用語辞典

仮面ライダースーパー1への変身を体得できない沖一也に、赤心少林拳の師である玄海老師が受けさせた稽古。100人の猛者を相手に組み手を行うという壮絶な内容である。

最後のひとりとして玄海老師と立ち合い、投げ飛ばされた一也は空中で変身の呼吸を会得。自分の意志でスーパー1への変身が可能となった。[#02]

悪の組織「ドグマ王国」に所属する、5人の怪人。

首領である帝王テラーマクロ直々の教えを受けており、それぞれ己をモチーフとする形意拳を習得している。

鷹爪拳の使い手サタンホーク、蛇拳の使い手ヘビンダー、虎拳の使い手クレイジータイガー、熊拳の使い手ストロングベア、象拳の使い手ゾゾンガーが所属。

メガール将軍と共謀し、「山彦村」にあるという「空飛ぶ火の車」の奪取を狙った。[#劇場版]

自分自身に暗示をかけること。

沖一也は、バクロンガーが開発した「夢薬」によって幼い頃に足を怪我した記憶を思い出させられ、足が動かないと無意識のうちに思い込み、上手く歩けなくなってしまった。[#10]

悪の組織「ジンドグマ」に対抗する、正義と自由を愛する子供たちで結成された組織。「谷モーターショップ」を本部とする。

キラーナイブに命を狙われた木谷教授を救出するため、勇気ある行動を見せた子供たちが創設メンバーとなり立ち上げられた。

ジンドグマの情報収集や動向を探り、沖一也や谷源次郎に報告するのが主な任務。いざというときには、無事に帰還するために怪人にも果敢に抵抗する。

草波良をはじめとした、多くの子供たちが参加。隊長は良の姉である草波ハルミ、副隊長はその親友、水沼マサコ。谷源次郎は後見人で、小塚政夫は名誉隊員の位置にある。

隊員の基本装備は、スーパー1の顔を模したヘルメットとハート型のペンダント。

ほかにも情報を伝える通信機、発信機や道などに置おいて目印にする連絡用コイン、敵に投げつけて牽制するスーパーボール（ミラクルボール）などを各自が所有している。

最新型のスペースシャトル。研究所の崩壊後から密かに活動を続けていた「国際宇宙開発局」によって開発された。

富士の樹海にある地下風穴内に研究所と共に隠されており、開発を完了した国際宇宙開発局は、パイロットに沖一也を任命する。

ジュピタースーパー1の存在を知った悪の組織「ジンドグマ」の悪魔元帥は、これを奪い取ったうえで新型爆弾を乗せ、宇宙から地球を攻撃しようと画策した。[#47]

悪の組織「ドグマ王国」壊滅後に台頭した、悪魔元帥をトップとする新たな勢力。

ドグマ王国と同じくB26暗黒星雲より現れた侵略者で、暴力、略奪、破壊を3大理念に掲げたジンドグマ憲法を持つ。

魔女参謀、幽霊博士、鬼火司令、妖怪王女の4大幹部たちが作戦を立案し、配下の怪人たちや末端の兵士であるジンファイターに指示を出して決行する。

4大幹部は互いをライバル視してはいるが、他幹部の作戦を妨害することもなく、同じ食卓を囲んだりと仲は悪くない。

仮面ライダースーパー1の妨害により作戦は常に失敗で終わり、4大幹部たちも撃破された。[#24-48]

最終作戦として、悪魔元帥がスペースシャトル「ジュピタースーパー1」を強奪、新型爆弾を搭載し宇宙から地球を攻撃しようとするが、これもスーパー1に阻止される。

悪魔元帥は、真の姿であるサタンスネークとなりスーパー1に勝負を挑むも敗北。組織は壊滅した。[#48]

悪の組織「ジンドグマ」の活動を、影で支援する者たち。

それぞれにナンバーが振り分けられており、沖一也が偶然手に入れた招待状の送付先、No.0044にはダダカクゾウが該当する。

悪魔元帥は彼らのために仮装パーティを開いたが、招待状を入手した沖一也と谷源次郎の潜入を許してしまう。[#42]

悪の組織「ジンドグマ」が所有する研究所。世界的科学者を何人も集めて、あらゆる殺人兵器を開発させている。

魔女参謀と、人間をビデオテープに閉じ込める能力があるビデオンが誘拐を担当。レーザー光線の権威、村田博士の身柄を捕え、殺人光線を完成させようとした。[#28]

「ジュニアライダー隊」のメンバーが所有している小さなボール型の武器。攻撃力は皆無に等しいが、集団で投げつけることで、敵を怯ませる程度の効果はある。

投げることで多量の粉を発生させて目眩ましとなる、煙幕弾のようなボールもある。

秩父連山の大森林にある寺院。

「赤心少林拳」の最高師範である玄海老師と、その一番弟子である弁慶が治めている。

どこからともなく集まった青年僧たちが、険しい山中を舞台に己の心身を鍛えるため荒修業を行う。

「国際宇宙開発局」の襲撃からただひとり生き延びた沖一也は、赤心寺に身を隠し、赤心少林拳の修業に励んだ。[#02]

自らの身体と精神を大気に転ずることを極意とする拳法。最高師範は玄海老師で、その一番弟子の弁慶が師範代を務める。

技には、攻防一体の構えである「梅花の型」や「真剣白刃取り」をはじめ、猫の構え、蟷螂拳など、動物や昆虫の動きを模した象形拳も存在する。

沖一也は、仮面ライダースーパー1への変身に必要な呼吸を身に着けるため、赤心少林拳の修練に励んだ。

変身の呼吸を会得した後は、赤心少林拳の数々の技を活かした戦闘スタイルで、悪の組織「ドグマ王国」や「ジンドグマ」と戦っている。

赤心少林拳の極意のひとつ。振り下ろされた刀を斬られないよう両手の平で挟み、受け止める技。

身に着けるには、相手の太刀と自分の距離を一瞬で見分ける眼が必要になる。

沖一也は、妖刀ドグマンを持つ悪の組織「ドグマ王国」の怪人、ロンリーウルフとの戦いを制するため、玄海老師より真剣白刃取りの極意を教授される。

太刀との距離を確実に見切る、弓矢を受け止めるなどの激しい特訓を得て会得。見事、ロンリーウルフから妖刀ドグマンを奪い取った。[#17]

その後も、鬼火指令やマジョリンガとの戦いでも使用しており、強力な一撃をしのいで攻勢に転じることに成功している。[#46][#48]

悪の組織「ジンドグマ」の幽霊博士の指揮のもと、シャボヌルンが展開した作戦。

幽霊博士が開発した、使用すると人間の身体を溶かし人間ゼリーにしてしまうジンドグマ石鹸を利用する。

ジンドグマ石鹸を街中に配布して市民たちを人間ゼリー化。彼らを下水道に流してそこから繋がる川下で回収、再生装置によって蘇生させていた。

一度人間ゼリーになった者は精神まで解けてしまうため、回収した人間たちを奴隷化して労働力や兵士にするという計画であった。[#40]

「山彦村」の守り神として称えられている、古代中国の王が扱ったとされる戦車で、龍の姿を象っている。

その名の通り空中を飛行することが可能な巨大な戦車で、炎を放射したり、ミサイルを発射できる。

また制御装置として「5つの光る石」が存在し、石を山彦村の石碑にはめ込むことで、エネルギーを止めることが可能。悪の組織「ドグマ王国」はこれを呼び覚まし、山彦村や麓の街を上空から襲撃。甚大な被害をもたらした。[#劇場版]