たらんちゅらあんでっどタランチュラアンデッド

- 登場作品
- 仮面ライダー剣
- 初登場回/初登場作品
- 第26話『俺を動かす力』(2004年7月25日放送)
■説明
タランチュラの祖である上級アンデッドで、クラブのカテゴリーK。
左の掌から目標を拘束する糸を放ち、右腕前腕に装着した大きな鉤爪を振るって戦う。
上級アンデッドだけに相応の実力があり、人間の姿のままでも仮面ライダーカリスの攻撃を避けきれるほど技量は高い。離れた場所のアンデッドを感知するだけでなく、その内面をも読み取るほど鋭敏な感覚を備え、人間の記憶を消したり心の声を風にして再生する力もある。
その一方、ほかのアンデッドとは違って「己の種の保存」に対する欲求がほとんどなく、アンデッド同士での戦いを忌避してチベットに潜伏していた。しかし、のちにチベットへ渡った烏丸啓と出会い、戦いを終わらせるべく彼への協力を決めた。
人間に化身した姿は嶋昇。剣崎一真らに宛てた烏丸啓の激励の言葉と、彼が開発したラウズアブゾーバーを届けるため、飼っているナチュラルを連れてチベットから来日した。当時、剣崎たちはエレファントアンデッドへの対応に苦慮していたが、嶋が渡したラウズアブゾーバーの力で封印に成功している。
その後、嶋はスパイダーアンデッドの邪悪な力に侵食されつつある上城睦月を案じ、彼に接触。睦月の心を操るためにスパイダーアンデッドがわざと封印されたのだと知り、自ら彼に封印されることで内部からその影響を抑えようと決心した。
残念ながら嶋だけではスパイダーアンデッドを抑え込めなかったが、のちに同じくあえて睦月に封印された城光ことタイガーアンデッドの協力を得て、睦月からスパイダーアンデッドを分離、実体化させることに成功。嶋の力を使いこなした睦月はスパイダーアンデッドを再封印し、ようやく真の意味での仮面ライダーレンゲルになった。
身長:223cm
体重:124kg
特色/力:人間への化身、鋭敏な感覚、左手から放つ糸、右腕の鉤爪
声:相澤一成(あいざわ・かずなり)