おにびせいうちオニビセイウチ

- 登場作品
- 仮面ライダーV3
- 初登場回/初登場作品
- 第32話『鬼火沼の怪 ライダー隊全滅!?』(1973年9月22日放送)
■説明
セイウチの能力を持つ改造人間。
キバ男爵率いる「キバ一族」のひとりで、目を引く巨大な牙はソロモン海で磨かれたという。
身体の周囲に鬼火を発生させて操る能力を持ち、これを敵にぶつけて攻撃するほか、鬼火を戦闘員に変化させることもできる。さらに水中での動きを得意とし高速行動も可能なため、できるだけ水辺で戦い、敵を自身が得意とするフィールドである水中に引きずり込もうとする。
また、呪いの悪魔の儀式により、生き血を飲んだ人間の姿へと擬態できるが、鏡には本来の姿が映ってしまう。
「少年仮面ライダー隊」の壊滅を狙い行動開始。隊の合宿地となる鬼火沼の山荘を経営する伊藤を誘拐してその姿に擬態し、隊員たちを待ち受けた。しかし、少年仮面ライダー隊を監視する戦闘員の姿が風見志郎に見つかって計画が露見。すべての少年仮面ライダー隊の隊員たちが集まるのを待って全滅させる予定だったが、キバ男爵の指示により計画は変更となり、現在までに集まっている隊員に対して襲撃を敢行する。
その過程で珠純子に正体を悟られてしまったため彼女を始末しようとするが、そこに現れた志郎がV3に変身し戦闘となる。鬼火を放っての攻撃や戦闘員との連携攻撃を駆使して追い詰め、V3を鬼火沼へと叩き落とすことに成功した。
その後、改めて純子を亡き者にしようとするが、仕留めたはずのV3が駆け付け、再戦に突入。V3を鬼火沼に引きずり込んで有利に立とうとするが、その考えを悟られて地上に投げ戻され、必殺の「V3フル回転キック」を喰らってしまう。残された力を振り絞り、地下に隠されたアジトへとV3を誘き寄せると、キバ男爵に見守られながら息絶えた。
なお、第52話にも再生怪人として登場している。
身長:177.0cm
体重:67.0kg
特色/力など:鬼火を操る、水中戦が得意、生き血を飲んだ人間の姿へと擬態
声:八代駿(やしろ・しゅん)