ざりがーなザリガーナ

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第51話『ライダー4号は君だ!!』(1974年2月9日放送)
■説明
デストロンの大幹部のひとり、ヨロイ元帥の本当の姿。ザリガニの特性を持つ。
無数のトゲを備えた堅牢な甲羅で全身を覆っており、左腕の先端はハサミ型になっている。口から発火性の泡を放射したり、地中を自由に移動する能力を備えている。
また、背中には鋭い脚を備えた巨大な蟹のような甲羅を背負っており、それを取り外して足で踏み砕き、破片を相手に投げつけるという「甲羅くずし」という奥の手がある。
強大な破壊力を持つ兵器「プルトンロケット」の製造中に、作戦を知った者に対してザリガーナの姿となり、人知れず始末していた。
基地内に潜入した結城丈二ことライダーマンの前でもザリガーナの姿を披露し戦闘。続けて現れた仮面ライダーV3とも戦いを繰り広げるが、その間に自らを犠牲にしたライダーマンによって、プルトンロケットは破壊されてしまった。
次なる作戦として、首領の命令により「D作戦」を敢行。再生された怪人たちを率いて大規模な破壊活動を行うと同時に「少年仮面ライダー隊」の関係者を襲撃し、隊員たちや珠純子を誘拐した。
その後、処刑場に乱入してきたV3を迎え撃ち、最初はヨロイ元帥の姿で戦っていたが、途中でザリガーナに変化。だが、背中の甲羅に備わる脚を次々ともぎ取られために焦って距離を置くと、奥の手となる甲羅くずしを仕掛ける。だが投げつけた破片はV3に難なくよけられてしまい、続けてまるで結城丈二への仕打ちを返されたが如く、左腕のハサミを破壊されてしまう。もはや反撃する術もなく、トドメとばかりに放たれた「V3フル回転キック」を受けて倒れると、ヨロイ元帥の姿へと戻ってしまった。
這々の体でアジトへと逃げ帰り首領に助けを求めたが、役立たずの烙印を押された挙げ句に怒りの一撃を受けて爆破、消滅する哀れな末路を辿った。
なお、第52話にも再生怪人として登場している。
身長:179.0cm
体重:87.0kg
特色/力など:左腕のハサミ、甲羅くずし、口から吐く発火性の泡、地中を移動
声:沢りつお(さわ・りつお)