
2001年 1月 28日
第1話
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹、小林靖子(第28話のみ)
監督:田﨑竜太 ほか
プロデューサー:
松田佐栄子(テレビ朝日)
白倉伸一郎(東映)
武部直美
塚田英明
制作:
テレビ朝日
東映
ADK
仮面ライダーAGITO / 石原慎一
不可能犯罪によって人々が変死する事件が発生。それは正体不明の怪人「アンノウン」によるものだった。警視庁「未確認生命体対策班」に所属する氷川誠は、G3と呼ばれるパワードスーツを装着して迎撃にあたるが、怪人の驚異的な力に翻弄され、追い詰められてしまう。そして窮地のG3の前に、金色の戦士「アギト」が現れる……。記憶喪失の青年・津上翔一と水泳選手・葦原涼の身体に起こる異変。アギト、アンノウン、オーパーツの謎。新たな戦いの幕開けと共に、翔一に秘められた過去が明らかにされていく。
原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹、小林靖子(第28話のみ)
監督:田﨑竜太 ほか
プロデューサー:
松田佐栄子(テレビ朝日)
白倉伸一郎(東映)
武部直美
塚田英明
制作:
テレビ朝日
東映
ADK
第1話「戦士の覚醒」
第2話「春の嵐」
未知の生命体「アンノウン」が暗躍を始め、人間の仕業とは思えない奇怪な事件が連続発生していた。
警視庁の未確認生命体対策班「G3ユニット」に所属する氷川誠は、特殊強化装甲服「G3」を装着して「仮面ライダーG3」となりアンノウンに立ち向かうが、まったく歯が立たないどころか、現場で遭遇した謎の戦士にアンノウンを倒されてしまう。
初出動で戦果を挙げられなかった氷川とG3ユニットは、さらなるアンノウンに対応しながらG3強化を図らんとする。しかし、G3の装着者に選ばれなかったことでG3ユニットに対抗意識を抱くエリート警部補、北條透が彼らを出し抜くべく、独自の考えに基づくさまざまな作戦を立案。警察内部も慌ただしい動きを見せていくのだった。
G3を救った謎の戦士の正体は「仮面ライダーアギト」。その変身者の青年、津上翔一は過去の記憶を失っており、現在は心理学者である美杉義彦を一家の長とする美杉家に居候をしていた。
そんな彼自身、なぜ自分がアギトに変身できるのかわからずに苦悩。だが、美杉家の同居人にして密かに超能力を有する少女、風谷真魚に自身がアギトに変身する姿を見られながらも応援を受けたことで、みんなの居場所を守ることが大切であると気付かされ、アンノウンとの戦いを決意するのであった。
そして、アンノウンの出現と呼応するように、水泳選手として将来を有望視されていた城北大学の学生、葦原涼は異形の戦士「仮面ライダーギルス」に変身する力を得る。だが、その急激すぎる肉体の異変は涼の心身を蝕みはじめ、自身の苦悩を打ち明けた水泳部のコーチ、さらには恋人にも見捨てられてしまったことで、涼は生きる目的を失ってしまう。
不幸はさらに続き、謎の失踪を遂げた涼の父親が遺体となって発見される。失意の涼は父が何らかの事件に巻き込まれ、それが自分自身の肉体変異の謎にも繋がるのではないかと、父の遺した手帳を頼りに客船「あかつき号」の関係者たちを訪ねるのだった。
翔一、涼、氷川。3人の仮面ライダーの運命が徐々に交錯し始めていくなか、アンノウン事件の裏で謎の青年(闇の力)が暗躍。彼は沢木哲也なる人物を呼び出し、特別な能力を与えるのだった……。
2001年 1月 28日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 2月 4日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 2月 11日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 2月 18日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 2月 25日
脚本: 井上敏樹 監督: 六車俊治
2001年 3月 4日
脚本: 井上敏樹 監督: 六車俊治
2001年 3月 11日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 3月 18日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 3月 25日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 4月 1日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 4月 8日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2001年 4月 15日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2001年 4月 22日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 4月 29日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 5月 6日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 5月 13日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 5月 20日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 5月 27日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2001年 6月 3日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2001年 6月 10日
脚本: 井上敏樹 監督: 鈴村展弘
2001年 6月 24日
脚本: 井上敏樹 監督: 鈴村展弘
2001年 7月 1日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 7月 8日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 7月 15日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 7月 22日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 7月 29日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2001年 8月 5日
脚本: 井上敏樹 監督: 石田秀範
2001年 8月 12日
脚本: 小林靖子 監督: 佐藤健光
「アンノウン」「超能力者」「あかつき号」、そして「アギト」。謎は複雑に絡み合う……。
アンノウンを倒す日々を送っていた「仮面ライダーアギト」津上翔一は、一時的に記憶を取り戻すと、姉が何らかの事件に巻き込まれてすでに亡くなっていたこと、そして自分があかつき号に乗っていたという過去を思い出す。
真相を知るべく姉の恋人だった沢木哲也に接触するものの何も解明されることはなく、再び記憶を失ってしまうのだった。その後、かつてあかつき号を襲った上級アンノウン「水のエル」が出現。恐怖の記憶がフラッシュバックした翔一は、自信を喪失してしまう……。
状況が複雑化するなか、「G3ユニット」は、単独でアンノウンを撃破しうる力を持つ「G3-X」の開発に成功。北條透を中心として開発が進められた新型特殊強化スーツ「V-1」とのコンペに勝利し、氷川誠が引き続き「仮面ライダーG3-X」として、アンノウンと激戦を繰り広げるのだった。敗れた北條は別方面からアンノウン事件にアプローチ。風谷真魚の父、風谷信幸が被害者となった過去の事件にアンノウンとの何らかの因果関係があると考え、独自で捜査を進める。
一方、あかつき号関係者を尋ね回る葦原涼は、自身と似た境遇として分かり合えたと思っていた女性、榊亜紀がアギトの手に掛かり絶命してしまったと誤解。アギトを憎み、より自暴自棄になった涼は、超能力として覚醒したあかつき号関係者、相良克彦の襲撃により瀕死の重傷を負ったものの、その身体は沢木哲也の手引きにより治癒能力を持つ風谷真魚のもとへと運ばれ事なきを得る。そして、真魚との交流を続けるなかで、アギトの正体が津上翔一だと判明。誤解も解け、ふたりは変身する戦士同士、奇妙な友情を育んでいく。
そんなか、あかつき号のリーダー的存在だった木野薫が出現。人の命を救う闇医者として、そして新たに覚醒したアギト「仮面ライダーアナザーアギト」としてアンノウンを撃退する気高い姿を見て、涼も木野のような生き方も悪くないと思うのだが、木野の心中に渦巻いていたのはもっどドス黒く複雑な感情であった……。
2001年 8月 19日
脚本: 井上敏樹 監督: 佐藤健光
2001年 8月 26日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 9月 2日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 9月 9日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 9月 16日
脚本: 井上敏樹 監督: 金田 治
2001年 9月 23日
脚本: 井上敏樹 監督: 金田 治
2001年 9月 30日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 10月 7日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 10月 14日
脚本: 井上敏樹 監督: 渡辺勝也
2001年 10月 21日
脚本: 井上敏樹 監督: 渡辺勝也
2001年 10月 28日
脚本: 井上敏樹 監督: 鈴村展弘
2001年 11月 11日
脚本: 井上敏樹 監督: 鈴村展弘
2001年 11月 18日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 11月 25日
脚本: 井上敏樹 監督: 田崎竜太
2001年 12月 2日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 12月 9日
脚本: 井上敏樹 監督: 長石多可男
2001年 12月 16日
脚本: 井上敏樹 監督: 金田 治
2001年 12月 23日
脚本: 井上敏樹 監督: 金田 治
4人の仮面ライダーたちは、それぞれに課せられた試練を乗り越え成長していく。
恐怖の記憶にとらわれていた津上翔一は、風谷真魚の励ましや、葦原涼や氷川誠との交流を通じて立ち直ると、アギトとしても進化。「水のエル」を撃破するとともに記憶も完全に蘇り、「あかつき号」で何があったのか、そしてなぜ自分がアギトになったのかを思い出した。
涼は自分以外のアギトは不要という木野薫と対立するなか、残るあかつき号関係者であった少年、真島浩二の持つアギトの力を譲渡されたことで新たな力を得て木野を打倒する。
そんな木野もまた、かつてともに雪山で遭難した弟を救えなかったことが心の傷となっており、他者を救うことで贖罪するという思いに囚われていた。若者たちがアギトとしての宿命に立ち向かい、成長していく姿に木野の心にも雪解けの兆しが見え始めるが……。
そして、氷川は自分が尊敬する「仮面ライダーアギト」の正体が翔一だったことにショックを受けつつも、アンノウンと戦う4人の戦士のなかで自分だけがアギトではないことに疎外感を感じつつも、人間として必死に食らいつく姿を見せるのだった。
混迷する状況のなか、ついに謎の青年(闇の力)がアギト排除に本格的な動きを見せ始める。翔一、涼、木野から変身能力を奪い、彼らを追い込んでいくが、皆の想いを背負った翔一の渾身の拳が炸裂し、謎の青年(闇の力)が動揺。それにより変身能力を取り戻した翔一たちは、謎の青年(闇の力)に一矢報いることに成功する。
それから1ヶ月後、アンノウンが出現しなくなり、翔一や涼は自身の環境を変え、新たな生活を送っていた。その裏で恐るべき計画が進められていることを知らぬまま……。先の戦いで謎の青年(闇の力)は、アギトだけでなく、もはや人間すらも自分の驚異になると確信し、すべての人類を抹殺することを決意。最後にして最大の決戦が今、始まろうとしていた。