DICTIONARY

用語辞典

はじまりのおとこ 【 はじまりの男 】

創造主であり、神に等しい存在。

駆紋戒斗との死闘を制した葛葉紘汰は、高司舞(はじまりの女)から受け取った「黄金の果実」を齧り、「はじまりの男」と呼ばれる創造主へと姿を変えた。[#46]

フェムシンムの世界における「はじまりの男」はロシュオであった。

はじまりのおんな 【 はじまりの女 】

自ら選んだ者(勝ち残った者)に「黄金の果実」を与える存在。

ロシュオによって「黄金の果実」の果実を体内に埋め込まれた高司舞は、その力を受け入れて「はじまりの女」となった。[#44]

フェムシンムの世界においては、ロシュオの妻(王妃)が「はじまりの女」の役割を果たした。

ぱんじゃび 【 パンジャビ(PUNJABI) 】

葛葉紘汰のアルバイト先のひとつであったインド北部料理のお店。

戦極(センゴク)ドライバーを手に入れた紘汰は、アーマードライダー鎧武に変身して出前に向かおうとする。

だが、角や兜がスクーターの屋根に引っかかってしまい、身動きが取れないまま転倒してしまった。[#02]

後にトライドロンに乗り込もうとした際にも似たような出来事が起こった。[#MOVIE大戦フルスロットル]

びーとらいだーず 【 ビートライダーズ 】

沢芽市で活動するダンスチーム、およびそのメンバーたちの総称。

抗争終了に伴い解散したチームもあり、以降は本当にダンスが好きなメンバーたちがチームの垣根を越えて集まるようになった。

ユグドラシル・コーポレーションの情報統制に振り回され、市民たちから糾弾されることもあったが、ヘルヘイムの脅威にさらされる中、人々を救うために尽力した。

びーとらいだーずほっとらいん 【 ビートライダーズホットライン 】

DJサガラがMCをつとめる配信番組。

ランキングの情報やインベスゲームの中継映像を配信していたが、ユグドラシル・コーポレーションによる情報統制が本来の目的であった。

ひーろー 【 ヒーロー(仮面ライダー鎧武/ガイム) 】

葛葉紘汰を指す言葉。

紘汰が去った後の地球では、彼の想いを受け継ぐ仲間たちがヒーローとして戦い続けている。

ふぇむしんむ 【 フェムシンム 】

かつてヘルヘイムの世界で滅びた種族。

築き上げた文明をヘルヘイムの森に侵食され、フェムシンムの民たちは「黄金の果実」を得た王・ロシュオの力でオーバーロードとなることで生き延びた。

だが、コウガネに闘争心を煽られた同族たちは互いに憎み合うようになり、シャムベシェ(ラピス)の努力も空しく、終わらぬ争いの果てに文明は滅び去ってしまう。

そしてロシュオやデェムシュ、レデュエといったわずかな生き残りも命を落とし、フェムシンムという種族は全滅することとなった。

ぶじんのせかい 【 武神の世界 】

武神ライダーと呼ばれる戦士たちが天下をめぐって刃を交える世界。[#MOVIE大合戦]

肉体を失い高位の存在となった狗道供界は、この幻のような武神鎧武の世界でサガラと出会い、ゲネシスコアユニットとブラッドオレンジロックシードを与えられた。[#小説 鎧武]

ふりーぱふぉーまんすぞーん 【 フリーパフォーマンスゾーン 】

沢芽市の各地に設けられた、ダンスなどを披露する舞台。

パフォーマンスを行う際は、ステージ脇の装置にプレイヤーパスを挿す。

ダンス中にプレイヤーパスを勝手に抜き取られ、舞台の使用権を賭けてインベスゲームを挑まれることも多々ある。

ぷれいやーぱす 【 プレイヤーパス 】

チーム毎に与えられるICチップ付きのカード。

パフォーマンスを行う際は、ステージ脇の装置にこのパスをセットする。

また、ステージの音響機材を利用してBGMなどを鳴らすこともできる。

ぷろじぇくとあーく 【 プロジェクト・アーク 】

人類滅亡の回避を目的としたユグドラシル・コーポレーションの計画。

それは、ヘルヘイムの環境下で生き延びるためのドライバーを開発し、意図的な人口調整を行うというもの。

ヘルヘイムの果実を人体に無害なエネルギーへと変換するドライバーは完成に至ったものの、その生産台数は最大で10億台。

ヘルヘイムが地球を覆い尽くす10年間のうちに「ドライバーを手にできずインベス化する60億人」の命を奪い、「選ばれた10憶人」が確実に生存できる環境を整えるという、多くの犠牲を前提とした計画であった。

へるへいむしょう 【 ヘルヘイム症 】

人間がインベスに襲われた際、傷口から入り込んだ種子が発芽してその身体を覆い尽くしてしまう現象。

ユグドラシル・コーポレーションの情報統制により、怪生物事件はインベスゲームとの関連性が疑われると報道され、ビートライダーズはヘルヘイム症の患者の家族や市民たちから糾弾されることとなった。

なお、レデュエとの戦闘でヘルヘイム症に感染した駆紋戒斗は、症状の進行をゲネシスドライバーの力で抑え込み続けたことで耐性を獲得。

その後、ヘルヘイムの果実を口にしたことをきっかけに、自我を保ったままロード・バロンへの進化を遂げた。

へるへいむのかじつ 【 ヘルヘイムの果実 】

ヘルヘイムの森に生る怪しげな果実。

摂取した生物の遺伝子構造に劇的な変化を及ぼし、全く新種の生命体へと変貌させる力を持つ。

また、戦極(センゴク)ドライバー装着者が触れることでロックシードへと変化する。

なお、果実がビニール袋などに包まれた状態で、直接触れていない場合は手に持っても変化は起こらない。

呉島光実はこの仕組みを利用してヘルヘイムの森から実を持ち帰り、コウモリインベス 変種体を誘き出した。[#09]

へるへいむのもり 【 ヘルヘイムの森 】

奇妙な形状の果実が実る森のような場所であり、インベスと呼ばれる怪生物が棲息している。

森を支配していたのはオーバーロード。かつてヘルヘイムの世界に栄えた民「フェムシンム」の成れの果てであった。

その後、サガラにより「ヘルヘイムとは特定の生命体に破滅と再生を促すもの」であることが明かされる。[#25]

世界を蝕む一方、そこに住まう生物に新たな種族への進化をもたらす役目も担っていた。

へんしん 【 変身(仮面ライダー鎧武/ガイム) 】

アーマードライダーへと姿を変えることを指す。

諦めずに新しい道を探して先に進み、そして新しい自分に変わることも変身だと葛葉紘汰は呉島貴虎に伝えた。[#46]

ほうりびょういん 【 鳳梨病院 】

ヘルヘイム症の患者を受け入れていた病院。「鳳梨」はパイナップルを意味する。

検査に訪れた葛葉紘汰、高司舞、呉島光実の三人は、ビートライダーズであったがために他の利用者たちから非難されてしまう。

インベスに傷を負わされた患者たちは、傷口からヘルヘイムの植物を生やしながら苦痛にもがいていた。[#13]

その後、ヘキジャインベスの襲撃で傷を負ったラットもこの病院に入院することとなった。[#16]