用語辞典

- かぶらぎ 【 蕪木 】
-
杉田守道の同僚警察官。
結納した翌日、未確認生命体第5号(ズ・メビオ・ダ)と交戦し殉職してしまった。
この時、杉田は未確認生命体第4号(クウガ)に救われており、結婚式を迎えられずにこの世を去った彼を悼みながら、その後も最前線で未確認生命体の事件に立ち向かっていった。
- ぎあんだいいちまるまるよんきゅうはちよんごななごう 【 議案第100498457号 】
-
警察庁で議決された議案。
未確認生命体関連被害の甚大化に鑑み、事実上第四号を協力者と認定して、その周辺状況の整備を進めていく、という内容であった。[#23]
- きゅうきょくのやみをもたらすもの 【 究極の闇をもたらす者 】
-
未確認生命体第0号(ン・ダグバ・ゼバ)の呼称。
強大な力で無差別に多くの命を奪うなど、陰惨極まる災厄をもたらす存在であり、バラのタトゥの女(ラ・バルバ・デ人間体/未確認生命体B群1号)は、クウガもまた同様の存在になると予測していた。
- きょうかがたしんけいだんれつだん 【 強化型神経断裂弾 】
-
神経断裂弾の威力を約10倍以上に引き上げたもの。
榎田ひかりは自らの手で強化型神経断裂弾を完成させながらも、こんなものを作ってよかったのかと躊躇う様子も見せていた。
使用拳銃は以前のものと同じ38口径を使用。一条薫はバラのタトゥの女(ラ・バルバ・デ人間体/未確認生命体B群1号)に強化型神経断裂弾6発を撃ち込んだが、その生死は確認されていない。
- きんにくしかんだん 【 筋肉弛緩弾 】
-
対象の筋肉を弛緩させ、動きを封じるための特殊な弾丸。
一条薫が未確認生命体第45号(ゴ・バベル・ダ剛力体)に撃ち込み、わずかな時間ではあったが、その動きを鈍らせることに成功。
クウガを窮地から救い、反撃のチャンスをもたらした。[#42]
- きんのちから 【 金の力 】
-
放電を伴う新たなクウガの力・形態であり、五代雄介曰く「ミレニアム特別バージョン」。
アマダムが電気的刺激(椿秀一の電気ショック)によって変化し、そこに強くなりたいという五代雄介の意思が加わったことで発現したと考えられている。
基質変化を起こしたアマダムによって電気的なエネルギーの生成・放出が行われていると推測され、金の力に至る予兆としての放電現象(戦士のビリビリ)を、五代は強くなる前触れと捉えていた。
金の力(ライジングパワー)を使う各形態(ライジングフォーム)の戦闘時間は30秒に制限されていたが、二度目の電気ショックを受けたことをきっかけに長時間の戦闘が可能となり、その後、黒の金の力(アメイジングマイティ)への変身も可能となった。
- くうが 【 クウガ 】
-
アークルを装着して変身した戦士。
古代においてはグロンギを封印した存在であり、現代ではアークルを受け継いだ五代雄介が戦士「クウガ」となった。
五代は未確認生命体第3号(ズ・ゴオマ・グ)が言い放った「クウガ」という言葉を聞き、変身した自身の姿、戦士の名がクウガであると知った。
クウガは状況に応じて体色や能力、装甲の形状を変化させて戦うが、超古代においては赤・青・緑・紫の4形態が使用されたという。
また、4本の角を持つ「凄まじき戦士」は黒く、なってはならない存在とされていた。
現代においては五代雄介が新たに「金の力(ミレニアム特別バージョン)」を獲得するに至った。
- くうがのまーく 【 クウガのマーク 】
-
戦士「クウガ」を表す古代文字のひとつ。
五代雄介はそのマークを入れたTシャツやベルトのバックルなどを作り、トライチェイサー2000の車体に描き込んだりもしていた。
クウガを表す文字は2本角だが、それとは別に4本角の文字も存在し、それは「凄まじき戦士」を表すものであった。
- ぐぜぱ 【 グゼパ 】
-
ゲゲルの達成状況をカウントするための腕輪。
リント(人間)の命を奪うごとに、腕輪に通された9つの装飾品をスライドさせていく。
2000年の現代においてはズ集団とメ集団が使用した。
ひとつは警察に押収され、調査の結果、現代のものではないと判明した。
- くろうがたけいせき 【 九郎ヶ岳遺跡 】
-
長野県中央アルプスで発見された超古代の遺跡。
戦士「クウガ」として戦う古代リント族の男性、そして「究極の闇をもたらす者(ン・ダグバ・ゼバ)」が永き眠りについていた。
そして西暦2000年。発掘調査をきっかけに『仮面ライダークウガ』の物語が動き出す。
- ぐろんぎ 【 グロンギ 】
-
封印を解かれ現代に蘇った戦闘民族。
異形の姿に変身できる怪人たちで、それぞれクモやコウモリなど動植物の能力を持っている。
古代においてはリント族を狩りの対象としたが、戦士「クウガ」に敗北を喫し封印されることとなった。
現代の人間の言葉や道具の使い方を習得する等、暴力を好む残虐性と共に高度な知性も有している。
また、グロンギはいくつかの集団に分けられ、下記のような格付けがなされている。
ン:最強のプレイヤーであり、究極の闇をもたらす
ラ:ゲゲルおよびゲリザギバス・ゲゲルの進行・管理を担う
ヌ:武器の調達や修理などを担当する
ゴ:ゲリザギバス・ゲゲルに挑戦し、ン・ダグバ・ゼバとの対決を目指す
メ:ゲゲルに挑戦し、ゴ集団への昇格を目指す
ズ:ゲゲルに挑戦し、メ集団への昇格を目指す
べ:ゲゲルの資格を持たない最下層の集団
- げげる 【 ゲゲル 】
-
グロンギによるリント(人間)狩りのゲーム。
決められた日数(時間)内に目標とする数のリント(人間)の命を奪うものであり、ゲームを達成した者は昇格し、さらに高度なルールのゲームに挑戦することとなる。
ゲゲル開始時、バラのタトゥの女(ラ・バルバ・デ人間体)はプレイヤーとなるグロンギのバックル中央部に「角がついた指輪」の先端を押し当てて捻り、ゲームの開始を宣告する。
- げりざぎばすげげる 【 ゲリザギバス・ゲゲル 】
-
ゴ集団が行うリント(人間)狩りのゲーム。
決められた日数(時間)内に目標とする数のリント(人間)の命を奪うという基本部分は変わらず、そこに標的や状況、手法についての条件が追加される。
進行状況を監視・記録するのはラ・ドルド・グ(未確認生命体第47号)。プレイヤーの行動が条件に則ったものかどうかを判断し、命を奪ったリントの数をカウントする役割を持つ。
- けろんぱかれー 【 ケロンパカレー 】
-
おやっさんが考案した金箔入りのカレー。
おやっさんは未確認生命体第4号(クウガ)のファンであり、金色が入った4号(ライジングフォーム)が4色出現したら記念に金箔入りカレーをメニューに加えようと考えていた。
初めに考えた名称は「キンキンカレー」であったが、芸がないのでケロンパにしたのだという。[#34]
- ごうらむ 【 ゴウラム 】
-
甲虫の姿をかたどりしもの。
戦士「クウガ」のしもべとして、古代リント族の科学技術を結集して生み出された存在で、古代の戦士はゴウラムを馬に装着して運用していた。
現代において完全な状態を取り戻してからは科学警察研究所を拠点とし、非戦闘時は瞼を閉じ、眠っているかのような状態を見せた。
時おり、機械音のような言葉を発することがある。
- こだいもじかいどくけんさくしすてむ 【 古代文字解読検索システム 】
-
沢渡桜子が古代文字の解読作業で利用する検索システム。
古代リント族が残した碑文の解読や、修士論文の作成などに活用された。
メニューには
・地域検索
・キーワード検索
・時代・年代検索
・研究機関・研究者検索
・文献・書籍検索
といった項目が並んでおり、青のクウガ(ドラゴンフォーム)について調べた際はキーワード検索から「水」を入力。
「水 のように 敵を 長いものでなぎ払う 戦士クウガ」という解読結果の一例が表示された。
- ごだいゆうすけぶれんど 【 五代雄介ブレンド 】
-
五代雄介がポレポレで提供していたコーヒー。
玉三郎という人物のオリジナルブレンドが元になっている。
雄介が冒険へと旅立った後、ジャン・ミッシェル・ソレルと神崎昭二のリクエストに応えて飾玉三郎(おやっさん)が腕を振るった。