DICTIONARY

用語辞典

まにゅある 【 マニュアル 】

説明書のこと。

伊達明はマニュアル嫌いだったが、後藤慎太郎はマニュアルが大好きであった。

後藤はバースシステムのマニュアルを読み込む中で自爆装置についての記載を発見し、伊達に危険が及ばないよう万が一に備えて自爆装置を取り外した。

むらさきのめだる 【 紫のメダル 】

太古に君臨した恐竜の力を宿す、「プテラ」「トリケラ」「ティラノ」のコアメダル

コアメダルを破壊する力を備えており、鴻上光生は欲望を無に帰すその力を危惧していた。

円形の石板のようなケースに10枚揃った状態で封印されており、そこから真木が1枚を抜き取ったことで紫のメダルに意思が生まれ、その後、真木清人と火野映司の体内に取り込まれた紫のメダルは、二人を徐々にグリードへと変貌させる。

また、映司が危機に陥った際は体内から飛び出してオーズドライバーに入り込み、オースキャナーを浮遊させるなどして強制的に変身を実行。

仮面ライダーオーズ プトティラ コンボの姿で暴走状態に陥ることも多かった。

なお、映司の体内に取り込まれていた紫のメダル7枚は、最終決戦でタジャスピナーギガスキャンに利用され、恐竜グリード撃破後に砕け散った。

めだがぶりゅー 【 メダガブリュー 】

紫のメダルの力を利用して仮面ライダーオーズが生成する大斧型武器。

使用者の強大なパワーに耐え得るアックスモードと、圧縮したエネルギーを撃ち出すバズーカモードの2タイプに変形可能となっており、斬撃や砲撃によって敵のコアメダルを砕くことができる。

目にした者に本能的な恐れを抱かせる武器とも言われており、敵対するグリードに対してはコアメダルを砕かれる恐怖を少なからず与えていたと思われる。

めだじゃりばー 【 メダジャリバー 】

鴻上ファウンデーションが開発した、仮面ライダーオーズ専用の大型剣。

必殺技は空間断裂をも引き起こす斬撃「オーズバッシュ」。

大型のヤミーをも一撃で倒す威力を持ちながら、セルメダルの消費量はたったの3枚という使い勝手の良さであった。

なお、ウヴァ、ガメル、アゲハヤミーを相手に戦った際は、メダジャリバーにセルメダルを1枚だけ装填し、斬撃の威力を高めようとしていた。[#12]

めだるしすてむ 【 メダルシステム 】

鴻上ファウンデーションの真木清人を中心として開発された、オーメダルの力を利用したシステムの総称。

メダジャリバーやライドベンダー、カンドロイドといった武器や装備、そしてセルメダルで変身する仮面ライダーバースなどがこれにあたる。

鴻上光生はアンクとの交渉を行い、メダルシステムを使わせる代わりに回収したセルメダルの70%を納めるよう提案。

最終的に60%を納めることでアンクも渋々了承したが、鴻上はそれを初めから予見していたらしく、準備していたケーキにはブルーベリーで「60%」と描かれていた。[#06]

めだるたんく 【 メダルタンク 】

主に伊達明が持ち歩いていた、セルメダルのタンク。

牛乳タンクのような缶を転用したものであり、戦闘時はタンク内のセルメダルを利用してバースバスターのリロードを実行。

ヤミー撃破後はゴリラカンドロイドたちが周囲に散らばったセルメダルを回収し、メダルタンクに集めてくれる。

めだるのうつわ 【 メダルの器 】

多くのコアメダルを特定のグリードなどに集中させた場合、進化により更なる力を得るか、もしくは暴走によって終末をもたらす存在へと変化する。

「メダルの器」とはその対象を指し、グリードが次々に消滅した後、最終的にメダルの器に選ばれたのは生き残ったウヴァであった。

真木清人によれば、ウヴァは器が小さく力に屈しやすい性質であるため、暴走にはうってつけであったとのこと。

その後、ウヴァは意識の消失と共に「メダルの器 暴走形態」へと変貌し、世界を終末の危機に陥れた。

めだるのせんていとなげわたし 【 メダルの選定と投げ渡し 】

火野映司が仮面ライダーオーズとして戦う際、アンクは戦局に合わせたコアメダルを的確に選択し、絶妙なコントロールで投げ渡す。

アンクの他には鴻上光生、徳川吉宗なども3枚のメダルを上手く投げ渡していた。

アンク不在時にサポート役を買って出た泉信吾はメダルの選定は的確である一方、メダル投げのコントロールを欠いており、選定と投擲においてアンクの右に出る者はいないという結果となった。

もんしろちょうのぱんつ 【 モンシロチョウのパンツ 】

火野映司がノブナガにプレゼントしたお揃いのパンツ。

これがきっかけで二人は「パンツの友」として親交を深めることとなった。