用語辞典
- かーどでっき 【 カードデッキ 】
-
仮面ライダーへの変身時に使用するアイテム。
各仮面ライダーごとに、専用のケースにアドベントカードのセットが収納されている。
変身者だけでなくカードデッキに触れている者は、ミラーモンスター出現時の異音を聞き取れるようになるほか、ミラーワールドを見ることもできる。
カードデッキ自体が仮面ライダー変身者の証にもなっており、素性を明かす目的で見せることも多い。
変身後はこの中からアドベントカードを取り出し、召喚機に装填し読み込ませることでさまざまな能力を発動しながら戦う。
カードデッキを破壊されると、変身が解除されるだけでなくミラーモンスターとの契約も解除となってしまう。
その場合は、契約していたミラーモンスターの捕食対象になるほか、現実世界とミラーワールドの行き来も不可能になるなど、命を落としてしまう危険性が非常に高い。
各仮面ライダーごとに所持するカードデッキはひとつだが、主を失ったミラーモンスターと契約を交わすことで、そのカードデッキに封入されていたアドベントカードがすべて入手できる。
仮面ライダー王蛇は、仮面ライダーライアと仮面ライダーガイのアドベントカードを入手し、その能力を駆使していた。
- かふぇかすぴあん 【 Caf'e「カスピアン」 】
-
由良吾郎と堀口ゆかりが一緒に食事していたカフェ。[#10]
- かめんらいだー 【 仮面ライダー(仮面ライダー龍騎) 】
-
神崎士郎が開発したカードデッキを使用して変身した、ミラーワールドへ行ける戦士の総称。
全13体が存在しており、ライダーバトルに参加して最後の1体になるまで戦わなければならないという掟がある。
仮面ライダーオーディンは13人目と決まっているため、ほかの12体で最後まで勝ち残った者が、オーディンと戦うことになる。
それぞれ専用の召喚機にアドベントカードを装填し読み込ませることで、契約しているミラーモンスターを召喚したり、ミラーモンスターの能力を活かしながら戦うことが可能。
召喚機のなかには単体で武器として運用できるものもある。
契約したミラーモンスターには人間の命、もしくはほかのミラーモンスターのエネルギーを与えることで自身の能力を強化できるが、一定期間与えずにいると契約違反とみなされ捕食されてしまう危険性をはらんでいる。
ライドシューターという各仮面ライダーに共通したマシンに乗ることで、ディメンションホールを通過してミラーワールドを行き来できるうえ、通常の人間と違いミラーワールドですぐに消滅することもない。
ただし9分55秒以上滞在すると消滅してしまう。
カードデッキは士郎が直接選定した者に渡されるが、変身自体はカードデッキさえあればほかの者でも可能。
なおオルタナティブやオルタナティブ・ゼロは、変身のプロセスやミラーモンスターと契約して使役できるなど、能力面ではほぼ同質であるものの、士郎が開発に関わっておらずライダーバトルの掟とも無関係のため、仮面ライダーでなはく「疑似ライダー」と呼ばれる。疑似ライダーのミラーワールド滞在限界時間は8分25秒。
- かわづせいやく 【 川津製薬 】
-
大手の製薬会社。
さまざまな疑惑があり、イメージを守るために、北岡秀一を弁護士として雇った。[#8]
- かんとうこうちじょ 【 関東拘置所 】
-
浅倉威が収監されている拘置所。
脱獄したあとも、ここに再度収監された。[#17]
- きちじょうじけいさつしょ 【 吉祥寺警察署 】
-
逮捕された浅倉威が拘束されている警察署。
関東拘置所へと護送されるにあたって、桃井令子や浅野めぐみだけでなく、多くの報道陣が詰めかけていた。[#36]
- ぎょうざ 【 餃子 】
-
小麦粉を原料とした皮で、肉や野菜などさまざまな具材を包み込み、焼く、蒸す、揚げるなどの方法で調理した料理のこと。
城戸真司が非常に得意としている料理で、一流シェフにも負けない料理の腕前を持つ由良吾郎からそのレシピを聞かれていた。[#13]
- きんいろのざりがに 【 金色のザリガニ 】
-
大森が発見した、背甲の部分が金色に輝くザリガニ。
OREジャーナル宛に「金色のザリガニを発見した」というメールが届き、“ザリガニ取りの真ちゃん”と呼ばれていたと豪語する真司の主導で、取材を行うことになった。
その後、真司の執筆した記事がOREジャーナルに掲載された。
しかし大森の出来心による作り物であることが判明した。[#7]
- きんいろのはねはとにかくうしろをなぐれ 【 金色の羽根はとにかく後ろをなぐれ! 】
-
タイムベント(オーディン)によって、何度も同じ歴史を繰り返す城戸真司が、自分自身に向けて残したメモ。
OREジャーナルの事務所や花鶏の自室に大量に貼られており、このメモによって仮面ライダーオーディンの行動を先読みすることができた。[#28]
- けいやくきん 【 契約金 】
-
何らかの契約が成立した際に、売り手に対して支払う金銭のこと。
亡くなった父の跡を継いで佐野商事の社長となった佐野満が、城戸真司と秋山蓮を雇うためにトランク一杯に詰まった札束を契約金として用意していた。[#44]
- けのはえたかえる 【 毛の生えたカエル 】
-
金色のザリガニに続き、大森が発見した不思議なカエル。
頭部にモヒカンのような毛が生えている。
しかし大森の出来心による作り物であることが判明した。[#8]
- こあみらー 【 コア・ミラー 】
-
ミラーモンスターを生み出している、鏡の柱のような形をした存在。コア・ミラーを破壊することでミラーワールドが閉じると言われているが、多数のミラーモンスターに守護されているため簡単なことではない。
「戦いを止める」結末において、力尽きた秋山蓮に代わって仮面ライダーナイトサバイブに変身した城戸真司が、コア・ミラーの破壊に成功している。
一度は平穏を取り戻した真司だったが、ライダーバトルがまだ続いていることが判明して激しい叫びをあげていた。[#TVSP]
- こういうものなんだろちがうのか 【 「こういうものなんだろ? 違うのか?」 】
-
仮面ライダーガイを葬った浅倉威が、憤慨する城戸真司に対して放った言葉。
戦いを止めようとする真司と、戦うことを望む浅倉の気持ちがぶつかり合った形となっている。[#19]
- こうでんぶくろ 【 香典袋 】
-
葬式や告別式などで、お香や花に代わる故人への手向けとして、金銭を入れるための袋。
入院中の城戸真司に対して、浅野めぐみは香典袋を渡そうとして、大久保大介に縁起が悪いと怒られていた。[#40]
- こうほくいだいびょういん 【 港北医大病院 】
-
浜崎実加が収容された病院。
ほとんどの乗員乗客が消えてしまったフェニックスエキスプレスのフェリーの事件について知るため、多数のマスコミが押し寄せていた。[#31]
- ここかまつりのばしょは 【 「ここか、祭りの場所は?」 】
-
関東拘置所から再度脱獄した浅倉威が、仮面ライダーたちが集う場所に現れた際に放った言葉。
浅倉にとっては戦い=心躍る祭りである。[#40]
- ごしゅうぎ 【 ご祝儀 】
-
結婚式をはじめとして、喜ばしいことやお祝い事の際に金品を贈る行為のこと。
北岡秀一に対して、浅野めぐみとの婚姻祝として秋山蓮が渡した。
城戸真司もお金を出しているが、ご祝儀袋には蓮の名前だけが書かれている。[#30]
- このたたかいにせいぎはないそこにあるのはじゅんすいなねがいだけであるそのぜひをとえるものは 【 「この戦いに正義はない。そこにあるのは純粋な願いだけである。その是非を問えるものは……」 】
-
ライダーバトルの真実を知った大久保大介が、連続行方不明事件の真相として、OREジャーナルに掲載した記事の一節。
ライダーバトルに参加した者たちの想いを代弁したかのような言葉といえる。[#50]