用語辞典

仮面ライダーの変身者が、変身に関係するカテゴリーAのアンデッドにどの程度適合しているかを表した数値。

変身者が持つそもそもの適合力や精神状態によっても変動し、戦意が高まると上昇する一方、戦意を喪失すると下降する傾向にある。この数値が高いほどアンデッドの力を有効に引き出せていることになり、仮面ライダーの戦闘能力を測る目安になる。

ただし、人類基盤史研究所、通称「BOARD（ボード）」や伊坂が開発したライダーシステムは、ほかのアンデッドの姿や能力をコピーできるジョーカーの力を部分的に再現したものであるため、変身者は自身の肉体をベースとなったアンデッドと融合させることで仮面ライダーの力を引き出している。よって、融合係数は変身者がどれだけアンデッドに近づいているかの指標でもあり、あまりにも数値が高い場合は、肉体がアンデッド化する可能性もある。

『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』の舞台。

封印が解かれたアンデッドを、剣崎一真を始めとする仮面ライダーたちが再封印していた点ではTVシリーズと同じだが、剣崎がアンデッドになっておらずジョーカー＝相川始を含めたすべてのアンデッドが封印されている点が異なっている。また、剣崎はゴミ清掃員、上城睦月は就職活動中の大学生、橘朔也は人類基盤史研究所、通称「BOARD（ボード）」の新しいリーダーとなっているなどそれぞれの道を歩んでいる。[#劇場版]

とある海岸近くにあった洞窟。「亡くなった人の声が聞ける」と噂になり、しばしば訪れる人がいた。

噂を知った栗原天音も「亡くなった父親に会いたい」と言い出し、剣崎一真や白井虎太郎に連れられて洞窟へ向かった。剣崎たちが到着したとき洞窟にはセンチピードアンデッドがおり、襲われた人々が原因不明の高熱を発したため立ち入り禁止にされていた。しかし、父の声を聞きたいあまり天音はこれを無視して洞窟に入り、センチピードアンデッドの毒を浴びることになってしまう。[#05]