クレジット

原作:石森章太郎
脚本:中島かずき
監督:坂本浩一
プロデューサー:
 本井健吾(テレビ朝日)
 塚田英明(東映)
 高橋一浩
制作:
 テレビ朝日
 東映
 ADK

KAMEN RIDER FOURZE

放送期間
2011.9.4~2012.8.26【全48話】
主題歌

Switch On! / 土屋アンナ

「青春スイッチ、オン!」

天ノ川学園高校にやって来たリーゼントの転校生・如月弦太朗。その夢は学園の全員と友達になること。転校初日に謎の怪人「ゾディアーツ」と遭遇した弦太朗は、幼馴染の城島ユウキから託されたフォーゼドライバーで仮面ライダーフォーゼへと変身。以来、ユウキや歌星賢吾らと協力して学園の平和を乱すゾディアーツとの戦いを繰り広げている。徐々に増えていく個性的な仲間との友情を深めながら、弦太朗は学園の陰に潜む敵に迫る。

クレジット

原作:石森章太郎
脚本:中島かずき
監督:坂本浩一
プロデューサー:
 本井健吾(テレビ朝日)
 塚田英明(東映)
 高橋一浩
制作:
 テレビ朝日
 東映
 ADK

第1話「青・春・変・身」

第1話「青・春・変・身」

第2話「宇・宙・上・等」

第2話「宇・宙・上・等」

相関図&各話詳細

 どこか閉鎖的で不穏な空気が漂う「天ノ川学園高等学校」に、ひとりの転校生が現れた。短ランにリーゼントという時代錯誤なファッションに身を包み、トラブルには首を突っ込まなければ気が済まない快男児、その名は如月弦太朗。この学園の全員と友達になると豪語する弦太朗の、刺激と神秘に満ちた学園生活が今、幕を開ける。
 偶然にも宇宙大好きな幼馴染の少女、城島ユウキと同じクラスになり再会した弦太朗は、こちらも同じクラスでユウキの宇宙仲間でもある歌星賢吾が、学園を乱す星座の怪人「ゾディアーツ」と戦っていることを知る。だが、賢吾は生まれつき身体が弱く、満足に戦うことができない。そんな賢吾の代わりに弦太朗は自分が戦うと志願。賢吾が所持していたベルト型のアイテム「フォーゼドライバー」を強引に奪い取って使用し「仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ」へと変身。学園内で暴れる「オリオン・ゾディアーツ」を撃退すると、賢吾も渋々ながらも弦太朗がフォーゼドライバーを所持することを認めるのだった。
 その後、弦太朗はユウキとともにゾディアーツと戦うため、学園非公認の「仮面ライダー部」を設立。最初は小規模であったが、自分磨きに余念のない学園のクイーン=風城美羽、体力自慢の学園のキング=大文字隼、学園随一の情報通=JK(ジェイク)、直感力に優れたオカルト少女=野座間友子ら、学園内のひと癖もふた癖もある若者たちが、ゾディアーツ事件を経て弦太朗との友情を育み仮面ライダー部への入部を決める。そして、部の存在に消極的だった賢吾も、ある事件をきっかけに弦太朗たちが本気で部活動に取り組んでいることに気付かされ、ようやく自分も仮面ライダー部の一員だと認めるのだった。
 〝学園と地球の自由と平和を守る〟をスローガンに掲げ、総勢7名による仮面ライダー部の本格活動が始まった。

続きをみる

 如月弦太朗のクラスに、「昴星高校」からの交換編入生がやってきた。精悍な顔に笑顔を絶やさぬ大人しそうなその少年の名は朔田流星。だが、彼にはもうひとつ別の顔があった。それは「反ゾディアーツ同盟」の一員であるタチバナの指示を受け「天ノ川学園高等学校」、そして「仮面ライダー部」を調査する潜入捜査員としての顔である。その見返りとして与えられたベルト型のアイテム「メテオドライバー」を使い、流星は「仮面ライダーメテオ」に変身。任務を遂行すると同時に、「ゾディアーツスイッチ」を使用して昏睡状態に陥ってしまった友、井石二郎を目覚めさせるため、眠りの能力を持つという「ゾディアーツ」の幹部「ホロスコープス」のひとり、「アリエス・ゾディアーツ」を探していた。ただ、彼がメテオだということは、決して誰にも知られてはいけない。それが支援者であるタチバナとの約束なのだから。流星の孤独な戦いの火蓋は今、切られた。
 流星は見習い部員として仮面ライダー部への潜入に成功。他の部員たちとは一歩線を引きながら、メテオとしてゾディアーツと戦う日々を送っていた。だが、どこか自分の笑顔の裏を見抜いているような弦太朗の言動に心揺さぶられ、数々の危機を部員たちが救ってくれたことで、彼らへの仲間意識も徐々に芽生えていく。
 そして、いつしか時は流れ、流星たちは3年生に進級。いつまでこんな仮面を被った日常を続けなければならないのか……。罪悪感にも似た焦る心に我が身を焼きながらも、流星は鉄の意志を貫き目的を果たさんとする。
 そんな彼の前に、ついにアリエス・ゾディアーツが現れた。その正体は皮肉にも、交換留学生として自分の代わりに昴星高校へと行った山田竜守。昏睡状態の生徒を目覚めさせたアリエス・ゾディアーツの能力を見て、たしかに彼なら二郎を目覚めさせることができると確信する流星。だが、タチバナはそんな流星に対し、アリエスの「ホロスコープススイッチ」の回収を命じる。その言葉にタチバナを信じられなくなった流星は、ひとり山田に会いに行くと、彼に驚くべき提案をするのだった。

続きをみる

 「仮面ライダーフォーゼ」如月弦太朗と「仮面ライダーメテオ」朔田流星のわだかまりが解け、「仮面ライダー部」の結束がより強固になった一方で、「天ノ川学園高等学校」そして「ゾディアーツ」の幹部「ホロスコープス」を支配する学園の理事長、我望光明が本格的に動き出す。
 我望の野望、それは「ホロスコープススイッチ」をすべて集めて「ネビュラゲート」を開き、宇宙最高の知性を持つといわれる生命体「プレゼンター」の元へと向かうことであった。配下の「リブラ・ゾディアーツ」が超新星に覚醒し、星座の運命を見抜くという「ラプラスの瞳」を得たことで、ホロスコープスへと到達する生徒が続出。我望のもとには着実にホロスコープススイッチが集まっていく。
 そんななか、反ゾディアーツ同盟のタチバナの正体が、我望の腹心というべき「ヴァルゴ・ゾディアーツ」である江本州輝と判明する。彼はかつて我望、そして歌星賢吾の父である歌星緑郎とともに月面にて「コアスイッチ」を発見。これでプレゼンターの存在に気付くこととなったが、そのプレゼンターの元への訪問方法を巡り我望と歌星が対立。結果、江本は我望側に付き、歌星を月面に置き去りにして地球に帰還してしまった。
 このことを江本は激しく悔いており、いつの日か歌星の志を継ぐものが現れることを待っていたのだという。フォーゼとメテオに試練を課し、それを乗り越えてくれたことでようやく自分の想いを託せると、弦太朗や流星たちの前でタチバナの仮面を外す江本。だが、そんな彼も思わぬ裏切りに怒る我望こと「サジタリウス・ゾディアーツ」の手により亡き者にされてしまう。
 その後、すべてのホロスコープススイッチを揃えた我望は、ネビュラゲートを開こうとするも失敗。その要因は賢吾にあった。彼は実は人間ではなく、コアスイッチから生まれた「コアチャイルド」であり、その存在がネビュラゲートの召喚を妨害していた。そして、自分の出生の秘密を知った賢吾も自身に課せられた使命を理解し、プレゼンターの元へと赴く決断を下す。仮面ライダー部の面々も涙ながらに賢吾を送り出すことを決めるも、怒りのなかで超新星に目覚め、「サジタリウス・ノヴァ」へと変貌した我望がこれを妨害。コアスイッチは破壊され、賢吾も消滅してしまった。
 失意と絶望に沈む仮面ライダー部。だが、賢吾が皆に遺した手紙で心を奮わせると、この戦いに決着をつけるべく、彼らはある式典の開催を決める。それは「卒業式」。我望への感謝の心、そして卒業という決別の想いを乗せたフォーゼのキックが、サジタリウス・ノヴァに向けて今、放たれる……!?

続きをみる

登場仮面ライダー

主要登場人物一覧

主要アイテム一覧