きりゅう ごう桐生豪
- 登場作品
- 仮面ライダー剣
- 初登場回/初登場作品
- 第17話『邪悪なベルト』(2004年5月16日放送)
「貴様に生きている資格はない!」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:BOARD(ボード)の元研究員
家族など:不明
演:増沢望(ますざわ・のぞむ)
■この人物が変身する仮面ライダー
■説明
人類基盤史研究所、通称「BOARD(ボード)」の元研究員。
橘朔也の先輩で、最初に仮面ライダーギャレンの適合者として選ばれた人物でもある。しかし、実験中の事故で右腕を失ったため計画から外され、のちに新たな適合者として橘が選ばれることになった。
その後、BORADを辞めたようだが、彼の中には「行き場のない正義への憧れ」だけが残ってしまい、警察無線を傍受しては独断で犯人を追い詰め、金属製の義手から流す電流で始末する処刑人になっていた。
烏丸啓は桐生の現状を知らなかったようで、チベットへ旅立つ直前に「橘の力になってやってくれ」と彼に依頼していた。ところが、桐生は電話で呼び出した橘の前で誘拐犯を処刑。自分を責める橘に現状を語ると、逆にギャレンバックルを返上して仮面ライダーを辞めた彼を非難し、「お前に俺のどうしようもない気持ちがわかるか」と言い捨てて走り去った。
後日、バイクの男を追跡した際に上城睦月と遭遇。何かを感じ取ったのか彼を尾行し始め、睦月が変身した仮面ライダーレンゲルや剣崎一真が変身した仮面ライダーブレイドらの戦いを目撃する。そのさなか、睦月の変身が解けてレンゲルバックルが落下すると、桐生はこれを回収して自らレンゲルへと変身を果たす。そして何を思ったのか、その場に居たアンデッドたちを操ってブレイドらと一戦交え、「やめてくれ!」と叫ぶ橘に「ならばお前がギャレンとして戦え」と返答してバイクで走り去った。
その後、一度は剣崎の意を汲んだ橘の呼び出しに応じるも、レンゲルバックルの返却は拒否。レンゲルの力に溺れるかのように「自分以外のライダーも倒す」と宣言し、さらにはアンデッドを操って人々を襲い始めてしまう。
この事態を受け、ふたたび戦う覚悟を固めた橘がギャレンへと復帰し、桐生は駆けつけた剣崎、橘の両名を迎え撃つも敗北。変身が解けたところに現れた睦月にレンゲルバックルを取り返され、変身した彼が操るアンデッドに襲われる。橘と剣崎が駆けつけるも時すでに遅く、橘に「もっと馬鹿になれ。お前は真面目すぎる」と忠告して絶命した。