ひろせ よしと広瀬義人

- 登場作品
- 仮面ライダー剣
- 初登場回/初登場作品
- 第4話『永遠の命の謎』(2004年2月15日放送)
「栞、無事でよかった。これで、お母さんのそばへいける……」
■プロフィール
種族:人間/人造アンデッド
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:BOARD(ボード)の元研究員
演:春田純一(はるた・じゅんいち)
■この人物が変化する怪人
■説明
広瀬栞の父で人類基盤史研究所、通称「BOARD(ボード)」の元研究員。
妻の広瀬小百合が不治の病に冒されたことから不死の研究に没頭。その結果、アンデッドを解放して分析すれば妻を救えると思い込み、最悪の事態を引き起こしてしまった。
その後は行方不明だったが、突如として橘朔也の前に現れ、アンデッドとの融合係数が高すぎる剣崎一真の危険性を説いて協力を依頼。剣崎を捕獲するためと称して自分が制作した人造アンデッド、トライアルシリーズを放つ。しかし、その真の目的は、剣崎を仮面ライダーブレイド キングフォームに変身させ続けて肉体をジョーカー化させたうえで、アンデッドの細胞を採取して不死の秘密を解明することにあった。
実は橘の前に現れた広瀬の正体は、本物の広瀬義人が造り上げたトライアルBであった。本物の広瀬はアンデッドを解放してしまったことを後悔し、自分の命が残りわずかだと悟ると、制作したトライアルBに自分の記憶を移植。自分に代わり、残された娘の栞を守らせようとしたのだ。
しかし、広瀬がアンデッドを解放することを含めたすべてを仕組んでいた天王路博史によって、トライアルBに移植された広瀬の記憶は改ざんされ、知らず知らずのうちに天王路の筋書どおりに行動。結果、守るべきはずの娘と敵対するようになってしまう。一度は書き換えられた記憶だったが、トライアルGに襲われる娘の危機を目にして本来の記憶が蘇る。寸前のところで彼女を庇うと、重傷を負いながらようやく真実を愛娘に告げることができ、直後に妻のところへと旅立った。