
2008年 1月 27日
第1話「運命・ウェイクアップ!」
脚本: 井上敏樹 監督: 田﨑竜太
原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹 ほか
監督:田﨑竜太 ほか
プロデューサー:
梶淳(テレビ朝日)
武部直美(東映)
宇都宮孝明
大森敬仁
制作:
テレビ朝日
東映
ADK
Break the Chain / Tourbillon
人間の持つライフエナジーを吸収する人類の天敵「ファンガイア」。バイオリン職人の紅渡は仮面ライダーキバへと変身し、悪のファンガイアとの戦いに身を投じていた。父・紅音也が遺した「ブラッディ・ローズ」を超えるバイオリンを作ることを夢見ながら……。そして遡ること22年前、天才バイオリニストである音也もまた、ファンガイアとの戦いを繰り広げていた。過去と現在、父と息子。二世代に渡る人間とファンガイアの運命の物語が動き始める。
原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹 ほか
監督:田﨑竜太 ほか
プロデューサー:
梶淳(テレビ朝日)
武部直美(東映)
宇都宮孝明
大森敬仁
制作:
テレビ朝日
東映
ADK
第1話「運命、ウェイクアップ!」
第2話「組曲、親子のバイオリン」
【2008年】 人々が平穏な暮らしを送る裏側で、人間の生命力である「ライフエナジー」を糧にする魔族「ファンガイア」が暗躍。そんな恐るべき脅威にひとり立ち向かう青年がいた。彼の名は紅渡。
普段の渡は、父の遺したバイオリン「ブラッディ・ローズ」を超える名器をつくるべく、ご近所では厄介者として有名なバイオリン修復師として、日々怪しげな研究と実験に没頭していた。だが、ブラッディ・ローズが独りでに奏でる音色に従いファンガイアの前に立つと、精悍な顔に変貌。コウモリ型の魔族「キバットバットⅢ世」の助力を受けて「仮面ライダーキバ」に変身し、その圧倒的な力でファンガイアを殲滅するのだった。
そんな彼が、ファンガイアの存在を許さぬ人間たちにより結成された「素晴らしき青空の会」のメンバーと出会う。母と同じファンガイアと戦う戦士の道を選んだ麻生恵。そして青空の会が開発した「イクサシステム」により、「仮面ライダーイクサ」に変身する名護啓介。彼らはファンガイアだけでなく、キバも人類の敵と見なし、行方を追っていた。
自らの正体を知られぬまま、恵や名護と交流を続ける渡。果たして青空の会とキバの因縁とは?
【1986年】〝1000年にひとりの天才〟を自称するバイオリニストにして、何よりも自由を愛する男、紅音也は、美しくも勝ち気な女性、麻生ゆりと出会う。自身の信じる礼儀として彼女を口説こうとする音也は、やがてゆりがファンガイアと戦う青空の会に所属する戦士であることを知る。困難な恋ほど心燃やす音也は、邪険に扱われながらもゆりの周りをつきまとうようになり、なし崩し的にファンガイアとの戦いに巻き込まれていくのだった。
そんなふたりの前に割って入ってきた野性的でどこか陰のある男、次狼。その正体はファンガイアに滅ぼされかけている魔族「ウルフェン族」の最後の生き残りであり、彼は一族を再び繁栄させるという目的でゆりに接触する。その後、かつてファンガイアに命を奪われたゆりの母が開発に関わっていたイクサシステムが不完全ながらも完成。その使用者を巡っての騒動を経て、ゆりと次狼は急接近する。
この状況に歯がゆい思いの音也ではあったが、次狼の正体を知ってしまったことでファンガイアとの戦いにもより深入りすることとなり、ゆりを守るために奮戦。やがてゆりも音也が軽薄なだけでない、たしかな優しさを秘めていることに気付き始め、彼に対する態度も変わっていくのだった。
2008年 1月 27日
脚本: 井上敏樹 監督: 田﨑竜太
2008年 2月 3日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2008年 2月 10日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 2月 17日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 2月 24日
脚本: 井上敏樹 監督: 舞原賢三
2008年 3月 2日
脚本: 井上敏樹 監督: 舞原賢三
2008年 3月 9日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2008年 3月 16日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2008年 3月 23日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 3月 30日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 4月 6日
脚本: 井上敏樹 監督: 舞原賢三
2008年 4月 13日
脚本: 井上敏樹 監督: 舞原賢三
2008年 4月 20日
脚本: 井上敏樹 監督: 田村直己
2008年 4月 27日
脚本: 井上敏樹 監督: 田村直己
2008年 5月 4日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2008年 5月 11日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2008年 5月 18日
脚本: 米村正二 監督: 石田秀範
2008年 5月 25日
脚本: 米村正二 監督: 石田秀範
2008年 6月 1日
脚本: 井上敏樹 監督: 舞原賢三
2008年 6月 8日
脚本: 井上敏樹 監督: 舞原賢三
2008年 6月 22日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2008年 6月 29日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2008年 7月 6日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 7月 13日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
【2008年】 紅渡がとある合コンで出会った女性、鈴木深央。似た性格のふたりは意気投合し惹かれ合うが、互いの内向的な性格が災いし、交際に発展するまでには至らない。そんな深央の正体は「ファンガイア」、しかもファンガイアを統べる存在「チェックメイトフォー」のクイーンに選ばれし女性であった。
クイーンは掟を破り人間を愛したファンガイアを粛清するという役割を担い、ファンガイアの王たるキングと結ばれ、次代のキングを繋ぐという宿命を背負っていた。同じチェックメイトフォーのビショップの言葉に、深央は戸惑いを隠せない……。
そして、現キングの座にある者の名は登太牙。実は渡のかつての幼馴染であり、ふたりはふとしたきっかけにより顔を合わせることとなる。最初は再開を喜び合うふたりであったが、やがて深央を交えて互いの正体を知ることとなり、さらにはふたりが先代のクイーン、真夜を母に持つ異父兄弟であることが判明する。自身が人間とファンガイアのハーフであることを知った渡は、両者の架け橋になろうと決意するが、太牙はそれを許さず、渡をファンガイア側に引き入れようと画策。
自分の身に起きる、あまりにも複雑な事情に心惑わす渡。そして、何かを決意した深央は自身の宿命に従い、太牙の求愛を受け入れてしまう。
闇で彩られた結婚式が厳かな雰囲気のなか始まった……。
【1986年】 なんとしてもゆりに子を産ませたい次狼だったが、その愛は受け入れられず、ゆりは音也を選んだ。幸せを掴み、ファンガイアと戦う意思も新たにするふたりだったが、音也の前にチェックメイトフォーのクイーン、真夜が現れる。何故人間を愛するファンガイアがあとを断たないのか、疑問を抱いた真夜は音也に接触。音楽を通じてふたりは急速に関係を深め合っていく。
そんなふたりに嫉妬の炎を剥き出しにするゆりだったが、自身の音楽を完成させるため、音也は真夜の導きに従い、命を削るようにバイオリンづくりに没頭。魂を込めた名器「ブラッディ・ローズ」を完成させるのだった。
そして、真夜と音也の動向を冷めた目で窺う男がいた。この時代のファンガイアの王、キング。掟に従い、クイーンとの間に子を儲けながらも自身に愛など無いと断言していたが、真夜、そして音也を見る目は明らかに変わりつつあった……。
2008年 7月 20日
脚本: 井上敏樹 監督: 中澤祥次郎
2008年 7月 27日
脚本: 井上敏樹 監督: 中澤祥次郎
2008年 8月 3日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2008年 8月 17日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2008年 8月 24日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 8月 31日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 9月 7日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 9月 14日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2008年 9月 21日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2008年 9月 28日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2008年 10月 5日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2008年 10月 12日
脚本: 井上敏樹 監督: 中澤祥次郎
2008年 10月 19日
脚本: 井上敏樹 監督: 中澤祥次郎
2008年 10月 26日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2008年 11月 9日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2008年 11月 16日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 11月 23日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2008年 11月 30日
脚本: 井上敏樹 監督: 舞原賢三
2008年 12月 7日
脚本: 井上敏樹 監督: 舞原賢三
【1986年】 紅渡は「キャッスルドラン」にある、「時の扉」を通り過去の世界にいた。
自分が生まれてこなければ、登太牙との戦いのなかで鈴木深央が犠牲になることもない。そう考え、音也と真夜の仲を裂こうとする渡。だが、音也と復縁させようと接触したゆりから「渡が存在しないと、深央は渡と出会えないし、彼女はきっと後悔はしていない」と告げられ、音也からの「深央を生かすためには、悲しみを乗り越え前に進むしかない」という言葉により、深央は自分の心の中に生きていることに気づく。
そして渡と音也は共闘してキングを倒し、渡は2008年へと戻っていくが、キングと戦うためとはいえ、人の身で「キバットバットⅡ世」の力を借り「仮面ライダーダークキバ」へと変身を果たした音也の命の灯は、あと僅かで消えつつあった。
【2008年】 深央を処刑したのは、彼女をクイーンとして相応しくないと判断したビショップだと判明。怒りの太牙は、ビショップを散々に打ち据えると彼を追放する。
自分はファンガイアの掟に従い役目を実行したに過ぎない……この仕打ちに対し憤怒のビショップは、紛い物のキングの存在は許さぬと、各地に散らばるファンガイアの怨念を集め、かつてのキングの復活を画策するのだった。
そして、過去へと飛んだ渡が帰還。偉大な父の背中を見たことで渡は心身ともに逞しさを増し、ファンガイアを一瞥するだけで制するほどになっていた。そんな渡は戦いで太牙を圧倒すると、自身がファンガイアの王になると宣言する。
一方、すべてを失った喪失感に打ち拉がれる太牙は強さを求め、母である真夜の元へ。そこでキバットバットⅡ世の助力を受け、ダークキバへと変身する力を得る。
そして迎える渡と太牙の最終決戦。ふたりのキバの拳が交差し、熱き火花を散らす!