DICTIONARY

用語辞典

ばいすたんぷ 【 バイスタンプ 】

仮面ライダーへの変身や各種能力を発動する際に使用するスタンプ型のアイテム。

悪魔との契約を可能とし、特定の生物が持つ遺伝子に由来する力をもたらす。

約30年前、政府直轄の科学研究組織「ノア」に所属していた狩崎真澄によりギフスタンプの解析が進められ、そこから得られた情報や物質を独自転用することでプロトバイスタンプが開発された。 

当時の目的は悪魔を軍事利用することであったが、その後、政府特務機関「フェニックス」所属のジョージ・狩崎の手により、バイスタンプをデッドマンへの対抗手段とするためのリバイスシステムが完成することとなった。

ふぇにっくす 【 フェニックス 】

悪魔崇拝組織「デッドマンズ」への対抗手段として、政府により設立された組織。

バイスタンプを用いたデッドマン関連犯罪への対処を行っており、飛行型指令母艦「フェニックス・スカイベース」を中心に討伐作戦を実行していた。

同組織に所属する科学者、ジョージ・狩崎によって各種バイスタンプやリバイスシステムの開発も進められ、複数の仮面ライダーを戦力としてデッドマンズを壊滅させることに成功。

だが、すべては長官の赤石英雄に仕組まれた計画に過ぎず、フェニックスは人類をギフに服従させる「戦略的人類退化政策」に利用されてしまうのだった。

ふぇにっくすいでんしけんきゅうじょ 【 フェニックス 遺伝子研究所 】

政府特務機関「フェニックス」の研究所のひとつ。

過去にはジョージ・狩崎も同研究所でバイスタンプなどの研究を行っており、彼の助手として新橋朱美や垣島孝介が配属されていた。

だがその後、オルテカ率いるギフジュニアたちの襲撃を受け、保管していたプロトバイスタンプなどを奪われることとなった。

ふぇにっくすすかいべーす 【 フェニックス・スカイベース 】

政府特務機関「フェニックス」の飛行型指令母艦。

最高時速45200kmを誇り、地球上の任意の地点へ30分以内に到着することが可能。

収容可能人数は500人となっており、連続滞空可能な約90日分の物資が備蓄されている。

また、遺伝子保管庫「ゲノボール」には、絶滅種を含めた数十万種に及ぶ生物の遺伝子情報が厳重に保管され、現代の方舟としての役割を担っている。

バイスタンプを悪用した人物を収容するための更生施設も存在するが、科学的な根拠が示されない拘束に対し、少数ながら反対の声も上がっていた。

その後、フェニックス・スカイベースはギフの攻撃により沈められてしまった。

ぶるーばーど 【 ブルーバード 】

平和維持活動を担う組織。

政府特務機関「フェニックス」に代わる新たな組織であり、五十嵐大二やジョージ・狩崎、夏木花と玉置豪も一員として加わった。

また、実行部隊の隊長には門田ヒロミ、副隊長には田淵竜彦が選ばれた。

夏木花はその後、ブルーバードの施設の地下に夏木探偵事務所を開いた。