さわき てつや（つがみ しょういち）沢木哲也（津上翔一）

「かつてアギトを葬った者、これからアギトを救う者、神を……裏切った者だ」

■プロフィール

種族：人間

性別：男性

年齢：35歳

職業・身分など：謎の青年（闇の力）の使徒

家族など：不明

 

　演：小川敦史（おがわ・あつし）

 

■説明

風谷伸幸教授の知人で、超能力の実験の助手を務めていた男。

教授の研究対象であり、津上翔一（沢木哲也）の姉・沢木雪菜とは恋仲にあったが、その雪菜が最初のアギトとなり、不慮の事故で風谷伸幸が命を落としてしまう。そして自分の力を恐れた雪菜が投身自殺を図った際、一度はその手をつかみながらも、結局雪菜の懇願を受け入れて手を放してしまい、彼もまたあとを追った。しかし、これによりこの世で初めてのアギト消滅に関わったとみなされ、謎の青年（闇の力）に、人間の側からアギトを滅ぼす使徒として選ばれ、この世に蘇る。実は、翔一が持っていた封筒の宛名、「津上翔一」こそ彼の本名であり、自身は代わりに翔一の本名「沢木哲也」を名乗っている。

しかし、沢木はずっと雪菜を救えなかったことを後悔しており、贖罪の意味をこめて、アギトを救う道を選択。謎の青年（闇の力）を裏切る腹づもりで、彼からアギトの力を覚醒する力を与えられ、榊亜紀、相良克彦、風谷真魚、真島浩二の能力を覚醒させていった。

本来なら使徒として永遠の命を得られるはずだったが、それを捨ててでも人間の未来を信じた彼は、満足した笑みを浮かべてこの世を去った。