用語辞典
- さいあくぞーん 【 最悪ゾーン 】
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野上幸太郎の運気が最も悪い状態のこと。
デンライナーのドアが故障したり、何度もボールがぶつかったりと、散々な目にあっている。
同じような経験をしている野上良太郎も、「そういうことあるよね」と共感していた。[#EPISODE BLUE]
- さいしょにいっておく 【 「最初に言っておく」 】
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仮面ライダーゼロノスのキメ台詞。
桜井侑斗がゼロノス アルタイルフォームに変身したときは「最初に言っておく。俺はかーなーり、強い!」と自信にあふれた言葉に繋げるのが基本。
侑斗の機嫌などで台詞が変わることもあり、急に野上良太郎がいなくなってしまったため自分がスパイダーイマジンと対峙することになったときは「最初に言っておく。俺はかーなーり、機嫌が悪い!」と口にしていた。
ゼロノス ベガフォームにフォームチェンジした際も、デネブが「最初に言っておく」とキメ台詞を言うことがあるが、「胸の顔は飾りだ!」「特に言うことはない」など、侑斗と比べると脱力系の言葉が多い。
- さいみんりょうほう 【 催眠療法 】
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心理療法のひとつ。対象を催眠状態にして暗示をかけたり心の深層にある原因を探ったりすることで、おもに精神に起因する病気などを治療するのに用いられる。
野上良太郎の性格が豹変する理由が、「悪霊に取り憑かれたから」と考える三浦イッセーは、彼を催眠療法にかけて原因を取り除こうとした。しかしこれが良太郎の深い場所に潜り込んでいたリュウタロスが表面に出てくる要因のひとつになってしまう。
また、この催眠療法を見ていた野上愛理は、謎の男(桜井侑斗)との思い出を一部思いだし、記憶が混濁した状態で尾崎正義に希望ヶ丘へ連れて行ってくれるように頼んでいる。[#13]
- さくらいがきめたこと 【 桜井さんが決めたこと 】
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桜井侑斗やデネブと話をした際、野上良太郎が返した言葉。正確には、「全部桜井さんが決めたことだったんだ。突然いなくなったのも、桜井さんの記憶が消えていくのも……」。
謎の男(桜井侑斗)から新たなゼロノスカードを受け取り、侑斗が再び仮面ライダーゼロノスに変身するようになったことを受け、良太郎は、謎の男(桜井侑斗)と侑斗の悲しい覚悟に驚愕。と同時に、良太郎は自分を犠牲にする侑斗の戦いを許すことができず、ゼロノスカードを持ち去ってしまった。
- さくらいくんようすぺしゃるぶれんどそのさん 【 桜井君用スペシャルブレンドその3 】
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コーヒーが苦手な桜井侑斗のためにと、野上愛理が考案した特別なブレンドのコーヒー。いつか完成させて、侑斗に飲んでもらいたいと思っている。
レシピが書かれたノートの目標欄には、「やっぱりコクは大切!! 控えめで上品な甘さをもっとプラスしてみよう。もっと演出も考えてみよう。楽しく飲んでもらえるようにカップなどもかわいくして……☆ ケーキなんかに合わせてみてもいいかも。今度こそ満足させるコーヒーつくるぞっ!!」などが書かれてあった。[#42]
ピギーズイマジンの事件が起きた際、侑斗にようやく飲んでもらうことができた。[EPISODE RED]
- さなぎのぶれすれっと 【 サナギのブレスレット 】
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葉月翔子が左腕にはめている、サナギを模したパーツがついているブレスレット。
葉月翔子は療養中、蝶のサナギを見て今日という時間を精一杯頑張ろうと決意した。蝶よりも「蝶になろうとしてるサナギ」のほうがいい、という思いから身につけている。[#41][#42]
- さんじょうせんでいい 【 「参上せんでいい!」 】
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満を持して参上した仮面ライダー電王 ソードフォームに対して、ピギーズイマジンが放ったセリフ。
菊地宏との契約を完了できていないイライラも募って発している。[#EPISODE RED]
- さんのつぎはよん 【 「3の次は4」 】
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ウルフイマジンに「俺の必殺技、パート5」と叫びながら「エクストリームスラッシュ」を放ったモモタロスに対して野上良太郎は「3の次は4だよ」と言う。この前に放ったのが「パート3」だったための指摘だが、これにモモタロスは「一個飛ばすくらいすげえんだよ」と反論。
しかし、馬鹿にするなと1から数を数え始めたモモタロスは「1、2、3、5、6~」と、やはり4が抜けていた。[#18]
- じーくせんようしゃりょう 【 ジーク専用車両 】
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ジークが勝手に自分専用にしてしまったデンライナーの1車両。
リュウタロスによってデンライナーに連れてこられたジークは、ここは居心地がいいと車両のひとつを自分専用に改装してしまう。絨毯敷きに薄い垂れ幕、椅子など高価そうな調度品が配置されたプリンスを自称するジークらしい内装となっている。
- しーくれっとぶるー 【 シークレット・ブルー 】
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加藤浩が宝石店から盗み出した、青く輝くネックレス。
価格はなんと1億8700万円。
これを盗んだことで契約が完了となり、モレクイマジンは過去へと移動した。[#俺、誕生!]
- しいたけ 【 椎茸 】
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担子菌類ハラタケ目に属するキノコ。春と秋にクヌギやシイといった広葉樹の枯れ木に生える。食用のキノコの中でも代表的なもののひとつであり、調理のバリエーションも多い。
桜井侑斗が苦手な食べ物で、デネブが侑斗に憑依して買い物をしていたときもしきりに「椎茸は買うな」と忠告していたほど。侑斗に憑依したデネブが、椎茸嫌いが治るように初詣でお願いするほどなので、よほど嫌いなようだ。また、この忠告を無視して料理に椎茸を入れたときは激昂してデネブにプロレス技を仕掛けている。
デスイマジンを倒したあと、消えてしまったデネブを探しにゼロライナーに戻った侑斗は椎茸を使った料理と「侑斗へ 椎茸ちゃんと食べて」という書き置きを発見。侑斗はデネブがいなくなったことへの悲しみを堪えきれず、泣きながら椎茸ご飯をかき込んでいた。[#49]
- じかんけいさつ 【 時間警察 】
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時の運行を乱す犯罪者を取り締まる組織。
ターミナルに本拠地となる建物が設置されており、その中にある牢屋にはモモタロスたちや海東大樹が留置された。
仮面ライダーG電王や人工イマジンのイブのように、独自の戦闘システムが開発、運用されている。[#EPISODE YELLOW]
- じかんのはざま 【 時間の狭間 】
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「時の砂漠」の中でも、トンネルのような空間の内部のこと。
ここに入ってしまうと外部への通信手段が遮断されてしまい、イマジンたちと外にいる野上良太郎との思念による会話も不可能になる。
- ししゃのせかい 【 死者の世界 】
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通常の空間でも時の砂漠でもない、特殊な空間のこと。
常に薄暗く、不気味な空間が広がっている。[#さらば電王]
- しちやねぱーる 【 質屋ネパール 】
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中野にある銭湯のすぐそばにある質屋。男女を人質にとった男が立てこもり事件を起こしていた。
そのことを知らない野上良太郎達の行動もあって1日以上の籠城があったすえ、警察が質屋に突入、無事人質は救出され犯人も逮捕された。なお、人質のひとりが秘密の付き合いがあるまゆみと知らなかった刑事部長は狼狽し、知らないフリをしてその場を乗り切ろうとしている。[#16]
- しっかくのしかけ 【 失格の仕掛け 】
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野上良太郎に取り憑いたキンタロスが、なにも考えずに入った部屋にあった仕掛け。
扉を開けると上から水が降ってきて、中にある黒板には「残念でした」と失格を告げるメッセージなどが書かれてあった。[#29]
- しゃっきんのほしょうにん 【 借金の保証人 】
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借金の保証債務を行う人。借主に支払い能力がなくなった場合に、貸主からの請求に応じる。
野上愛理はいつの間にか保証人にされてしまい、「ミルクデッィッパー」が差し押さえられることとなった。借金の金額は1000万円。愛理は身に覚えがなく、一連の騒動は藤代裕也が愛理を自分の婚約者にするために仕組んだ罠であったと判明する。[#31]
- じゃぽーねせいか 【 じゃぽーね製菓 】
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田中と飯島が在籍している有限会社。田中は大事なニッポンのお菓子展に遅刻してきたことがきっかけで現場配属となっている。
ぐうたらな田中は、ビル街で売っていた七夕お菓子セット(700円)をまともに販売しようとしていなかったが、おせっかいなデネブの介入をきっかけにハナやナオミ、野上良太郎が協力することになり無事完売している。[#22]
- しゃぼんだま 【 シャボン玉 】
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石鹸液(シャボン液)を輪状にした針金やストローになどに浸すなどして膜を張り、それを振ったり息を吹きかけて空気を送り込むことで球状になった液を作る遊び。
リュウタロスは、お気に入りなのかしばしばシャボン玉を作る玩具で遊んでおり、シャボン玉をキンタロスめがけて発射して怒らせたりすることもあった。なお、同じ玩具と思われるものをナオミやほかのイマジンが使っていたこともある。
- しゅーまい 【 焼売 】
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豚の挽肉を小麦粉の皮で包んで蒸した、中華料理の点心のこと。
ガオウライナーを追いかけて移動中、幕末と思われる時代で発見したモモタロスが興味を示していた。[#俺、誕生!]
- じゅえりーほーぷ 【 ジュエリー・ホープ 】
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モレクイマジンと契約した加藤浩が、池祥一を誘って泥棒に入ろうとした高級宝石店。
彼はここで宝石を盗もうとするも、仮面ライダー電王に阻まれる。[#俺、誕生!]
- じょうしゃきょひ 【 乗車拒否 】
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電車やタクシーなど公共の乗り物において、乗り物の運転手や管理者などがその人物が乗ることを拒否すること。日本においては無賃乗車のような犯罪に関わることや重度のマナー違反でもない限り、乗車拒否はしない(できない)のが一般的である。
デンライナーのオーナーには、乗客を乗車拒否できる権利があり、快適な運行の妨げになると思う者や、時の運行を乱したと判断した場合は乗車拒否の判断を下す。
なお、このときオーナーは「乗車拒否」と書かれた赤いライダーチケットで意思を示し、何かと騒がしいモモタロスたちもこのカードを出されて脅かされたことがある。
- しょうてんがいのあいどるあいりさんとおちゃするけん 【 商店街のアイドル 愛理さんとお茶する券 】
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各お店から賞品を出すことになるのだが、「ミルクディッパー」からの賞品は多数決でこの券に決まったという。愛理の評判はミルクディッパーだけにとどまらず、商店街全体に広まっているようだ。[#29]
- しょうぶごとはだまってみてられなくて 【 「勝負事は黙って見てられなくて」 】
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納涼肝試し大会に参加するハナのセリフ。本来お化けが苦手な彼女だが、それでも野上良太郎についてきたのは、こうした理由があったからだった。
なお、ハナの結果は、恐怖からお化け役を殴ってしまったあと、違う道に進んだために失格となっている。[#29]
- しょうめつしたみらい 【 消滅した未来 】
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ハナが本来いた時間のこと。特異点である自分以外のすべてが無くなってしまい、以降ハナはデンライナーで旅をしながら、自分のいた時間が消えた理由や元に戻す方法を探す。
ハナは自分がいた時間が消滅したのは、イマジンが時の運行を変えてしまったためだと思っており、彼女がイマジンを深く憎む原因となっている。
- しょうわじゅうねん 【 昭和10年 】
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ウラタロス、キンタロス、リュウタロスが飛ばされてしまった時代。ちなみに忠犬として有名なハチが亡くなり、銅像が建てられた年である。
ウラタロスは次狼、キンタロスは力、リュウタロスはラモンに憑依していた。[#超電王]
- しりつせいじょうこうとうがっこう 【 私立星城高等学校 】
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野上良太郎や沢田由香が通っていた高校。彼らは2004年4月7日に入学している。しかし、由香は海外留学、良太郎は家庭の事情により同校で卒業式を迎えることはなかった。
由香の留学後に校門がリニューアルされ、シンボルだった銅像と桜の木が撤去されている。[#17][#18]
- じんこういまじん 【 人工イマジン 】
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仮面ライダーG電王のサポートシステムであるイブのほかに、どのようなタイプが存在するのかは明かされていない。[#EPISODE YELLOW]
- じんりきはつでん 【 人力発電 】
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人間の力を動力源にして、電気を発生させること。
仮面ライダーNEW電王 ストライクフォームがマシンデンバードで出撃してしまい、止まっていたNEWデンライナーを、オーナーが自転車をこぐことによる人力発電で動かしていた。[#さらば電王]
- ずがたかい 【 「頭が高い!」 】
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格上の者が格下の相手に対して「礼を欠いている」と強く注意する言葉。もともとは礼儀に厳しい武家社会において、目上の者に挨拶するとき頭のさげ方が足りないときに注意する言葉だったとされる。時代劇などではお馴染みだが、現代社会において使われることはまずない。
デンライナーで尊大に振る舞うジークは、その態度に反抗したモモタロス、キンタロス、ウラタロスに対してこの言葉を言うと、彼らを一時的にコーヒーカップにはいるくらいまで小さくしてしまった。また、ジークに挨拶したデネブも同じように小さくされてしまっている。[#23][#24]
- すばこ 【 巣箱 】
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動物の巣になるように人工的に作られたもの。樹木の穴などを巣として活用する鳥の繁殖用に設置される。日本の場合、520種類以上確認されている鳥類のなかでも巣箱を利用するのはおよそ20種類程度と多くないが、こうした鳥は人間の生活に有益な活動を行う種も多いことや野鳥保護の目的から、農林水産省や環境庁も巣箱の設置を奨励している。
戸山秀二が街の柱やゆりかご公園内に鳥用の巣箱を設置していた。しかし、オウルイマジンが巣箱を破壊したためリュウタロスの怒りを買う。[#13]
- すぺしゃるきゃべつじゅーす 【 スペシャルキャベツジュース 】
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野上愛理が調理した飲み物。ドロリとした真緑の液体で名前からキャベツがたっぷり使われていることが想像できる。
愛理は退院した良太郎に対し「胃腸にいいから」とこのジュースを勧めたが、本人は苦い顔をしていた。[#17]
- せたっち 【 セタッチ 】
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ライダーパスをベルトのターミナルバックルにあてることで、セット&タッチを意味している。
仮面ライダーへの変身時に行うほか、必殺技発動時にフリーエネルギーをフルチャージするときにも行う。
- せんごひゃくにねん 【 1502年 】
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オニ一族が隆盛を極めていた時代。室町時代後期にあたり、群雄割拠の戦国時代に突入して間もないころである。
デンライナーの面々は、クチヒコの野望を阻止するためにこの時代へ向かった。[#超電王]
- せんぱい 【 先輩 】
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年齢や学問の修学時期、経験などが自分より上である人を指す言葉。学校や会社で先に入学、入社した人に対して使われることが多い。
正式に野上良太郎と行動をともにするようになったウラタロスに対して、モモタロスは「俺のほうが先輩だ」と口にする。この言葉を受けてから、ウラタロスはモモタロスを先輩と呼ぶようになるが、特に敬っているような様子はない。
- ぞうのぎょうれつ 【 象の行列 】
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1729年5月23日に開かれた行事のこと。
死郎は、この行事が行われる町の人々を全員消してしまうことで、亡くなったでソラを生き返らせようとする。なお、町には野上良太郎の祖先と思われる男女がいたことから、オーナーは「特異点(良太郎)の祖先を自分自身で消させることで時間をひっくり返すほどの破壊力を生み出そうとしたのでは」と推測した。
結局、象は仮面ライダー電王たちと死郎率いるイマジン軍団との戦いを察知して逃げてしまい、人々は町中を走るデンライナーを象と勘違いして驚き、喜んだ。[#さらば電王]