】

グレートアイと呼ばれる存在の本来の名前。
アドニス率いる民たちは、新天地と幸せな暮らしを与えてくれたグレートアイに感謝し、自らを「ガヌマの民」と呼ぶようになった。
その後、ガヌマという呼称はガンマへと変化した。

かみのいし 【 神の石 】

目の紋章が描かれた石柱のような物体。
かつてのグレートアイが、惑星間などを移動するために設置したもの。
紀元前三世紀のアドニスたちから「神の石」と呼ばれ、祈りの対象となっていた。
後にモノリスと呼ばれるようになり、2015年現在は大天空寺の地下に置かれている。

がんま 【 ガンマ 】

グレートアイと呼ばれる存在の名前「ガヌマ」が変化したもの。
アドニスは移住先の惑星を正式にガンマと名付け、かつて暮らしていた地球を忌むべき場所とした。
そして、生まれてくる子供たちに未来だけを見てほしいという思いから、ガンマに移住するまでの歴史を封印するよう徹底させた。

がんま 【 眼魔 】

眼魔の世界から現れる怪人たちの呼称。
地球側の勢力によって、「ガンマ」という呼称に「眼」と「魔」の漢字があてがわれた。
また、人間が眼魔眼魂(アイコン)に乗っ取られて99日経過した場合、身体を完全に支配されてしまう。
仮面ライダーゴーストなどが空中に眼の紋章を描いて印を結び、眼魔眼魂を体外へと追い出すことで、乗っ取られた人間は元に戻る。

がんまいざー 【 ガンマイザー 】

グレートアイを守護する、祈りの間の15枚のプレート。
ダントンのような者がグレートアイに繋がってしまわぬよう、アドニスがイーディスに命じて作らせた。
障壁であるガンマイザーの稼働後、アドニス以外の人間はグレートアイに接触できない状態となった。
後に眼魂(アイコン)システムのバグを把握したイーディスは、アドニスに知られることなく事態を収束させようと画策。
グレートアイへの接触を試みるも自ら生み出した障壁=ガンマイザーに阻まれ、そのシステムを書き換えようとした結果、イーディスの手に負えない堅固な存在へとガンマイザーを進化させてしまった。
その後、天空寺龍と出会ったイーディスは、各ガンマイザーに対抗可能な15人の英雄の力を集めることで障壁を排除できるかもしれないと考え、英雄のゴースト眼魂を揃える計画を開始するのだった。

がんまのせかい 【 ガンマの世界 】

紀元前三世紀にアドニスたちが移り住んだ惑星。
地球から気が遠くなるほど離れた位置にあり、荒涼とした大地には、高度な科学力を持っていた文明の痕跡、放棄された古き都市の残骸があった。
その後、グレートアイの助力によって都市機能は再生され、人が暮らせるような状態へと移行するが、やがて空は赤く染まり人々は病に苦しむこととなってしまう。
彼らの世界が青空を取り戻すのは、それから二千年以上も経った後のことであった。

がんまのろうごく 【 眼魔の牢獄 】

グレートアイによって宇宙に追放されたダントンが収容されていた施設。
流星群と接触した衝撃で眼魔の惑星へと落下した。

がんまひゃくねんせんそう 【 ガンマ百年戦争 】

ガンマの世界で百年以上続いた壮絶な戦争。
眼魂(アイコン)派のアドニス陣営と、改造派のダントン陣営に分かれ、泥沼の戦いが繰り広げられた。
だが、イーディスの開発したリアクターバスターにより、戦況は一変。
ダントン派に施された「リアクターによる強化」が無効化されたことで、アドニス陣営の勝利となった。

がんまもじ 【 眼魔文字 】

眼魔の世界で使用される文字。
日本語のひらがな五十音に対応しており、0~9の数字を意味する文字も存在する。

きせきのこ 【 奇跡の子 】

人工生命体の唯一の成功例、リヨンとミオンを指す。
ダントンが長きに渡って挑戦し続けた生命を創り出す研究は「ガンマ百年戦争」の終盤に実を結び、二人の子供が生まれた。
男の子はリヨン、女の子はミオンと名付けられ、後にゴーダイによって地球へと連れ去られることとなる。
この二人こそが深海マコトと深海カノンであった。

きゅうきょくのあいこん 【 究極の眼魂 】

仮面ライダーエクストリーマーへの変身時に使用するベルト型の眼魂(アイコン)。

天空寺タケルの肉体を器として生み出された究極の眼魂であり、ダーウィンゴースト眼魂が持つ進化の力で100個のゴースト眼魂が融合している。

地球や眼魔の世界に存在する全人類をゴーストに変える力があり、アルゴスはこの「究極の眼魂」によって全ての人々を自分と同じ状態に変えようとしていた。

きゅうこんき 【 吸魂器 】

イゴールが所有していた、人間の魂を集めるための装置。
集めた魂を解放し、意のままに操ることもできる。

きゅびは 【 キュビ波 】

キュビが絵を描く際に発せられる波動。
天空寺タケルを眼魔の世界へと送り込む際、バットクロックとキュビ波を利用してゲートを通過可能な大きさまで広げる実験が行われた。

きょうおう 【 凶王 】

紀元前三世紀にとある部族を率いていた男性。
戦いによって勢力を拡大し、恐怖と力による統治を実行。
自分たちよりも優れた民の存在を許さず、アドニスたちの隠れ里を執拗に襲撃した。

ぐれーとあい 【 グレートアイ 】

無数の魂が融合した全知全能のエネルギー生命体。
自身と繋がった人間の願いを聞き入れ、その能力で叶えてくれることがある。
イーディスの提案により、「目の紋章から現れた偉大な存在」という意味合いで「グレートアイ」と呼ばれるようになった。
また、アドニスたちはグレートアイへの敬意と畏怖の気持ちから、その姿に似た丸い物を崇めるようになった。

ぐんだり 【 グンダリ 】

ジャベルが眼魔の世界から呼び寄せた巨大な怪物。
一般市民による目撃情報もあるため、眼魔怪人とは異なり、常に不可視の存在というわけではない。
貴重な存在とされているが、ジャベルはグンダリを呼び出しては失うという失態を見せた。

けーえむえす 【 KMS 】

完璧なるマッドサイエンティストの略。
完璧なる世界を求めるイゴールを、月村アカリは「KMS」と名付けた。

げーとがんまほーる 【 ゲート(ガンマホール) 】

眼魔の世界と地球を繋ぐ通り道。
眼魔の世界における研究が進んだことにより、モノリスを使わずとも地球へと移動できるようになったが、当初は数個の眼魂(アイコン)しか通過できない小さなゲートに過ぎなかった。
そのため、大規模な地球侵攻を前に、グンダリや大量の戦闘員を送り込むための巨大ゲートを開く作戦が進められることとなった。
複数のゲートを連動させることで、より大きなゲートを開くことができる。

ごーすと 【 ゴースト 】

幽霊や、人間としての生を終えて魂となった者たちを指す。
天空寺タケルもゴーストとなって復活を目指していたが、仙人曰く、最初の復活期限の99日までは、仙人がタケルを生き返らせることができのだという。
だが、天空寺龍の魂が天空寺タケルの魂とまじりあい、さらに奇跡の復活を遂げ、理解を超えた状態になってしまったと説明していた。

ごーすとどらいばー 【 ゴーストドライバー 】

英雄の魂を眼魂(アイコン)化し、その力を引き出すための装置。
天空寺タケルや深海マコトらが仮面ライダーへの変身時に使用する。
当初の計画では、戦闘用のアバターで地球へと侵攻してくる眼魔に対し、地球側の勢力もアバターの身体で安全に戦う想定であった。

ごーすとはんたー 【 ゴーストハンター 】

不可思議な現象を引き起こす眼魔などを倒す仕事。
2005年頃、天空寺龍は眼魔の侵攻準備を阻止する活動を開始。
それは不可思議現象の情報を集めることで眼魔の動向を把握し、現場に出向いて侵攻準備を阻止するというものであった。
眼魔が引き起こす数々の不可思議現象を解決する中で、龍はゴーストハンターとして名を知られるようになった。