用語辞典
- かいじゅうさいんかい 【 怪獣サイン会 】
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ショッカーがG作戦の第1段階として、石倉五郎をはじめとした子供をおびき出すためにつくったニセのイベント。
何も知らない五郎たちはビルの一室へと入りはしゃいでいたが、出てきたのは、これまで仮面ライダーが倒した怪人たち。異変に気付く五郎だったが時すでに遅く、子供たちは怪人に痛めつけられ、強力な毒ガスを噴射する「殺人隠花植物」の餌食にされそうになってしまう。[#38]
- かいじゅうのかんづめ 【 怪獣のカンヅメ 】
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玩具屋の女主人が販売していた玩具で定価は200円。
アメリカ直輸入の水につけて育てると怪獣が出てくる玩具という触れ込みで、ナオキ、ミツル、チョコの3人が購入した。
実はショッカーの開発したアイテムで、中からはシードラゴンが出現した。[#76]
- かいじんきょうしつ 【 怪人教室 】
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ショッカーが企てた作戦のひとつ。
ゾル大佐は、子供たちを捕まえて催眠術にかけたうえで教育し、子供のショッカー戦闘員集団「ジュニアショッカー」を結成しようとする。石倉五郎を含む連れ去られた子供たちたちは、重火器や爆発物、毒など戦闘に関する知識を教え込まれ、最初のターゲットとして一文字隼人と滝和也を襲うように命令されている。[#27]
- かいぞうにんげん 【 改造人間 】
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ショッカーによってつくられた存在。組織の構成員で幹部と戦闘員がいる。
幹部はいわゆる「怪人」で、なかでも支部全体の指揮を任されるほど優秀な者は大幹部と呼ばれ、ゾル大佐、死神博士、地獄大使がこれに当たる。
当初、ショッカーの科学者グループが選び出した人間をさまざまな昆虫や動植物と合成して生み出していたが、のちには化石から復活させたり繭で培養するといった改造人間とは別枠の方法で生み出された怪人も現れた。
一方の戦闘員は、幹部としての適性がない人間により簡易的な改造手術を施した存在だが、それでも常人を上回る能力を有している。
- かいぞうにんげんはしなん 【 「改造人間は死なん!」 】
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再生怪人として現れた蜘蛛男の言葉。
「死んだはず」と驚く仮面ライダー1号にこの言葉を発し、さらに「貴様にやられた箇所を直せばな!」と説明していた。[#13]
- かいていじしんさくせん 【 海底地震作戦 】
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ショッカーが企てた作戦のひとつ。
海底で、原子爆弾や水素爆弾以上の威力がある新水中爆弾を爆発させて人工的に地震を起こし、付随して発生する大津波に室蘭半島を飲み込ませようという計画。首領によって立案され、改造人間カニバブラーが現場で指揮していた。[#19]
- かがくりょくぞうきょうさくせん 【 科学力増強作戦 】
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ショッカーが企てた作戦のひとつ。
エドワード博士とケインズ博士を「Xアルファー液」で蘇生させ、人類を滅ぼす兵器を開発させようとした。[#58]
- かきぬま 【 柿沼 】
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ショッカーのアジトがある沼。
ミミズ男が番人のようになっており、ここに近づく人々を処刑していた。[#59]
- かげむらめがねてん 【 影村めがね店 】
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ショッカーが開店した眼鏡専門店。
毒ガス工場で強制労働をさせる民間人を集めるため、特殊感覚装置を仕込んだ眼鏡を販売していた。[#8]
- かざんふんかさくせん 【 火山噴火作戦 】
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ショッカーが企てた作戦のひとつ。
えびの高原から桜島までの地下トンネルを繋ぎ、一帯の火山を一斉に噴火させるというもの。ゴースターが作戦指揮を担当し、トンネルを掘り進める作業員として一般人を拉致させていた。[#41]
- がすたんくばくはけいかく 【 ガスタンク爆破計画 】
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ショッカーが企てた作戦のひとつ。
各地のガスタンクを溶かして爆発させようとした。ナメクジラが超小型の「人工頭脳」を埋め込んだことで、口から吐く噴射液が強化され実行可能になった。[#45]
- かばしまびょういん 【 樺島病院 】
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イノカブトンの発狂ガスを浴びた人々が入院した病院。
脚に大怪我を負った本郷猛もこの病院で治療を受けている。[#83]
- かびけいかく 【 カビ計画 】
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ショッカーが企てた作戦のひとつ。
人間を養分にして繁殖し、その命を奪っていく殺人カビをばら撒き、社会を大混乱に陥れようとした。殺人カビの素材となる人々を、戦闘員たちがアジトの周辺で襲っていた。殺人カビを自在に操るカビビンガが実行役を担っている。[#44]
- かぶとやま 【 カブト山 】
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「ショッカースクー」ルへと連行するため、ショッカーの戦闘員たちが少年少女たちを下ろした山。
カブトムシと仮面ライダー(新1号)に会えるという名目で連れてきたが、実際に待ち受けていたのはカブトロングだった。[#65]
- かめんらいだーのじゃくてん 【 仮面ライダーの弱点 】
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ショッカーのハインリッヒ博士が、仮面ライダー1号を分析して導き出した弱点。
仮面ライダーは、変身ベルト「タイフーン」の風車ダイナモが回転して生じるエネルギーによって変身する。ある程度のエネルギーは変身時に蓄積されるが、狭い密閉空間では風車が回転しないため新たなエネルギーが得られず、やがて変身が解除されてしまう。また、その超人的な能力にも限界はあり、厚さ1m以上のコンクリート壁は破壊できない。博士たちは、これらの条件を満たす「ライダー殺しの罠」を考案し、落とし穴のような形でアジトの地下に設置。潜入してきた本郷猛をそこへ落とし、絶体絶命の危機に追い込んだ。[#6]
- かめんらいだーのとれーにんぐじょう 【 仮面ライダーのトレーニング場 】
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立花藤兵衛が仮面ライダー(新1号)に特訓させるための石切場。
本郷猛がゲルショッカーに呼び出され、そこにはサソリトカゲスが待ち伏せていた。[#81]
- かめんらいだーのぺんだんと 【 仮面ライダーのペンダント 】
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仮面ライダーの描かれたメダルがあしらわれたペンダント。
ユリがたくさん制作し、これをご褒美に近所の子供たちに空手を教えていた。しかし、稽古の途中、ユリと生徒の尾形進が戦闘員に誘拐されてしまう。このとき、ユリは機転を利かせ、押し込まれた車の窓からペンダントを一定間隔で窓から外に落とすことで、滝に自分たちが乗った車がどの道を通ったのかを伝えている。[#33]
- きしだびょういん 【 岸田病院 】
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池田隆三が入院していた病院。
毒ガス工場から救出された池田は記憶喪失にされていたため、回復するまでここに入院してた。[#8]
- きたねえぞえふびーあい 【 「汚ねえぞFBI!」 】
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一文字隼人が滝和也に対して叫んだ言葉。
石倉五郎から、木元ミツルが怪人が人を襲うところを見たということを聞き、話を聞きに向かおうとする。だが、同行しようとした滝は不調だった自分のバイクではなく、隼人のバイクを勝手に借りて発進してしまう。滝に出し抜かれた隼人は思わず「汚ねえぞFBI!」と叫んだ。[#37]
- ぎりーら 【 ギリーラ 】
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怪人ギリーラの元になった、“悪魔の蝶”とも呼ばれる新種の毒蝶。
九条みわによってアマゾンで発見された。[#56]
- きりがだけ 【 霧ヶ岳 】
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新潟県上越市にある山岳。頂上までゆっくり歩いても約2時間ほどで到着するため、比較的手軽に楽しめるハイキングコースとして人気がある。
改造人間ヒトデンジャーは、ここで見つかったお化けヒトデの化石をもとにつくられた。また、山中の地下にショッカーがミサイル基地を建設しており、基地を見つけてしまった田所兄弟がヒトデンジャーに襲われた。[#18]
- くじらのはくぶつかん 【 くじらの博物館 】
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捕鯨で栄えた、和歌山県東牟婁郡太地町にある博物館。鯨の生体や捕鯨に関する資料が豊富に展示されている。
坂井博士の息子、マサオと妻の圭子が観光に訪れ、シオマネキングに襲われた。[#73]
- くにさだちゅうじ 【 国定忠治 】
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本名、長岡忠次郎。江戸時代後期、天保の大飢饉で農民を救った侠客。
大衆演劇や映画などの題材によくなっており、「赤城の山も今宵限りか」の台詞で有名。
「立花レーシング」の面々が訪れた群馬県の伊香保は国定忠治の本場で、ナオキとミツル、滝和也がの国定忠治の格好をしていた。[#77]
- くまのなだ 【 熊野灘 】
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紀伊半島の南端、和歌山県から三重県にかけての海域。リアス式海岸で、天然の良港も多い。
ショッカーは坂井博士を誘拐し、この海域に海底基地を建設しようと企てていた。[#73]
- けいようけいむしょ 【 京葉刑務所 】
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とある死刑囚が収監されていた施設。
その死刑囚はゲルショッカーに誘拐され、イノカブトンに改造された。[#83]
- けいんずはかせ 【 ケインズ博士 】
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既に他界している、高名な数学者。
人類滅亡の兵器を開発させようとするショッカーが、「Xアルファー液」による蘇生を目論んだ。[#58]
- げるしょっかー 【 ゲルショッカー 】
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失敗を続けるショッカーを見限ったショッカー首領が、アフリカ奥地に本拠地を構える別の秘密結社「ゲルダム団」と手を組み誕生した組織。
引き続き首領(ゲルショッカー首領)がトップとしてまとめており、世界征服と人類の抹殺を目的としている。
- げるしょっかーのおーとばいちーむ 【 ゲルショッカーのオートバイチーム 】
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ガニコウモルを追う滝和也と本郷猛を襲撃した、ゲルショッカー戦闘員のチーム。
世界各国のトップレーサーで組織されている。
仮面ライダー(新1号)とバイクチェイスを繰り広げるが、指揮官が撃退されるとすぐにチームは退散した。[#80]
- げるぱーやく 【 ゲルパー薬 】
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機密保持と絶対服従のため、ゲルショッカー戦闘員が必ず飲まされる薬。
3時間おきに飲まないと肉体が発火し、消滅してしまう。
- ごーごー 【 ゴーゴー 】
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ゴーゴーダンスのこと。主に腰を振る点が特徴ではあるが、とくに細かい規定がなくロックやジャズなどに合わせて即興的に自由に踊れるため、1960年年代の中頃から主に若者のあいだで流行した。
一文字隼人はバイクで走行中にピラザウルスに襲われ、一時行方不明になってしまう。3時間以上経っても帰って来ないことを心配するミチたちだったが、立花藤兵衛に「無事に戻って来る」と声をかけられたこともあり、ミチ、ユリ、野原ひろみの3人は景気づけにゴーゴーを踊っている。[#16] - ごーまるななけいかく 【 五〇七計画 】
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ショッカーが企てた作戦のひとつ。
日本近海の海底に眠る「ウラニウム」という金属を使用し、海底基地を建設しようとする。このウラニウムの鉱脈を掘って金属を採取するための作業員として、体力があり泳ぎのうまい人間をさらい改造しようとしていた。[#22]
- ごきころり 【 ゴキコロリ 】
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黒木と井川が路上販売していた殺虫剤。
実際には効き目はなくただの詐欺商品だったが、ゴキブリを使った「細菌計画」を目論んでいたショッカーによって、黒木たちが目をつけられる要因となってしまった。[#55]
- こばるとひゃくにじゅう 【 コバルト120 】
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コバルト60の10倍の威力を誇る、強力な放射性物質。
ショッカーはこれをミサイルに搭載して、世界各地に発射しようとしていた。しかし日本に運ばれてきた際に、手違いでこそ泥である野上辰三と三郎の元へ渡ってしまう。[#59]
- こぶらおとこのきば 【 コブラ男のキバ 】