えもと くにてる(たちばな)江本州輝(タチバナ)

- 登場作品
- 仮面ライダーフォーゼ
- 初登場回/初登場作品
- 第17話『流・星・登・場』(2012年1月8日放送) ※江本州輝としての初登場回は第33話『古・都・騒・乱』(2012年4月29日放送)
「月かな。歌星の横で、我望の光をあびて薄ぼんやり輝く、月」
■プロフィール
種族:人間
性別:男性
年齢:不明
職業・身分など:外宇宙技術開発機構OSTO→宇宙京都大学の教授
家族など:不明
演:山崎一(やまざき・はじめ)
タチバナの声:檜山修之(ひやま・のぶゆき)
■この人物が変身する怪人
■説明
宇宙京都大学の教授であり、ヴァルゴ・ゾディアーツのスイッチャー。
宇宙特待生授業の特別講師として天ノ川学園高等学校に招かれた。
17年前、外宇宙技術開発機構OSTOに所属していた江本州輝は、ゾディアーツスイッチの開発に成功した我望光明の力に屈服。
彼に命じられるがままに、その共同研究者であり自身の友人でもあった歌星緑郎を月に置き去りにしてしまう。
だが、改心した江本州輝は月に残されたコアチャイルド=歌星賢吾を保護。亡き歌星緑郎の息子として彼をとある家庭に預け、その生活を密かに援助し始めるのだった。
以降は正体を隠しつつ、我望光明の野望を阻止する目的で行動。
成長した歌星賢吾にフォーゼシステムを託し、「反ゾディアーツ同盟のタチバナ」という仮面を被って朔田流星を仮面ライダーメテオとして採用した。
ホロスコープスにおいては裁判官であり処刑人のヴァルゴ・ゾディアーツとして活動。任務に失敗した者などをダークネビュラ送りにする役割を担っていた。
だが実際には犠牲者を出しておらず、密かに彼らをダークネビュラではなくM-BUS(エムバス)へと転送。我望光明との戦いが終わるまで冷凍睡眠状態で保護するという行動を取っていた。
ホロスコープススイッチ集めに協力していたのは、我望光明=サジタリウス・ゾディアーツを撃破する機会をつくり出すため。
12個のスイッチを利用してワープゲートを開く際にサジタリウス・ゾディアーツの攻撃力がゼロになることを把握しており、その瞬間こそが彼を倒す唯一のチャンスだと考えていた。
江本州輝はその後、如月弦太朗の強さを認めて自らの正体を明かし、歌星賢吾には歌星緑郎を手にかけてしまったことを告白。
最後は裏切り者としてレオ・ゾディアーツとリブラ・ゾディアーツに追い詰められ、我望光明との戦いを仮面ライダー部に託してこの世を去った。
■戦闘時の決め台詞など
「メテオストームスイッチ。それが、君の選択の結果だ」
「我望か……気をつけたまえ。彼は太陽のような男だ。迂闊に近づきすぎると焼け死ぬぞ」
「君のお父さん、歌星は地球だ。水のように溢れ出る無限の叡智。何より命のすばらしさを知っていたからね」
「よく判断した。フォーゼ達を見捨てて来たら、そのスイッチは手に入らなかったろう」
「負けたよ、如月君。君たちの言う友情を、もう一度信じてみてもいいのかもしれない」