からすま けい烏丸啓

- 登場作品
- 仮面ライダー剣
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『紫紺の戦士』(2004年1月25日放送)
「人間はアンデッドたちと戦い封印するしかない……私もそう思っていた。だが剣崎は、別の道を選ぼうとしている」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:48歳
職業・身分など:BOARD(ボード)の所長(壊滅後は独自に行動)
家族など:不明
演:山路和弘(やまじ・かずひろ)
■説明
人類基盤史研究所、通称「BOARD(ボード)」の所長を務めていた男性。頭脳明晰な研究者であり、ライダーシステムをはじめとした対アンデッド用の装備をいくつも開発している。
自身が探求する研究の成果によって人類を救うことを目的としており、その壮大な思想は広瀬栞にも影響を与えている。ライダーシステムに欠陥があると思い込んでいた仮面ライダーギャレンこと橘朔也とは衝突もあったが、それは困難を乗り越えて橘が成長してくれると信じていたからであり、彼なりの優しさでもあった。
アンデッドが解放された経緯を知る数少ない人物で、その発端となった栞の父である広瀬義人の行動を止められなかったことを悔やんでいた。また、天王路博史に狙われていたことから、彼こそがすべての黒幕だったと気づいていたようだ。
BOARDがローカストアンデッドに襲われたときは橘に助けられ匿われていたが、自身が燃えて消滅したと見せかけるトリックを使って行方をくらませた。その後は新たな仮面ライダーを作るべく暗躍する伊坂=ピーコックアンデッドから逃げながら、破滅のイメージに苦しむ橘へアドバイスを送ったり、広瀬に危険を知らせるなどしている。
しかし、最終的には伊坂に捕まってしまい、マインドコントロールを受けて最新のライダーシステムであるレンゲルバックルを開発する。橘が伊坂を打倒して正気を取り戻してからは、人類基盤史発祥の地であるチベットへと渡り、ラウズアブソーバーを開発して橘や剣崎一真たちを支援した。
のちに天王路が倒れたことを知ると、命の危険がなくなったことから帰国。ギラファアンデッドとの闘いで傷ついた橘を救出し、ダークローチと戦う剣崎を橘とともに助けている。
バトルファイトの終結後は、スピリットを除くすべてのラウズカードをケースに収め、おそらくは改めて封印するために持ち去った。
【『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』では……】
橘とともにすべてのラウズカードを封印しに行く途中、アルビノジョーカーに襲われて命を奪われている。