るーくルーク

- 登場作品
- 仮面ライダーキバ
- 初登場回/初登場作品
- 第15話『復活・チェックメイトフォー』(2008年5月4日放送)
「退屈だ! 何か面白いことはないのか!?」
■プロフィール
種族:ファンガイア
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:チェックメイトフォー・ルーク
家族など:不明
演:高原知秀(たかはら・ともひで)
■この人物が装着する仮面ライダー
■この人物が変身する怪人
■説明
1986年/2008年
ルークの称号をもつ「チェックメイトフォー」の一員で、ライオンファンガイアの人間態。
背に紋章の刺繍が入った革ジャンを着た筋骨隆々の巨漢で、この状態でもかなりの怪力を発揮する。ファンガイアのなかでも戦闘力は並外れており、かつてウルフェン族を殲滅したのも彼である。ファンガイアを敵視する「素晴らしき青空の会」の研究所を襲った際には麻生茜を手にかけており、次狼や麻生ゆりから憎まれていた。
強すぎるゆえか常に退屈しており、人間を襲う際も自らルールと制限時間を設定。その条件に合った者のみを標的とし、達成できれば褒美を、失敗すれば罰を自分に課すという「タイムプレイ」をしている。自ら定めたルールには厳格に従い、条件に合った人間以外は襲わないのがポリシー。見た目によらず甘いものが好きなようで、自分への褒美としてパフェを食べていた。
1986年では、紅音也や次狼、ゆりとたびたび交戦し、彼らを足元にも寄せ付けぬ強さを見せた。しかし、ゆりの計略で装着者の体に多大な負荷がかかるイクサシステムを装着。音也や次狼たち5人を圧倒するも、ほどなく弱体化を余儀なくされて満足に戦えなくなり、仮面ライダーイクサに変身したゆりのブロークン・ファングを右肩に受けると、復活を予言してその場から消えた。
その後、ルークは長き眠りについており、22年後の2008年にようやく覚醒。しかし、一時的な記憶喪失で自分が誰なのかすらわからず、生まれたばかりの子どものような純粋で温厚な性格になっていた。ルークは出会った紅渡に「大ちゃん」と名付けられ、彼の世話になりつつ定食屋の「布袋屋」でアルバイトを開始。店主の天野照義や娘の恵理子にも気に入られ、次第に交流を深めていったが、噴水を目にしたことをきっかけに記憶が戻ると、天野父娘を手にかけてファンガイアとしての活動を再開する。
しかし、思いつく限りの「タイムプレイ」を行なってしまい、ルークは次第に情熱を失っていく。そんなある日、彼は公園で子どもに絵本を読み聞かせる母親の、「たくさんよいことをすると天国に行く」という言葉を耳にし、「楽しいところに違いない」と考えて天国へ行くために「よいこと」をし始めた。その後、満足いくまで善行を積んだルークは、最期は麻生恵に自分を天国へ送るよう依頼。最期は彼女が変身した仮面ライダーイクサのイクサ・ジャッジメントで倒された。
チェックメイトフォーとして、ルークの使命はキングの護衛であるが、キング自身の戦闘能力が高すぎるため護衛を必要としないからか、ルークは自由奔放に各地を彷徨っていた。なお、招集命令には素直に応じていたため、自身の称号に対する誇りは持ち合わせていたようだ。
■戦闘時の決め台詞など
「新しいタイムプレイの始まりだ!」