用語辞典
- だいあまぞん 【 大アマゾン 】
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アマゾン川流域を覆っている熱帯雨林地帯の俗称。アマゾン川は世界最大級の大河で、南米大陸西側のコロンビア、エクアドル、ペルーとブラジルの国境付近から、ブラジル国内を抜けて北東部へと流れている。支流が非常に多く、流域面積はオーストラリア大陸に匹敵するともいわれており、これらを覆う広大な熱帯雨林地帯は「最後の秘境」「大アマゾン」などと呼ばれている。
劇中では古代インカの超科学を継承するインカ帝国の末裔、長老バゴーの一族が住んでおり、もともとバゴーの助手だったゴルゴスが自身を十面鬼へと改造し、反乱を起こした場所でもある。
また、アマゾンこと山本大介と彼の両親は、この地域上空で飛行機事故に見舞われて遭難しており、奇跡的に生き延びたアマゾンが成長した場所でもある。
- ちかてつだいこうずいさくせん 【 地下鉄大洪水作戦 】
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「ガランダー帝国」が計画した作戦のひとつ。
隅田川の水を地下鉄のトンネルに流し込むことでトンネル内を水で満載にし、さらに東京中の地盤沈下を狙った。
水を流す穴を掘るため、誘拐した子供たちをガランダー少年隊として洗脳、作業員として働かせていた。[#19]
- ちょうえねるぎー 【 超エネルギー 】
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古代インカ帝国の科学によって開発されたという未知のエネルギー。詳細は不明だが、何らかの形で秘匿されており、インカ帝国で製作されたという「ギギの腕輪」と「ガガの腕輪」が秘密の扉を開く鍵とされていた。秘密結社「ゲドン」の十面鬼ゴルゴスは、野望の実現にこの超エネルギーを利用しようと考え、ふたつの腕輪をそろえるべくギギの腕輪を移植されたアマゾンを狙っていた。十面鬼ゴルゴスが倒された際、ガガの腕輪は「ガランダー帝国」に回収されたが、ゼロ大帝はゲドンと同じ轍を踏まぬため、ギギの腕輪の入手にはこだわっていない。
とはいえ、超エネルギーに興味はあったようで、最終決戦でアマゾンを捕らえたゼロ大帝は、ガガの腕輪を持ち出して何が起きるのかを見極めようとした。この結果、ガガの腕輪がゼロ大帝の手を離れて引かれ合うようにギギの腕輪と結合。発生した超エネルギーがアマゾンの体に流れ込み、超パワーアップ状態で変身した仮面ライダーアマゾンによってゼロ大帝は倒されてしまった。
- とうきょうぜんめつかびさくせん 【 東京全滅カビ作戦 】
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「ガランダー帝国」が計画した作戦のひとつ。
吸着した生物を蒸発させてしまうという恐ろしいカビを猛毒のキノコから培養し、それを東京中にばらまくことで人々を消滅させようと目論んだ。
なお、カビの培養は芝浦水門付近にあるアジトで行われた。[#20]
- とうきょうだいさつじんさくせん 【 東京大殺人作戦 】
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「ガランダー帝国」が計画した作戦のひとつ。
空気に触れると猛毒を生み出し、その毒性は耳かき1杯ほどの量でひとつの村を壊滅させるほどの効果を持つ「インカリヤ」を使用して、東京中に住む人々を全滅させようと目論んだ。
だが、インカリヤの運搬人がインカリヤを隠したインカ人形を南伸夫が持っていた同じ形のインカ人形と取り違えたため、作戦は実行できなかった。
その後、インカリヤのある南の家を爆撃して青酸ガスを発生させようとするモモンガー獣人の策も、仮面ライダーアマゾンによって阻止されてしまう。[#22]
- とうきょうひのうみさくせん 【 東京火の海作戦 】
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「ガランダー帝国」が計画した作戦のひとつ。
火薬工場やガソリンスタンドのような爆発物のある場所に、ゲンゴロウ獣人が生み出す爆弾のゲンゴロウを送り込み、爆発させることによって大規模な火災を発生させて東京を火の海にしようと目論んだ。
いくつの作戦成功後、東京湾岸のコンビナートに爆弾のゲンゴロウを仕掛け、これまでとは比較にならない大火災を引き起こそうとしている。[#16]
- とうきょうふらいぱんさくせん 【 東京フライパン作戦 】
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「ガランダー帝国」が計画した作戦のひとつ。ガマ獣人がゼロ大帝に提案し、実行を許可された。
三原山から富士山、そして東京へと長いトンネルを掘り、三原山の地下にある溶岩を東京へ引き込むことで地面を高温に熱し、人々を灼熱地獄に陥れようとした。
穴掘りの労働力として多くの人間が誘拐され強制的に働かされている。[#17]