DICTIONARY

用語辞典

ざぎばすげげる 【 ザギバス・ゲゲル 】

ゲリザギバス・ゲゲルを成功させたゴ集団の怪人が行うゲーム。

ン・ダグバ・ゼバと対決することと考えられていたが、2000年の現代においてゲリザギバス・ゲゲルの成功者は現れなかった。

さむずあっぷ 【 サムズアップ 】

古代ローマで、満足できる、納得できる行動をした者にだけ与えられる仕草。

五代雄介がよくやる仕草で、彼は小学生の頃に恩師・神崎昭二からその由来や意味を教わった。

五代が笑顔でサムズアップする様子を見て、彼と関わった人々もサムズアップをするようになった。

さんまるこきょうかい 【 サン=マルコ教会 】

ズ・ゴオマ・グが潜んでいた長野市中御所の教会。

ホセ神父はすでに命を奪われており、ズ・ゴオマ・グは彼になりすましていた。

その後、一条薫とズ・ゴオマ・グの交戦時に燭台が倒れ、教会は燃えてしまった。[#02]

じょうなんだいがくこうこがくけんきゅうしつ 【 城南大学考古学研究室 】

沢渡桜子やジャン・ミッシェル・ソレルが所属する研究室。五代は窓から入ってくることも多い。

五代と榎田ひかりも同大学の卒業生であり、「すごく熱く語る本郷先生」の話題で盛り上がっていた。

しんけいだんれつだん 【 神経断裂弾 】

未確認生命体を葬るための特殊な弾丸。

彼らが驚異的な回復力などを発揮するための「神経状の組織」を連鎖的な爆発で破壊するというもの。

二種類の火薬の爆発タイミングが重要であり、爆発と爆発の間を少なくとも0.3秒以下にする必要があった。

科学警察研究所の榎田ひかりらは、試行を繰り返した後に爆発の間隔を0.28秒に調整することに成功。

実戦においては未確認生命体第47号(ラ・ドルド・グ)を撃破する成果を上げた。

ずごおまぐのかいぼうけっか 【 ズ・ゴオマ・グの解剖結果 】

椿秀一は未確認生命体B群2号(ズ・ゴオマ・グ人間体)や、各県警から寄せられた未確認生命体のサンプル162体に対し、一か月に渡る解剖調査などを行った。

その結果、未確認生命体と人間が生物学的にほぼ同一の存在であることが判明。

また、未確認生命体の腹部には「未知の鉱石」が埋め込まれており、そこから神経状の組織が全身に広がり、怪人体への変身や能力の強化を成立させていたのだという。

また、未知の鉱石は五代雄介の腹部に取り込まれた霊石アマダムと同質のものであった。

すさまじきせんし 【 凄まじき戦士 】

戦士「クウガ」の究極形態。

4本の角を持つ黒い姿であり、アークル装着者が戦いの激化などで憎しみや怒りに呑み込まれることで到達する危険な形態である、と古代リント族は考えていた。

また、「凄まじき戦士」を「究極の闇をもたらす者」と同質の存在ととらえた警告も残されていたが、五代雄介は「みんなの笑顔を守りたい」という、やさしい気持ちを力にして「凄まじき戦士」へと姿を変え、「究極の闇をもたらす者(ン・ダグバ・ゼバ)」を打ち破った。

せいなるいずみ 【 聖なる泉 】

溢れ出るほどの優しさや思いやりで満たされた心のこと。

古代リント族の文化では、人の心から湧き出る優しさや思いやりの気持ちを「きれいな水」に例えていたらしい。

聖なる泉が涸れるということは、心が荒む、憎しみに支配される、といった状況を示すのではないかと沢渡桜子は考えていた。

せんしくうがをあらわすこだいもじ 【 戦士「クウガ」を表す古代文字 】

クウガの頭部を模したような2本角の文字であり、「凄まじき戦士」をあらわす場合は4本角が描かれる。

碑文の調査にあたった沢渡桜子は、古代リント族は戦いを好まない平和な種族であることを知る。

そして、本来、彼らの文化の中に「戦士」という言葉は存在しなかったはずであり、戦士「クウガ」をあらわす文字は、もともとはグロンギが使っていたものなのではないかという推測に辿りついた。