用語辞典
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- なのろぼっと 【 ナノロボット 】
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大きさがナノメートル(10億分の1メートル)からマイクロメートル(1000万分の1メートル)という、極小サイズのロボットのこと。ナノマシン、マイクロロボット、分子ロボットなど、さまざまな呼び名がある。とくに医療分野で研究が進められており、注射器で体内に注入したナノロボットによってウイルスに対するワクチンを直接体内の特定部位へ届けたり、群れで運用してガン細胞などを除去するなどの使用方法が考えられている。また、医療の分野以外では、マイクロプラスチックのような環境破壊に繋がる微小物質の回収などが期待されている。
劇中のナノロボットは、秘密結社「ショッカー」によって開発された。散布すると本人に気付かれることなく人間の体内に侵入し、その意思とは無関係に内側から改造人間へと変えてしまうというものだが、肉体が適応しなければ命を失ってしまう。ショッカーはこれを大量に用いて、日本中の人間を改造人間に変えようと企んでいた。