しらい こたろう白井虎太郎

「100回人を裏切ったやつより、100回裏切られてバカを見た人間のほうが、僕は好きだな」

■プロフィール

種族：人間

性別：男性

年齢：23歳

職業・身分など：ルポライター

 

家族など：栗原遥香（姉）、栗原天音（姪）、剣崎一真（同居人）、広瀬栞（同居人）

 

　演：竹財輝之助（たけざい・てるのすけ）

■説明

ネットで都市伝説的に噂になっている「仮面ライダー」を追う青年。勤めていた出版社を辞め、科学専門のノンフィクションライターとして有名になろうとしていた。

仮面ライダーを追っているうちに剣崎一真にたどり着き、アパートを追い出された彼を取材をさせてもらうという交換条件付きで、自分の家に住まわせる。その後、BOARD（ボード）が壊滅してしまったことで広瀬栞も居候し、3人での共同生活を送ることになる。

 

真面目な話をしている途中に茶々をいれるなど、性格には少々軽い面があるものの、根は純真で真面目。姉の栗原遥香や姪の栗原天音を大切に思っているが、天音が自分になついてくれないことを気にしている。臆病でゴキブリ、カマキリ、雷、ミミズが苦手と頼りないが、剣崎と橘朔也が対立したときは体を張って止めたりと気概もある。

 

親代わりだった叔父さんが亡くなり、遺してくれた“白井農場”にある家に住んでいる。また年季の入ったクラシックカーを所有していたが故障してしまい、以降は代車を使用。牛乳が大好物で、冷蔵庫にはたくさんの瓶牛乳「ミルク姫」が詰め込まれている。

 

ハカランダに居候している相川始には良い感情を抱いておらず、彼の正体がアンデッドだとわかると敵意を向けて何かと対立する。しかし、交流を重ねるうちに最終的には彼を信じるようになっていった。また、始を信じる剣崎を見て自分もアンデッドを信じようとし、自分を利用していたはずの吉永みゆき＝オーキッドアンデッドに「人を襲わないでほしい」と頼み、少なからず彼女に影響を与えた。

 

取材だけではなく、アンデッドの出現を剣崎に伝えるなど、戦いのサポートも務める。それゆえに危険な状況に巻き込まれることも少なからずあったが、逃げ出すことなく支え続けた。

 

【『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』では……】

 

剣崎たちへの取材をもとに執筆した著書『仮面ライダーという名の仮面』が2000万部という途方もない大ヒットを記録し、作家として大成。豪邸で暮らしつつ高級オープンカーを乗り回し、大好物だった牛乳も飲まなくなっていた。

 

しばらく会っていなかった遥香から栗原天音（14歳）の誕生パーティーを開くと聞き、かつての仲間たちを誘おうと会いに行くが、その変貌ぶりから久しぶりに再会した剣崎に「嫌な奴になった」と言われてしまっている。

 

剣崎と再会後も成金趣味丸出しの態度をとっていたが、再び暴れだしたアンデッドとの戦いに巻き込まれていく中でかつての性格に戻っていったようで、服装も変え、急いでいるときに牛乳を買って一気飲みする一幕もあった。

 

邪神フォーティーンとの戦いが終わると、仲間達と一緒に天音の誕生日パーティーを開き、剣崎の顔面をケーキに押し付けるといった愉快な一面を見せている。