なぞのせいねん謎の青年
- 登場作品
- 仮面ライダーアギト
- 初登場回/初登場作品
- 第4話『パズル解読』(2001年2月18日放送)
「人は……ただ人でいればいい」
■プロフィール
種族:神
性別:男性?
年齢:不明
職業・身分など:アンノウンの主、人類の創造主
家族など:不明
演:青年期/羽尾明(はねお・あきら)、赤子期/八木優希(やぎ・ゆうき)、少年期1/神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)、少年期2/穴井隆文(あない・たかふみ)
■説明
アンノウンに命じてアギトを滅亡させようとした、人類の創造主。
紋章が刻まれた右手から放つ衝撃波や、瞬間移動能力、アギトの力を奪う能力、天体をも動かしてしまう念力などを有している。太古の昔、彼は人間を彼の姿に似せて作り、その完成度の高さに喜んだ。そして人間をペットのように愛していたのだが、元々は同一種であった謎の青年(光の力)が人間にアギトの力(=知恵)を授けようとしたため、闇の力と光の力が激突。光の力はこの戦いで敗北するが、散り際に自分の中のアギトの力を解放し、人間にアギトの種を撒いてしまう。闇の力はいつか自分を滅ぼすアギトが出現するまでオーパーツに遺伝子情報を隠して、長き眠りについていた。一方、謎の青年(光の力)は、傷ついた体で時空を超え、フェリー「あかつき号」で津上翔一(沢木哲也)を仮面ライダーアギトへと覚醒させた。
その後、警視庁のオーパーツ研究局で超古代文明のオーパーツが解読され、出現した遺伝子情報から闇の力が現世に蘇る。人知を超えた存在である彼は短期間で赤ん坊から少年、青年の姿へと変貌。あかつき号の元乗客・三浦智子を自ら手にかけ逮捕されると、措置入院された警察病院に閉じこもり、ここからアンノウンや人間の側からアギトを滅ぼす使徒・沢木哲也(津上翔一)に指示を出していた。
やがてアギトの力、そして人類の成長が自分の想像以上だったと知った彼は、人類自体を滅亡させようと決意。天体を動かして、人類全員が自らの手で命を断つように仕向けていった。しかし、仮面ライダーアギト、仮面ライダーギルス、仮面ライダーG3-Xに阻まれ、最後はアギト シャイニングフォームの必殺技、強化版のシャイニングライダーキックを喰らい、消滅した。
神の如き存在である彼が完全に消滅することはなかったが、結果、人類滅亡計画は中断。人類がアギトを排除する兆候があることから、アギトはやがて滅ぶと考え、その行末を見守ることを決断した。