てんのうじ ひろし天王路博史

- 登場作品
- 仮面ライダー剣
- 初登場回/初登場作品
- 第38話『運命を掴む者』(2004年10月24日放送)
「終わったのではない、はじまったのだ。本当の戦いが」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:BOARD(ボード)の創設者
家族など:不明
演:森次晃嗣(もりつぐ・こうじ)
■この人物が変化する怪人
■説明
人類基盤史研究所、通称「BOARD(ボード)」の創設者であり、理事長を務めていた初老の男性。広瀬義人がアンデッドを解放した際、責任をとって理事長を退任している。
途方もない財力と権力を持ち、彼のことを調べようとした人物は消されるとまで噂されるほど。白井虎太郎は出版社に原稿を持ち込んだ際に天王路の名を口にし、編集長から「もし生きていたかったらな、そんな名前二度と口にするんじゃない」と釘をさされている。目撃者も多いはずの仮面ライダーやアンデッドのことが報道されないのも、天王路が各方面に圧力をかけているからだった。
アンデッド解放により始まったすべての事件の黒幕であり、その目的は勝者に万能の力を与えるというバトルファイトを人為的に再開させ、自分が勝者となって新たな世界の支配者として君臨すること。広瀬によるアンデッド解放や、烏丸啓らのライダーシステム開発もすべて彼の計画通りであり、こうして収集したデータをもとに、5枚目のカテゴリーAのラウズカード、チェンジケルベロスを完成させた。
計画が最終段階に入ると、チェンジケルベロスと自らの左腕に埋め込んだカードリーダーを使いケルベロスIIに変化。自らの身体をアンデッド化させてバトルファイトの勝者になろうとしたが、その野望は仮面ライダーたちに阻まれ、瀕死のところで現れた金居ことギラファアンデッドの一撃により絶命した。