用語辞典
- がいあうぃすぱー 【 ガイアウィスパー 】
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ガイアメモリのプログラムが起動した際に発せられる地球の声。
「サイクロン!」や「ジョーカー!」といった、メモリに内包される「地球の記憶」の名(内部プログラムファイル名)を音声で伝えてくれる。
声:立木文彦(たちき・ふみひこ)
- がいあげーと 【 ガイアゲート 】
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「地球の記憶」へと繋がる泉。
星降谷遺跡で発掘活動を行っていた考古学者・園咲琉兵衛は、この「地球意志との接触ポイント」を発見し、泉の場所を科学施設化して研究を開始する。
だが発見から一か月後、当時五歳であった彼の息子・園咲来人が泉に落下。命を落とすと共にデータの塊として復活を遂げ、「地球の記憶」にアクセスする力を獲得してしまうのだった。
園咲家の屋敷は、このガイアゲートの真上に位置していた。
- がいあどらいばー 【 ガイアドライバー 】
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ガイアメモリ使用時の人体及び精神への悪影響を最低限に抑えるために開発された、生体挿入フィルターのプロトタイプ。
メモリ使用者の多くはやがて精神まで蝕まれ、身も心も完全な怪人と化してしまうが、ガイアドライバーはメモリに内包される力から人体に有害な要素を極限まで遮断し、有益な力のみを抽出して超人を生み出すことができる。
- がいあぷろぐれっさー 【 ガイアプログレッサー 】
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有機情報制御器官試作体。
「女王の証」として園咲琉兵衛から園咲若菜に贈られたものであり、後に若菜はジーン・ドーパントの能力を利用してガイアプログレッサーと融合。
エクストリーム態であるクレイドールエクストリームへの進化を遂げた。
ガイアプログレッサーの開発には、ゼロ・ドーパントによって採取された、仮面ライダーW(ダブル) サイクロンジョーカーエクストリームの結晶装甲「クリスタルサーバー」の細胞サンプルが利用された。 [#小説 Zを継ぐ者]
- がいあめもりかけこみでら 【 ガイアメモリ駆け込み寺 】
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数多くの事件を解決へと導いたことで、風都には「ガイアメモリやドーパント絡みのトラブルに巻き込まれた場合は鳴海探偵事務所に頼めば何とかしてくれる」といった噂が流れていた。
その状況を受けて、鳴海亜樹子は「すっかりうちもガイアメモリ駆け込み寺ね」とつぶやくのだった。
- がいあめもりのかじょうしよう 【 ガイアメモリの過剰使用 】
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ひとりの人間が複数のガイアメモリを使用し、その力を取り込む行為。
テラーメモリの入手を最終目標とする井坂深紅郎は、園咲琉兵衛=テラー・ドーパントを打倒する力を手に入れるために「1ユーザー1メモリ」という法則を破ってしまう。
研究の末、様々なメモリの能力を吸収して進化していくことができるようになった井坂は、複数のガイアメモリの挿入によって日々肉体を強化し続ける怪物へと変貌。
そのカロリー消費はすさまじく、特に戦闘後は常識では考えられない量の食事をとっていた。
井坂=ウェザー・ドーパントはその後、仮面ライダーアクセルトライアルのマキシマムドライブを受けて敗北。
複数のメモリを過剰使用し続けた彼の肉体組織は、データコンフリクトによってバラバラに分解され、消滅してしまうのだった。
- がいあめもりのどくそ 【 ガイアメモリの毒素 】
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ガイアメモリの使用者を脅かす強烈な毒素。
人間の怒りや憎しみといったマイナス感情と反応し、やがて使用者を暴走させ、心まで完全な化け物に変貌させてしまう。
この毒素を軽減しつつメモリの力を利用するために開発されたのが、ガイアドライバーをはじめとするドライバーであった。
- かじょうてきごうしゃ 【 過剰適合者 】
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特定のガイアメモリに対し、異常なまでに高い相性度を持つ体質の人間。
インビジブルメモリに対するリリィ白銀、ケツァルコアトルスメモリに対する島本凪などがこれに該当し、多様なメモリの力を欲し続ける井坂深紅郎に利用されることとなった。
- かぜとねぎとしょうたろう 【 風邪とネギと翔太郎 】
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人生最大級の風邪に苦しむ左翔太郎を救った、恐ろしい民間療法。
用いられたネギの効能によるものかどうかは定かではないが、それを挿し込まれた翔太郎は奇跡的に元気な状態となった。 [#小説 Zを継ぐ者]
- かぜのさへいじざぱにっくりべんじゃー 【 風の佐平次 ザ・パニックリベンジャー 】
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風都で流行っていた時代劇ドラマ。
主人公「風の佐平次」と、彼と対立関係にある「櫓の久蔵」が織りなす物語と思われる。
時代劇に興味のない左翔太郎を夢中にさせるほどの面白さであり、後にT・ジョイ風都などの映画館で3D映画が上映されることとなった。
- かぜふきやま 【 風吹山 】
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風都の都市部から離れた場所にそびえ立つ山。
鳴海荘吉の別荘があり、訳ありの依頼人をかくまう際に利用されていた。
また、荘吉が有馬鈴子から取り上げた「ゾーンメモリが隠された木彫りの熊」も、同じ別荘に隠されていた。
- かめんしんがー 【 仮面シンガー 】
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視聴者参加型の歌謡番組「フーティックアイドル」で歌を披露した謎のボーイズデュオ。
その正体は左翔太郎とフィリップであり、その歌で会場を沸かせた彼らは、後日雑誌で取り上げられることとなった。
- かもめびりやーど 【 かもめビリヤード 】
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風都にあるビリヤード場。
かもめの風車(プロペラ型の羽がくるくる回るタイプ)が屋根に設置されている。
1階はビリヤード場、階段を昇った2階に鳴海探偵事務所がある。
左翔太郎もハードボイルドを気取りながら遊ぶことがあり、このビリヤード場で初めて照井竜と顔を合わせた。
- ぎじめもり 【 ギジメモリ 】
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疑似ガイアメモリ。
使用者をドーパントに変える力などは備わっておらず、基本的にはメモリガジェットをライブモードに移行させる際に使用される。
また、仮面ライダーアクセルが使用するエンジンメモリもギジメモリの一種。
「ジェット」、「エレクトリック」、「スチーム」の、3種のエンジンパワーを引き出す多機能型メモリであった。
- こーひー 【 コーヒー(仮面ライダーW) 】
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コーヒー豆を使った黒い飲み物。特有の香りと苦みがある。
照井竜はコーヒーを淹れるのが上手く、分量や時間などに気をつければ鳴海亜樹子もそれなりの味を出すことができる。
一方、左翔太郎の淹れるコーヒーは「豆が泣く」と言われるほどまずく、コーヒーを「人生の相棒」と称していた鳴海荘吉も、かつては淹れるのが下手であった。
- ごきすたー 【 ゴキスター 】
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悪人どもに天誅を下す闇の仕置人。
ゴキスターと呼ばれるその存在の正体は、伊刈が変身したコックローチ・ドーパント。
伊刈は自身が運営する裏サイト「闇の害虫駆除」に書き込まれた駆除依頼をもとにターゲットを襲撃していた。