つがみ しょういち(さわき てつや)津上翔一(沢木哲也)
- 登場作品
- 仮面ライダーアギト
- 初登場回/初登場作品
- 第1話『戦士の覚醒』(2001年1月28日放送)
「そういうみんなの場所を、俺が守れたらいいなあって」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:21歳
職業・身分など:調理師専門学校生→美杉家居候→花村ベーカリーのバイト→レストランMarの店員→レストランアギトの店主
家族など:沢木雪菜(姉)
演:賀集利樹(かしゅう としき)
■この人物が変身(装着)する仮面ライダー
■説明
仮面ライダーアギトに変身する青年。
1年前、記憶喪失状態で発見され、心理学者・国枝東教授の診察を受けたあと、美杉義彦教授に引き取られることになった。
津上翔一という名前は、唯一所持していた封筒の宛名を借りたものである。
いつも笑顔を絶やさない明るく無邪気な性格で、普段は記憶喪失という身の上に落ち込んでいる様子は見せない。
また、よくも悪くも能天気かつ自然体の振る舞いを見せ、突然ダジャレを言ったり、独創的なオリジナル料理を考えるなど、独特なペースで周囲を困惑させてしまう。
美杉家では家事全般を担当しており、とくに料理を好み、創作メニューやお菓子などにも手を出す。趣味として家庭菜園で野菜を育てており、オリジナル料理に自作の野菜を使うことも少なくない。
記憶喪失で発見されてから1年後、アンノウンの暗躍に呼応するように、翔一は仮面ライダーアギトに変身して戦い始める。当初は自分の力に困惑していたが、美杉家の人々との触れ合いを通して、みんなの居場所を守ろうと決意。その後は、アンノウン出現を感知すると、一目散に現場へと駆けつけてこれに対処するようになった。
そして、アンノウンの事件を通じて氷川誠、葦原涼、沢木哲也(津上翔一)、「あかつき号事件」の生存者たちと出会い、彼らと助けあったり衝突したりしていくなかで、やがて強固な協力関係を築き上げていく。
なお、氷川の頼みで仮面ライダーG3-Xの装着員となったことが1度だけあり、未経験ながら見事スティングレイロード ポタモトリゴン・ククルスを撃破した。
彼の本当の名前は、沢木哲也。1年前、姉の沢木雪菜の自殺に疑問を抱き、その恋人である津上翔一(哲也)に会うため「あかつき号」に乗り込んだ。そこで、不可解な海難事故に遭遇し、謎の青年(光の力)の導きによってアギトの力に覚醒するものの、不慣れな戦いとあまりにも奇怪な状況に戸惑い、水のエルに敗れて海に投げ出されてしまった。翔一が記憶喪失となったのは、その後遺症によるものである。その後、水のエル・強化体との交戦中に、翔一は完全に記憶を取り戻した。
アンノウンが出現しなくなってから1ヶ月後のある日、専門学校時代の恩師、倉本のレストランにスカウトされて勤務。同僚の岡村可奈と出会い、アギトの力に目覚めて絶望した彼女の命を救い、謎の青年(闇の力)との最終決戦に向かっていった。
■戦闘時の決め台詞など
「ごめん真魚ちゃん、オレ行かなくちゃ!」
「誰も……誰も人の未来を奪うことはできない! 変身!」