えりたて けんご襟立健吾
- 登場作品
- 仮面ライダーキバ
- 初登場回/初登場作品
- 第11話『ローリングストーン・夢の扉』(2008年4月6日放送)
「必ず俺のロックで、世界中の人間をジンジン言わせたるわ!」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:21歳
職業・身分など:アマチュアロックミュージシャン、「素晴らしき青空の会」メンバー
家族など:不明
演:熊井幸平(くまい こうへい)
■この人物が装着する仮面ライダー
■説明
2008年
幼い頃からプロのロックンローラーになることを夢見てきた、大阪弁を喋る青年。
頭で考えるよりも先に行動するタイプで、いつも周囲を強引に巻き込んでしまうところがある。ただ、一旦心落ち着けば、思いやりが深い面もあり、どうにも憎めない人物である。また、自分がいいと思ったものに対しては「ロック」と表現。「ロックとはキバ」など、なんでもロックに結びつけてしまう。
「イケメンズ」というバンドを結成し、デビューライブ間近だったが、彼以外のメンバーがいきなり全員脱退。公園で演奏する彼のギターの音に聞き惚れた紅渡と出会い、ベース担当として渡をバンドに誘う。そして野村静香、麻生恵の協力も得て、なんとかライブにこぎつけた。
その後、一緒にプロデビューを目指そうと言い出すのだが、最高のバイオリンを作るという渡の夢を知るや親友の夢を応援しようと決め、無理に自分の夢につきあわせることを諦めた。
その後も、たびたび渡とは顔を合わせるが、今度は名護啓介に惚れ込み無理やり弟子になってしまう。そうした縁もあって、「素晴らしき青空の会」が存続の危機の際には、渡とともに臨時会員に採用されている。
しかし、シケーダファンガイアとの戦闘中に腕を負傷し、二度とギターが弾けなくなってしまう。夢を失った襟立健吾は、嶋護に誘われるまま、戦士として猛特訓。名護を上回る戦闘力を身につけると、青空の会の正式なメンバーになった。しかし、性格のほうは一変してしまい、上から目線の名護を蔑み、絶交した渡には極端に冷たくあたるなど、刺々しい人物となってしまう。このときには口調も変わり関西弁ではなく、標準語になっていた。
一時、怪我をした名護に代わって仮面ライダーイクサとして戦う時期もあったが、彼の自制心を欠き、慢心する心は嶋に見ぬかれており、間もなくイクサ装着者の任は解かれている。
その後、反省した健吾は、すべてを拒絶し館に引き篭もってしまった渡に素直に頭を下げた。本当は自分にロックの才能がないことを自覚しており、怪我を口実に音楽をやめた自分をどこか喜んでいた。そんな気持ちをごまかすために、今まで渡や名護を拒絶していたと、胸のうちを告白。渡も健吾のことを理解し、ふたりの友情は回復した。
■戦闘時の決め台詞など
「ファンガイア、俺のライブだ」
「俺は強い、強くなくちゃいけないんだ」